市川太一さん「まとまり過ぎていた」と気付かされたこととは? 『イケメンシリーズ』新作キャストインタビュー第3弾!
大人気アプリゲーム『イケメンシリーズ』の5周年記念アプリ第2弾として発表された『イケメンライブ 恋の歌をキミに』(通称、イケラブ)。本作の2018年夏リリースを記念して、主人公(あなた)との恋のお相手を演じる豪華声優陣12人のインタビューを毎週木曜日にお届けします!
イケラブは、自由なメロディと想いがこもった歌詞による『歌』が政府に規制されている近未来の日本が舞台。規制対象の『歌』をこっそり創っていたあなたは、個性豊かで無謀なアーティストたちと出会い恋に落ちる時、世界にたった1つのラブソングが生まれる、“音楽”ד恋愛”シミュレーションゲームとなっています。
今回は、女の子のような容姿の“男の娘”で、あなたの友人・木蘭宗詩役の市川太一さんをピックアップ。女の子のオシャレが好きな宗詩は、その美貌から男性にモテますが、中身はれっきとした“オトコ”で、カポエイラとジークンドーで身に付けた蹴りでしつこい男性を蹴散らす一方、実は女性にも異性として人気があります。戦闘能力最強で、美貌の“男の娘”デザイナー・宗詩役の市川さんに、キャラクターの印象や役作り、主題歌の感想などについて伺いました。
第一印象は「(キャラクターに合う声を)出せるのか?」
――まず、キャラクターイラストを見た印象はいかがでしたか?
木蘭宗詩役・市川太一さん(以降、市川):最初はキャラクターのイラストだけいただいたので、「あれ? 僕の演じる役で合ってるかな?」と正直思ってしまいました(苦笑)。後々、れっきとした男の子で、あくまで女装が好きな“男の子”という設定を知って、「このキャラクターを頑張って演じたい」と思いました。
――「れっきとした」ということは、女性だと思ったんですか?
市川:僕は、女性を演じろと言われているのかと思いました(笑)。かわいらしいイラストでしたし、女性にしか見えなくて。一瞬「演じられるのか?」と、すごく頭を巡りましたけど、キャラクターの名前と設定を見て、彼は男性ということが分かり、そこは女性感を出さなくていいんだと知って、安心した思いがあります(笑)。
――そんなキャラクターの役作りや、収録で意識した部分があれば教えてください。
市川:かわいらしい容姿なのに武術を習っていて、シェアハウスの中で一番強いところが男性的だと感じました。台本を読ませていただいた時に、主人公を女性として“意中の相手”と意識し始めた時のセリフとのギャップにも驚いて、どう演じていこうかなと考えましたね。
セリフ自体も、口調は割と優しい語尾の使い方をするのかなと思ったんですが、「~だろ」とか「~な」とか、男らしいセリフ回しも多かったので、キャラクターのイラストとセリフを擦り合わせていくのは難しかったです。女性の格好をしているのは、元々学校の制服がダサかったからというのが入り口なので、彼としては自分を綺麗に見せたいという気持ちが一番強いのだと思います。
なので、女性らしい高い声を出そうとか、そういうキャラクター作りをしようという意識はあまりしないで、そのままの男性のトーンで役作りをしていこうと思いました。普段、主人公に対しては、仲のいい女子友っていう感じだし、幼なじみのりっちゃん(銀波律)には、からかうというかお姉さん的な立ち位置で話し掛けていたり、他のキャラクターに対してはフラットに話していたりするので、話し掛ける相手によってトーンや口調は使い分けて演じました。
口調が結構強かったり、サバサバしているなという印象を受けたのですが、収録では「そんなにサバサバしすぎないで、ちょっと抑えて。あくまで余裕があるからか、そうそういうセリフが言えるんだよ」とディレクションをいただいたので、強く出過ぎないよう意識しましたね。回りくどくするわけではなく、ちゃんと一言で核心をつくような表現が多かったので、その加減がすごく大変でした。りっちゃんとのセリフは演じていてとても楽しかったので、次は掛け合いで演じたいなと思います。
――まだ知らない方に分かりやすいよう、キャラクターを表現したテーマ曲を決めるとしたら、どんな曲をイメージしますか?
市川:柔らかいメロディの中に、ストレートでメッセージ性のある曲がテーマ曲として合うのではないかなと思います。セリフにストレートな感情表現が多い印象を受けたので、「伝えたいことを、すごくまっすぐに伝えたい」ところが彼にはあると思うので。特定の状況に置かれている人に対してメッセージが伝わればいいかなと思います。
「まとまり過ぎていた」と気付かされた主題歌収録
――今回、主題歌もキャラクター12人で担当されたということで、歌っての感想や聴きどころなどがあれば教えてください。
市川:イントロから、すごく爽やかなロックミュージックという印象がありました。僕は、キャラクターソングでノリやテンポのいい曲を歌う機会があまりなくて、初めて歌わせていただきました。
僕が収録する時には、既に収録済みの方がいらっしゃって、その方々の歌を聞かせていただいてから収録に入ったのですが、音楽に乗っている皆さんの歌声がすごく響くというか、完成する前の段階からすごいなあと思い、改めて頑張らないといけないなと思いました。
アップテンポのリズムに合わせて歌詞を乗せていくという作業に、僕は慣れていなかったので大変でしたが、ディレクションをいただきながら収録させていただいて、新しい経験もさせていただいたので、とても楽しかったですし、ありがたかったです。
――他の方の歌声を聞いて学んだことや、収録前にイメージしていた歌い方から変化した部分はありましたか?
市川:歌で表現することに長けている皆さんの中、僕は最初、メロディにうまく歌詞を合わせて歌うことに一生懸命になり過ぎていたなと思ったので、表現とはどういうことか、「キャラクターで表現することとは?」ということを再度考え、試行錯誤しながら歌わせていただきました。特に、メッセージをストレートに伝えるという部分は意識しましたね。歌声も良い響きが出せるよう心を込めて歌わせていただいたので、そこも注目していただければと思います
――作品にちなみ、ご自身の“心が震えた音楽や瞬間”があれば教えてください。
市川:平井堅さんの『瞳をとじて』です。僕は普段、テレビや映画を見て泣いたりしないんですけど、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の中で、『瞳をとじて』が流れた瞬間に「ああ、悲しいんだ」という思いがあふれて涙が出てきて驚きました。どんなにいい作品を見ても、心には残るんですけど涙は出なくて、本当にあまり泣かないんです。ストーリーも感動的なのですが、音楽の力でさらに感動的になっているのではないかなと思いました。
――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
市川:僕が演じる木蘭宗詩くんは、キャラクターの見た目はかわいいのですが、見た目にだまされないでください! 実はすごく男らしく、ストレートに感情を表現する子で、もし仲良くなることがあれば、いろんなことが起きると思います。他にも魅力的なキャラクターたちがいますし、プレイされる皆さんの目にかなったキャラクターがいると思います。ぜひ、『イケメンライブ』のリリースを楽しみにしていてください。
なお、市川さんら出演キャスト全メンバーが歌う主題歌「最愛PHRASE」は、公式PVで公開中。主題歌「最愛PHRASE」は、スマイルデイズが制作するオリジナル楽曲で、疾走感あふれる楽曲に仕上がっています。
また、『イケメンライブ 恋の歌をキミに』の、公式サイト、公式Twitter、公式 LINE@にて、事前登録も実施中。すでに『イケメンシリーズ』のタイトルをプレイ済の方も、まだプレイしたことのない方も、彼らが紡ぐ音楽と物語に触れてみてください!
『イケメンライブ 恋の歌をキミに』概要
本作は、自由な“歌”が、政府によって規制された近未来の日本を舞台に、アーティストの彼とのラブストーリーが楽しめる“音楽”ד恋愛”シミュレーションゲームです。歌う自由が奪われた世界で、彼らが、主人公であるあなたのためにラブソングを歌うシーンは本作の見どころであり、魅力の一つです。
キャラクターデザインは、「イケメンシリーズ」では初の起用となる、人気イラストレーター・さといさんが手掛け、作品を彩るキャスト陣も蒼井翔太さん、小野友樹さん、梶裕貴さん、KENNさんなど、豪華メンバーが集結しています。
<登場キャラクター>
銀波 律(CV.蒼井 翔太)
木蘭 宗詩(CV.市川 太一)
千草 響一郎(CV.伊東 健人)
銀波 弓弦(CV.植田 圭輔)
天宮 アンリ(CV.大河 元気)
椿 麻琴(CV.小野 友樹)
蘇芳 楽(CV.梶 裕貴)
藤代 旋(CV.黒田 崇矢)
朱真 遥音(CV.KENN)
藍墨 晃揮(CV.近藤 隆)
東雲 詠介(CV.谷山 紀章)
眞白 奏(CV.深町 寿成)
※CV50 音順
名称:イケメンライブ 恋の歌をキミに
情報提供:株式会社サイバード
配信開始日:2018年夏予定
ジャンル:音楽 x 恋愛♪シミュレーションゲーム
価格:基本プレイ無料、アイテム課金制