田村ゆかりさん、水樹奈々さん、植田佳奈さんら声優陣12名登壇!『魔法少女リリカルなのは Detonation』公開記念舞台挨拶公式レポ到着!
2018年10月19日(金)に公開された劇場版アニメ『魔法少女リリカルなのは Detonation』(以下、本作)。その公開3日目となる10月21日(日)に、新宿ピカデリーで公開記念舞台挨拶が行われました。本稿では、田村ゆかりさん、水樹奈々さんら豪華声優陣12名が登壇したこのイベントより、公式レポートが到着しましたのでご紹介します。
新宿ピカデリー1回目の舞台挨拶は、14:10回の上映終了後に開催。会場には公開を待ちわびていたファン約550名が集まったほか、全国の上映劇場89館にてライブビューイングの実施も。
『魔法少女リリカルなのは』シリーズは、2004年のテレビアニメ第1作目放送以降、長年愛されてきた熱血バトル魔法アクションアニメ。これまでテレビシリーズ4作、劇場版3作が公開され、劇場版1作目はテレビシリーズのリメイクながら、興収計約9.5億、動員数計約67万人と人気を博しました。
本作は、昨年7月に公開となった完全新作劇場版『魔法少女リリカルなのは Reflection』の後編にあたり、前編で残された様々な謎がいよいよ解き明かされるとあって、公開前から大きな話題を呼んでいました。
司会の三嶋章夫統括プロデューサーの呼び込みで、総勢12名のキャストが登壇。
高町なのは役/田村ゆかりさん、フェイト・T・ハラオウン役/水樹奈々さん、八神はやて役/植田佳奈さん、アミティエ・フローリアン役/戸松遥さん、キリエ・フローリアン役/佐藤聡美さん、イリス役/日笠陽子さん、ユーリ役/阿澄佳奈さん、シグナム役/清水香里さん、ヴィータ役/真田アサミさん、シャマル役/柚木涼香さん、ザフィーラ役/一条和矢さん、クロノ・ハラオウン役/高橋美佳子さんが登場し、客席からは大きな拍手で迎えられた。
また、当日はハロウィンが近いということで、はやて役の植田さんと、はやての守護騎士を演じる4名(清水さん、真田さん、柚木さん、一条さん)はハロウィンアイテムを身に着けて登場し、会場を沸かせていた。
『Reflection』『Detonation』の二部作を通して見た感想を尋ねると、キャスト陣からは「感動した!」「何度も泣いた!」という声が。本作について、泣けるシーンや、心のメモに残したい良いセリフがたくさんあったと話した田村さん。中でもお気に入りのシーンとして、クライマックスにある、なのはが幼いなのはと対峙する場面をあげ、「幼いなのはの優しいセリフが心にグッときました!」と熱弁した。
水樹さんは、「14年前から続く『なのは』シリーズに関わる、たくさんの人の『なのは愛』が画面に凝縮している作品でした」と話し、自身もフェイトというキャラクターを長年演じ、キャラクターの成長を感じることができている喜びを語った。また、激闘の後の仲睦まじいなのはとフェイトの姿が、お気に入りポイントのひとつだとのこと。
植田さんは、『Detonation』は“3つの絆”が印象的に描かれている作品だったとコメント。「はやてと守護騎士たち」、「ディアーチェたち3人とユーリ」、「なのは・フェイト・はやて」という、異なる3つの絆のそれぞれに心を打たれたと話した。
お揃いのアイテムを身に着けて登場した守護騎士の面々は、仲の良さを感じさせるトークを繰り広げ、特に、全員が共通して、これまで後方支援を担うことが多かったシャマルが今作では戦闘で本格的に活躍していたことに触れ、驚きと喜びの思いを語った。
舞台挨拶中には、本作のカギを握るキャラクター・イリスを演じた日笠さんの熱演に対し、賞賛の声が繰り返しあがる場面も。そんな状況に日笠さんがツッコミを入れつつも、大好きな『なのは』作品に参加できた嬉しさを伝えた。
また、戸松さん、佐藤さんは、ストーリー以外の挿入歌や効果音、作画など細かい部分のこだわりにも注目。特に音響については、万単位の効果音が使用されていると三嶋統括プロデューサーから明かされ、会場にどよめきが起こった。
和気あいあいとした雰囲気で進んだ舞台挨拶の締めくくりは、高町なのはを演じた田村ゆかりさんから来場者へ向けてのメッセージ。
「今日、ここから見える皆さんの顔がとてもにこやかで楽しそうで、本当に良かったです。まだ公開されたばかりですが、皆さんにたくさん足を運んでいただいて、ロングランになってくれたらいいなと思います。この作品を見ていただいた皆さんに喜んでもらえたら、これ以上嬉しいことはありません!」
14年続いてきたシリーズであるが、初の完全新作となった劇場版二部作の完結は、長らく応援するファンにとっても、キャスト陣にとっても、涙なしでは見られない「なのはの集大成」といえる作品となったようだ。
映画『魔法少女リリカルなのは Detonation』作品情報
劇場版二部作 完結。目指したこの道の果て何が待っていても
【公開日】
2018年10月19日(金)より全国90館にて公開
【STORY】
惑星エルトリアからの来訪者、キリエ・フローリアン。
死に瀕した父親と故郷を救うため、地球に存在する「永遠結晶」を求めたキリエだったが
その旅は同行者「イリス」がキリエを利用するための嘘だった。
イリスの目的は、永遠結晶の中で眠っていた存在「ユーリ」への復讐だった。
妹キリエとイリスを追って地球を訪れていたアミティエ・フローリアン。
イリスによって呼び起こされた、3つの魂、ディアーチェ、シュテル、レヴィの3人。
地球の魔導師たち、高町なのは、フェイト・T・ハラオウン、八神はやてたちは
それぞれにイリスとユーリを止めるための戦いを始める。
イリスとユーリの過去とは?
かつてのエルトリアに存在した「惑星再生委員会」で起きた悲劇とは?
過去から連なる謎と宿命が、今、新たな物語を紡ぎ出す。
【STAFF】
原作・脚本:都築真紀
監督:浜名孝行
キャラクターデザイン:橋立佳奈
総作画監督:橋立佳奈・新垣一成・坂田理・森本由布希
バリアジャケット・デバイスデザイン原案:黒銀
デバイス設定:村松尚雄
プロップ設定:岡戸智凱
エフェクト設定:木曽勇太
美術設定:平澤晃弘
色彩設計:赤間三佐子
色彩設計補佐:上妻佳祐
特殊効果:福田直征
美術監督:ScottMacDonald
美術背景:スタジオちゅーりっぷ
撮影監督:田中唯
3DCGプロデューサー:田中臥竜(FelixFilm)
3Dモデリングディレクター:島野達也(FelixFilm)
3DBGディレクター:山口直人
3DCG:FelixFilm
編集:関一彦
音響監督:亀山俊樹
音楽:中條美沙
主題歌・挿入歌:水樹奈々(キングレコード)
エンディングテーマ:高町なのは(CV:田村ゆかり)
挿入歌:高町なのは(CV:田村ゆかり)、キリエ・フローリアン(CV:佐藤聡美)、ディアーチェ(CV:植田佳奈)
アニメーション制作:セブン・アークス・ピクチャーズ
配給:松竹
企画・製作:NANOHA Detonation PROJECT
【CAST】
高町なのは:田村ゆかり
フェイト・T・ハラオウン:水樹奈々
八神はやて:植田佳奈
アミティエ・フローリアン:戸松遥
キリエ・フローリアン:佐藤聡美
イリス:日笠陽子
シグナム:清水香里
ヴィータ:真田アサミ
シャマル:柚木涼香
ザフィーラ:一条和矢
リインフォースII:ゆかな
ディアーチェ:植田佳奈
シュテル:田村ゆかり
レヴィ:水樹奈々
ユーリ:阿澄佳奈
エレノア・フローリアン:伊藤かな恵
所長:山寺宏一
アンディ・ペントン:宮下栄治
ジェシカ・ウェバリー:大福弓子