寺島拓篤さんインタビュー|愛読している『転生したらスライムだった件』と全曲作詞したOP曲「Nameless Story」への想いとは?
寺島拓篤さんの8枚目のシングル「Nameless Story」が10月17日リリース! 表題曲の「Nameless Story」は、10月より放送予定のTVアニメ『転生したらスライムだった件』(以下、転スラ)のOP曲としても期待が高まる一曲となっています。
その他にも、カップリングを含め全3曲を寺島さん自らが作詞。『転スラ』にリンクした内容かつ、年末の『おれパラ』に向けたパーティチューンも収録されています!
そこで、リリースを控えた寺島さんへインタビューを実施。『転スラ』の印象、そして各収録曲の紹介と作詞のポイント、『おれパラ』への意気込みなど語っていただきました。
『転スラ』出演とOP曲を歌う意味に感激!?
──8枚目のシングルはTVアニメ『転スラ』のOP主題歌ですが、まず『転スラ』の印象をお聞かせください。
寺島拓篤さん(以下 寺島):今回のタイアップのお話をいただく前からマンガ版を読んでいたんです。大好きな作品だったので、アニメ化が決まった時には「マジか!?」と驚いたし、ワクワクしました。
そして、出演できてうれしいなと思ったら、まさかの三上悟役で。リムルに転生する前の中年男性で、大切な役柄ではあるけど、1話早々に死んでしまうキャラを演じる僕が主題歌を歌うのってどうなのかなと(笑)。
その後で監督やスタッフさんから、リムルなんだけど、あくまで中身は三上なんだよと忘れないように三上役の僕がOP曲を歌うことで、毎回三上の声を出していきたいんですとご説明いただいて。
「だからこのキャスティングで、OP曲を僕が歌うことになったんだ」と驚きつつ、感動しました。
そして、リムルは岡咲美保さんの声で物語は続いているけど、そこには三上の魂と寺島が声をあてた事実がちゃんとついてくるという、今まで聞いたことも見たこともない、まったく斬新なやり方なんですよ。
──すごいですね。でもある意味、岡咲さんも大変ですよね。
寺島:若い女性が37歳の童貞のおじさんを演じ続けるわけですから(笑)。第1話の収録の時、セリフ数は少ないけど、何か残せればと思って、岡咲さんにちゃんと見てもらえるように三上のお芝居をしなくてはと、緊張しながら演じました。
──三上が転生したのがスライムだったわけですが、最強という気がします。
寺島:すごいチートなんですよ。相手を捕食して、その能力をすべて取り込んでしまうわけですから。でもリムル自身がチートというより、中にいる大賢者がすごいんです。
リムルだけじゃなく、転生者誰もがその可能性があるのがおもしろくて。転生ものの作品はたくさんあるけど、それぞれ独特の転生の意味合いを持っているのがいいですよね。
自分の名前に誇りを持ち、胸を張っていきていけるようになりたい
──自身で歌う曲はほぼ全曲作詞されてきたように、今回も作詞されています。制作するにあたって、アニメのスタッフサイドからのオーダーはあったのでしょうか?
寺島:それがまったくなくて。だから、原作を何度も読み返しました。でも好きな作品だからまったく苦じゃないんですよね(笑)。
前回、タイアップ曲を歌わせていただいた『SERVAMP-サーヴァンプ-』の時もそうでしたが、何度読んでも楽しいし、「これは使えるかも!」という発見があるんです。
今回も読み返していく中で、何を柱にしようかなと探すのが楽しかったです。
──ではElements Gardenの上松範康さんからの曲が届いた後に、ご自身のイメージで作詞されたと?
寺島:そうですね。上松さんが作曲を担当されて、作品の劇伴もElements Gardenさんだと最初にうかがいました。
先日、西武ドームで行われた『うたの☆プリンスさまっ♪』のライブの時に、ごあいさつしたら「何でも注文あったら言ってね」と言っていただきましたが、上がってきた曲が良すぎて、何も注文することはなくて。むしろかっこよ過ぎて、緊張しました。
僕自身は作品の一部としてふさわしい曲であれば、という想いだけが願いだったので大満足です。
──歌詞についてですが、曲名の「Nameless Story」も含めて、『転スラ』の作中で大きな要素になっている名付けや名前がテーマになっているような気がします。
寺島:これが一番おもしろいところだろうなと。主人公がすべて、名前さえも失ったところから始まって。でも出会ったもの達に名前を付けていくという、逆説的な展開がおもしろいんです。
僕自身も読んでいて名前が付いていないキャラがいたら、「どういう名前になるんだろう?」とワクワクしました。
最初にリムルという名前を与えられて新しい存在になって、流動的で形を持たないスライムが1人の存在として人格を形成していくところが魅力的なポイントだから、そこを書くしかないと思ったんです。
──寺島さんは毎曲、作詞する時に自分が好きだった作品やキャラをイメージして書かれていますが、タイアップだとその作品を明らかにできるのがいいですね。
寺島:ここだよというのがわかってもらえるのでいいですね。ただ作品の元ネタがわかっている以上、楽曲単体として成り立たせるために、もう1つ歌詞で伝える柱が必要だなと思っています。
それが名前を付けることで存在が確立されるというところから、現実世界での自立につながればいいなと思って、構成していきました。
子供の頃に思い描いていた夢だったり、こんな職業に就きたいという夢が、実際にその職業に就いた時、いろいろな試練が襲ってくるわけで。
専門学校などの講演でお話をさせていただく時、声優を夢見ている子たちと声優を仕事としている僕のギャップで、伝えられることは何だろう? と考えた末、夢が現実になった瞬間から大変なんだよと伝えています。
それをこの歌詞でも出していけたらいいなと思って。だからもう1つの柱は「大人になる」で作りました。
──「カミサマはいったい何をくれたの」という歌詞は結局、欲しいものやなりたいものは自分自身が頑張って、つかみ取らなければいけないというメッセージにも聴こえました。
寺島:モラトリアムの時期って、「自分はいったい何なんだろう?」と悩むと思うけど、答えを出してくれるのは神様ではないし、与えてくれるのは親や環境のほうが大きいし、そこから選び取るのは自分。
自分に責任を持って、自分はこういうものだと名乗れる日がいつか来るように頑張らなきゃいけないって。それは今も思っていることだし、この年齢になってようやく寺島拓篤ってこういう人間なんだと言えるようになったかなと。
歩んでいく人生の中でまだまだ変わっていくと思うけど、ちゃんと寺島拓篤という名前を誇っていきたいなという想いも込めています。
──「キミから溢れ出す涙もいつか誇りになるだろう」にはそんな意味も?
寺島:皆さんにもそうあってほしいなと思っているんですよ。あと今はSNSとかで名前を好きに変えられるけど、親からもらった名前で現実を生きていく大切さも伝わったらいいですね。
──ファンタジー冒険ものは成長譚でもあるので、現実につながるメッセージも込めやすいかも。
寺島:そうですね。特にこの作品はシンクロ率が高いのかもしれません。
──サウンドは「magic words」のような爽快感のある広がる感じで。Elements Gardenの楽曲だと重厚で壮大なイメージがありますが、この曲はクラシックギターがポイントになっているのが意外ですね。
寺島:確かにイメージにないですよね。ファンタジーなのにリアリティのある音というのがおもしろいです。
──疾走感のあるサウンドからAメロの2ブロック目でいきなりリゾート感のあるフージョンっぽいサウンドに変わって。
寺島:あの展開は想像できないですよね。Dメロもいろいろやっていて。一瞬聴いただけだと王道でカッコいい曲なのに、掘り下げて聴いていくと「あれ?」と気になったり、不思議ポイントがいっぱいあって。
──でもクラシックギターを重ねたり、音の厚みやこだわりは編曲の藤田淳平さんらしいですね。
寺島:ギターの弾き方も独特なやり方をしていると思います。初めていただいたデモの段階では、生音も入っていない状態だけどメロディが際立っていて。
上松さんの書くメロディはカッコいいし、きれいだし、キャッチーなんだなと改めて感じました。
『うたプリ』で身近になり過ぎた感があるんですよね。現場でも気さくに話してくださって。でもやっぱりすごい音楽家なんだと実感させられた楽曲でした。
──お気に入りのフレーズを挙げていただけますか?
寺島:やっぱりタイトルですね。あとはサビの最後の1行「stand up to the period! さぁ行こう!」です。
ピリオドに立ち向かっていくという意味ですが、作品的にもそうだし、実生活でも1つ区切りがついてもまだその先に行けるかどうかは自分次第で。そこで「さぁ行こう!」と言える強さを持っていたいという願いを込めています。
気持ち的にも音的にもカッコいい感じになったなと気に入っています。自分の中から生まれたものも少なからず入っているので、頑張って組み立てたものをぜひフルで聴いてほしいです。
──そして毎回楽しみなMVですが、今回はどんな映像に?
寺島:作品の設定のイメージをお借りして、僕がゲームをしていたら寝落ちして、目が覚めたら異世界にいたという感じです。群馬県の山奥のとある施設で撮影しました。
楽曲も抜けがいいので、「青空になったらいいね」と話していたけど、当日は濃霧で。でもそれはそれでファンタジックでいいんじゃないかなと。ただ撮影班は機材が濡れてしまうのでケアが大変そうでしたけど……(笑)。
その環境でリップシンクを撮った後、お城に移動して。寝巻のまま、異世界に飛ばされるので、その世界に見合った服を少しずつ手に入れて、リップシンクのシーンでの衣装が完成するようになっています。
それがゲームなのか、夢なのか、異世界なのか、わからないような作りになっていて、撮影も今までにない感じで楽しかったです。
盛り上がるライブチューン第2弾のイメージはあのヒット曲!?
──ではカップリング曲のお話も。まず「みんなでH!P!Y!(ハッピー!ワーイ!)」はライブで盛り上がるパーティチューン「ビビッドナイトフィーバー」の流れを汲む楽しい曲ですね。
寺島:ディレクターと「ビビナイ2」を作ろうと。去年、森久保さん、鈴村さん、小野さんのお力をお借りして作った曲「KimiKimiShake」の感じを、1人でもできたらいいなと思ったんです。
あの曲からもらったパワーがすごかったから1人で挑戦してみたくて。作っていたのがちょうど夏だったので、信じられなかった暑さとみんな溶けそうだった感じをスライムに例えて書けたらいいなと。
──スライムだけでなく、「リセマラ(リセットマラソン)」もオンラインRPGで使われる用語だし、『転スラ』らしさも。
寺島:フィクション感がありますよね。ディレクターからは「とにかくIQを下げてくれ」という注文だけ受けて。僕は頭でっかちになりがちで、考え過ぎなところがあるので、せっかくだから「大丈夫かな?」と思うところにも踏み込んでみようと思いました。
「リセマラ」を入れてみたら、ディレクターから歌詞で見たのは初めてと言われました(笑)。
この曲の一番最初のとっかかりは1Aの「MからLに着替えちゃって」で、「スライム(SLIME)」のMとLを入れ替えると「スマイル(SMILE)」になるのをうまく組み込めたらいいなと。
作中でもリムルが「スマイルスライム」とたまにふざけて言っているのを見て、いい言葉だなと思って、使ってみたんです。そこから着想を得て、サイズ変更して楽に行こうと。
ライブをどうしても意識してしまったし、夏だったから野外フェスでやったら楽しそうだなという曲にしたくて、ライブに通じる歌詞もそこかしこに入れてみました。
──夏もライブもそうですが、細かいことを気にせず、ただ楽しもうという歌詞で、頭を使わなくていいのが気持ちいいです(笑)。
寺島:「何にも考えず楽しもうぜ」と1行で済むことを、長々やっているという(笑)。
──サウンドが90年代のJユーロっぽくて、懐かしさも感じます。
寺島:実はサウンド的には今、老若男女の間でブレイクしているあの曲のイメージで。作曲のKAZさんもその曲の編曲をされている方で、一見バカに見える内容もそれくらい本気でバカをやろうという意気込みで作りました。
──ライブでお客さんが参加できる部分もたくさんありますね。
寺島:「ビビナイ2」ですから。振りも今のうちに作って、『おれパラ』でわかりやすくできたらいいなと思っています。
何も考えずにできることをしたいんです。歌詞の中でも「光る棒でもタオルでも」と歌っているようにそれぞれの楽しみ方でいいと思うし、振りもその場で見てもできる簡単なものにしようと思ってます。
──この曲を聴いた方は寺島さんがステージ上でどんなパフォーマンスをするのか、思い浮かべて楽しみになるでしょうね。曲中でも笛を吹いたり、いろいろしてるし。
寺島:僕もライブを早くやりたいと思うけど、どうやればいいか、わからなくて(笑)。可能性があり過ぎて、どれにすればいいのか、難しいですね。でも確実に盛り上がる曲なので、ふさわしいパフォーマンスを頑張りたいです。
──あとは夏疲れしている人や楽しかった夏を振り返りたい人にもオススメですね。
寺島:今年の夏はしんどいイメージが強かったけど、僕は夏が好きだから「しんどかったけど、楽しかったよね?」と、楽しかった思い出のほうを増幅してもらえたらという想いもあります。
そして「ライブで楽しもうね」という曲なので、いつか夏の野外でやれたらいいなと思ってます。
──「ビビナイ」とこの曲を連続でやったら体がもたないような。
寺島:確かに。でもすごくやりた~い!「KimiKimiShake」とつながる、音のテンション感もあるので、「その3曲を並べたらヤバいね」とディレクターと話してました。さて、実現する日はあるのやら?(笑)
「calm」は誰をテーマにしたのかアニメを見て想像してください
──3曲目の「calm」は前2曲とは対照的ミディアムバラードですね。
寺島:ディレクターから「ジェッジジョンソンはどう?」と提案されたんですけど、その時は詳しくなくて。それでMVを見たらめちゃめちゃ、カッコよくて、即お願いしました。
ジェッジさんの曲は英語詞の曲が多くて、実際にいただいた曲を聴いてみたら絶対英語がハマる! と思いました。だから英語の歌詞を多めにししながら作詞を始めましたね。
この曲も『転スラ』の登場人物のことを歌っていて、リムルの視点に僕が受けた印象をプラスして歌詞にしています。
──1コーラス目がすべて英語で、2コーラス目から日本語詞に変わるという手法は珍しいですね。
寺島:似たようなことは3rdアルバム『REBOOT』の収録曲「flow」でやっているけど、それとはまた違います。
もっとメッセージ性が伝わるように、英語でストレートなことを言って、日本語部分で抽象的かつ印象的な表現にしています。
英語詞は、音符1つに単語1つを入れらて、音のハマりがいいので好きなんですよ。だからもっと英語詞の曲を作りたいんですけど、何分、あんまり英語の勉強をしてこなかったので(笑)。
いつも調べながら書くのが大変ですが、ジェッジさんに「英文法的に大丈夫ですか?」と聞いたら「大丈夫です」と言っていただけたからいいのかなと。
独特な慣用句なども使っているので、直訳しても伝えたかった意味にはならないと思いますが、みなさんには、よければ翻訳に挑戦していただきたいですね。
──作中でリムルにとって大切なキャラとのあの泣ける名シーンで流れそうな曲ですね。
寺島:わかりましたか? 原作を読んでいる人にはバレバレかもしれないけど(笑)。曲名もヒントになっています。
今回、お話をいただいた時からそのキャラのことを書こうと思ってました。たぶんこのシングル発売時にはまだそのシーンは流れていないと思うので、この曲を聴いて、歌詞の意味も自分なりに想像して、毎回誰のことなのか? と思いながらアニメを見ていただけたらより楽しんでいただけると思います。
そして「あっ、このシーンの曲だったんだ!」とわかった瞬間は気持ちいいと思うし、この曲も更に深く心に染みてくるかなと。
──お気に入りのフレーズは?
寺島:1サビの「one」から数え唄のように、対象のキャラから得た大切なことを1つずつ並べていく言葉選びがおもしろかったです。
1音1音が長めだからできることだったのかなと。もし詰め込んだ音符の並びだったら丁寧に描いていくことができなかったし、この曲ではリムルに対してだけではなく、人としても大切なことを散りばめることができたかなと思っています。
『おれパラ』での初披露もお楽しみに!
──ジャケット写真は流れるようなスタイリッシュなビジュアルですね。
寺島:スライムに焦点を当てて。撮影自体は白壁をバックに、態勢を変えて頑張っているだけですけど、後でモーフィングというか液体状のCGを足していただきました。だから撮影は割と地味でした(笑)。
──スライムというとコミカルなイメージがあったので意外でした。
寺島:どうしても国民的RPGのモンスターのイメージがね(笑)。でもスライムにもいろいろな形があるし、そもそもスライムは液体みたいなもんだからという発想からで。そしてこのイメージになるなんて、デザイナーさんってすごいなと思いました。
──話題は変わりますが先日、年末の恒例となった『おれパラ』の開催日とゲストが発表されましたね。
寺島:はい。今回は今までにないゲスト構成になっているので、見たことがない景色が見られそうです。
まず最終日に登場する小野D(大輔)さんと近藤孝行さんのD・A・Tはレーベルの垣根を越えての参戦で、まだパフォーマンスを見たことがない人にぜひ見てほしいです。
初めてD・A・TをMVを見た時から「何でこの人達はこんなことやってるの!?」って驚いたくらいで。アレを『おれパラ』で見られるのは楽しみです。
更に森久保(祥太郎)さんのbuzz★Vibesも同日に参加して、他の3公演はフレッシュなメンバー。決まった時、「これ新しいな」と思い、とても楽しみにしてます。
──『おれパラ』の今の状況は?
寺島:サブタイトルが「We’luminate☆PARTY」に決まったばかりです。今回はみんなでアイデアを出し合って決まった感じです。いつもの小野さんがスーパーゴールを決めたのではなく(笑)。
でも今回のシングルで「みんなでH!P!Y!(ハッピー!ワーイ!)」を作ったのも『おれパラ』があったからでもあって。『おれパラ』で披露するならライブ曲、みんなで一緒に楽しめる曲をと思いますよね。最速での披露となるので今からワクワクしています。
──なるほど。あと今後のご予定は?
寺島:11月4日、東京でお渡し会イベントをやります。お渡し会自体が久しぶりなので、「うまくしゃべれるかな?」とすごく緊張してます(笑)。
ご参加していただける方に少しでも楽しい時間を過ごせたらと思っているし、シングルの曲の感想や好きなところなども聞けたらうれしいです。気軽に遊びに来てください。
──では最後にメッセージをお願いします。
寺島:『転スラ』はすごくおもしろいので、僕が主題歌を歌うことで知ったという方はぜひ見てみてください。そして興味が湧いたら原作も。僕が大好きな作品をもっといろいろな人に知っていただきたいです。
原作ファンの方にはOP曲を気に入っていただけたらうれしいです。シングルの3曲共、『転スラ』の要素が入っていて、それぞれに違う魅力があると思うので、シングルも聴いてみていただけたらと。
そして生で聴いていただく機会として年末の『おれパラ』があります。今年も今までと違う、でもどこかで見たことがある、安心感のあるイベントなので、初めての方もふらっと遊びに来ていただけるくらい気楽に楽しんでいただけるはずです。
もちろんステージ上ではホスト4人とゲストの方が全力でおもてなししますので、お待ちしてます!
[取材・文/永井和幸]
リリース情報
寺島拓篤8thシングル 『Nameless Story』
TVアニメ『転生したらスライムだった件』 オープニング主題歌
2018年10月17日発売!!
寺島拓篤(てらしま たくま)、待望のニューシングル! 昨年はアルバムリリース、全国ツアー、おれサマー、おれパラ出演と盛り沢山の寺島拓篤、待望の8枚目のシングル!
作曲はElements Gardenの上松範康が担当! 作詞は表題曲・カップリング曲含め全て寺島拓篤本人が手掛けます!
<INDEX>
①Nameless Story
作詞:寺島拓篤 作曲:上松範康
②みんなでH!P!Y!
作詞:寺島拓篤 作曲・編曲KAZ
③calm
作詞:寺島拓篤 作曲・編曲:藤戸じゅにあ (ジェッジジョンソン)
④Nameless Story -Instrumental-
⑤みんなでH!P!Y! -Instrumental-
⑥calm -Instrumental-
<PROFILE>
寺島拓篤(てらしまたくま) 石川県出身の12月20日生まれ。アクセルワン所属。
TVアニメ「創聖のアクエリオン」アポロ役で華々しいデビューをかざり、 2011年、TVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』一十木音也役や TVアニメ『セイクリッドセブン』丹童子アルマ役などの主役をはじめ、 多数のアニメ・ゲーム作品の声をあてる人気の男性声優の一人。
数々のキャラクターソングを歌いこなす歌唱力の高さと、 G.Addict(オリジナルアニメーション企画『グラール騎士団(グラールナイツ)』の メインキャスト梶裕貴・阿部敦・寺島拓篤・堀江一眞の4人がユニット) として魅せたライブパフォーマンスも業界屈指。
<LIVE INFORMATION>
Original Entertainment Paradise -おれパラ- 2018
ランティスレーベルの男性声優たちによる音楽の祭典「Original Entertainment Paradise」略して”おれパラ”。 大人気声優である、小野大輔、鈴村健一、森久保祥太郎、寺島拓篤の4人を ホストにそれぞれの個性あふれるパフォーマンスで織り成す、 出演者全員が本気で音楽に取り組むライブイベントである”おれパラ”、今年も開催決定!
日程:
2018年12月8日(土)開場15:00/開演16:00
2018年12月9日(日)開場12:00/開演13:00
会場:兵庫・神戸ワールド記念ホール
日程:
2018年12月22日(土)開場15:00/開演16:00
2018年12月23日(日)開場12:00/開演13:00
会場:東京・両国国技館
出演者:小野大輔/鈴村健一/森久保祥太郎/寺島拓篤