『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』公開記念舞台挨拶、小清水亜美さん・名塚佳織さん・三瓶由布子さんが、アネモネ愛を語る!
11月10日に公開スタートとなった、『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』。本日11月11日(日)、新宿バルト9にて公開記念舞台挨拶が行われました。
会場には、本作の主人公アネモネ役・小清水亜美さん、エウレカ役・名塚佳織さん、レントン役・三瓶由布子さん、さらにエウレカセブンシリーズを進化させ続けてきた監督・京田知己氏が登場。公開を迎え、それぞれの今の気持ちと、アネモネへの想いを語りました。
また、本作の主題歌を歌う注目の新鋭・現役中学生アーティストRUANNさんが登場。、サプライズで主題歌「There's No Ending」の生歌を披露! まだ、若干15歳という若さで力強く歌い上げる姿に観客・キャストも圧倒され、思わず涙する場面も。次の第3弾にもキャスト・観客も期待高まる大盛り上がりのイベントとなりました。今回、その模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開していきましょう。
公開記念舞台挨拶より公式レポート公開
ついに10日(土)より公開となった『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』。遂に公開を迎えた気持ちを聞かれ、小清水さんは「あっという間に公開を迎えて、でも監督たちはずいぶん前から携わっていて・・・、皆さんに観ていただき気持ちが高まっています!」と喜びを隠せない様子。
続いて作品の感想を聞かれ、「はじめましてのアネモネにもたくさん会えました。(TVシリーズと違い)新しい表情もたくさんあって、新鮮さもあり、愛おしかったです。TVシリーズは悪役サイドで描かれていることが多かったんですが、今回は、TVシリーズより黒目が大きくなっていて、よりかわいくて、ドミニクも大喜び!(笑) 本作ではピュアな“ピュアモネ”でしたね(笑)」とコメント。
他キャストもうんうんと頷きながら、名塚さんは「とにかく本作ではアネモネがかわいい、そしてエウレカからするとかっこよかったです! 本作ではエウレカはアネモネに助けてもらって、二人で走るシーンが大好きで何回も見直してしまいました。二人が走っている途中から、喧嘩してたのに一緒に走っている途中で楽しくなって笑ってしまうシーンは、子供らしさが表れてて、更に色んな人に見てほしいですね。」とお気に入りのシーンを語った。
また、三瓶さんも「本当にアネモネとエウレカがかわいいですよね。(TVシリーズや前作でレントンは)鼻水垂らしてたり、顔が崩れてたのに、今回は(アネモネは)ないね、もうちょっとあっても…(笑)」というと、小清水さん、名塚さんからは「女の子だしね(笑)」とツッコミがあり会場から笑いも。
そして、本作の主題歌に抜擢された、注目の新鋭、現役中学生アーティスト・15歳のRUANNさんが登場。
「この曲は、アネモネの不安の中にある期待を描いた曲です、今日はよろしくお願いします!」と挨拶の後、なんとサプライズで歌唱をすることに!
力強くも儚く歌い上げる姿に、圧倒される会場。興奮冷めやらぬ中、小清水さんは「私が(RUANNさんと同じように)十代の頃にアネモネと出会いずっと演じてきて、TVシリーズのアネモネは、自分らしく生きていけなかったんですが、この歌の歌詞の“私は今、私を生きてる~”が、アネモネの自分らしく生きている姿を描いている本作に非常にあっていると思いました。」とコメント。
名塚さんは「(RUANNさんが)力強くて、大人っぽい部分を秘めているアネモネというキャラクターに似ていて、歌を生で聞けて、感動しました!」とコメント。
二人のコメントが続いた後、自身でも驚くほど感極まり涙で話せない三瓶さん。それを観て小清水さん・名塚さんが「ずるい! 皆、大人たち我慢してたのに(笑)!」とキャスト・会場が感動に包まれている中、涙ながらにやっと話し始めた三瓶さんが「…(RUANNに)好きです」とコメントすると会場からもあたたかい拍手が。
RUANNも「すごく緊張したんですけど、私もアネモネが好きという気持ちを伝えられたかな、と思います。」と言うと、改めて大きな拍手がおくられた。
最後に、キャスト陣からそれぞれ映画の見どころを含めたメッセージが語られた。
三瓶さん「RUANNさんが踊りも上手くて力強さに、アネモネに似ているところがあり、生命力を感じて、思わず事故(泣いてしまったこと)が起きてしまいました(笑) 皆さんに観ていただけてTVシリーズから考えて、ここまでアネモネがフューチャーされた作品が出来て、アネモネが愛されていることをひしひしと感じています。次の第3部を期待していただき、私も一緒に待ちたいと思います。」
名塚さん「前回と違う見どころがたくさんあり、本作の中で、『絶対に離さないから』とアネモネが言い、レントンが映るシーンが、胸がキュッとなりながらアフレコしました。皆さんにも好きなシーンをたくさん見つけて頂き、監督の想いが詰まったアニメーションとしての面白さを体験してほしいです。」
小清水さん「長い時を経て、今回の3部作の2作目でタイトル・看板を頂けて、本当に夢のようです。アネモネ良かったね、と思います。アネモネの今までを考えると、なんて幸せなんだろうという気持ちです。ぜひ、本作アネモネを堪能してほしいです。そして、ずっとエウレカセブンを好きでいてほしいと思います。今日はありがとうございました。」
と本作の魅力と本シリーズ愛をアピールし、イベントは締めくくられた。
作品情報
『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』
全国ロードショー中
<新ストーリー>
まだ幼かったあの日。父、ケン は幼いアネモネを残して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。ちゃんとお別れを言うことができなかったアネモネの小さな胸に深く残る後悔。7年が経過した。アネモネは父が散った戦場――東京にいた。
人類の敵、7番目のエウレカ=エウレカセブンと戦うための組織・アシッドの一員として、アネモネには人類の希望が託されていた。そして、アネモネはエウレカセブンの中へとその精神を送り込む。アネモネがエウレカセブンの中で出会ったのは、ドミニクという青年と、エウレカという青緑の髪をした少女。
この出会いは何を意味するのか。そして、見え隠れするレントンという名の少年の姿。アシッドに囚われていた謎の男・デューイは予言する。
「お前たちが見ているエウレカセブンはエウレカセブンではない。偽りの神が創っては破棄した無数の不要な世界。いわばゴミの山だ」
アネモネとエウレカが出会った時、全ての真実が明らかとなり、新たな世界の扉が開く――。
<STAFF>
監督:京田知己
脚本:佐藤 大
キャラクターデザイン:吉田健一、藤田しげる、倉島亜由美
原作:BONES
メインメカニックデザイン:河森正治
コンセプチャルデザイン:宮武一貴
デザインワークス:武半慎吾、永井一男、出渕 裕、齋藤将嗣、中田栄治、草彅琢仁、片貝文洋、平澤晃弘、上津康義、柳瀬敬之、コヤマシゲト
キャラクター作画監督:藤田しげる、倉島亜由美
特技監督:村木靖
デザインワークス・メカニック作画監督:横屋健太
メインアニメーター:柿田英樹、金子秀一、大塚 健、阿部慎吾、長野伸明
美術監督:永井一男、本庄雄志
色彩設計:水田信子
演出補佐:湯川敦之
編集:坂本久美子
撮影監督:木村俊也
3D監督:篠原章郎(グラフィニカ)
音響監督:若林和弘
音楽:佐藤直紀
主題歌:「There’s No Ending」RUANN(TOY’S FACTORY)
アニメーション制作:ボンズ
製作:バンダイナムコアーツ、バンダイナムコエンターテインメント、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、ボンズ、MBS
配給:ショウゲート
<CAST>
石井・風花・アネモネ:小清水亜美
玉野るな/エウレカ:名塚佳織
レントン:三瓶由布子
ドミニク:山崎樹範
ミーシャ・ストラヴィンスカヤ:沢海陽子
ソニア・ワカバヤシ:山口由里子
グレッグ・ベア・イーガン:銀河万丈
バンクス:三木眞一郎
石井賢:内田夕夜
デューイ・ノヴァク:藤原啓治
エウレカセブン ハイエボリューション公式サイト
エウレカセブン ハイエボリューション公式ツイッター(@EUREKA_HI_EVO)