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TVアニメ『だかいち』最終回目前! 小野友樹さん&佐藤拓也さん対談インタビュー

東谷准太役・小野友樹さん&綾木千広役・佐藤拓也さんによるTVアニメ『抱かれたい男1位に脅されています。』最終回目前キャスト対談第1弾|第12話サブタイの意味を紐解けば、展開が見えてくる?

TOKYO MXほかで放送中のTVアニメ『抱かれたい男1位に脅されています。』(通称、だかいち)は、桜日梯子さんによる「月刊マガジンビーボーイ」(リブレ刊)に連載中の同名BL漫画が原作で、高い人気を誇る作品。5年連続で”抱かれたい男1位”だったベテラン俳優・西條高人(通称、トータカ)と、その座を奪った新人俳優・東谷准太(通称、チュン太)が、芸能界を舞台に繰り広げる”抱かれたい男”ツートップ同士の禁断のスキャンダルをセンセーショナルに描いた物語です。

リアルな芸能界と役者たちによるラブコメディの融合で、話題になった本作もいよいよ佳境に突入! 東谷と高人に最大の危機が訪れ、果たして2人の愛の行方はいかに!?

最終回を目前に連続キャスト対談企画として、東谷准太役・小野友樹さんと綾木千広役・佐藤拓也さんの、俳優としても、高人をめぐる恋愛でもライバルのお2人にインタビュー。放送を振り返りつつ、今後の見どころなどについて語っていただきました!

▲東谷准太役・小野友樹さん(左)と綾木千広役・佐藤拓也さん(右)

▲東谷准太役・小野友樹さん(左)と綾木千広役・佐藤拓也さん(右)

東谷と綾木を魅了する、元抱かれたい男1位・高人の魅力といえば……

――まず、ここまでの放送を振り返っての感想をお願いします。

東谷准太役・小野友樹さん(以下、小野):念願のTVアニメ化ということで、自分の中では、お祭り騒ぎのなか始まった『だかいち』ですけども、オンエアから本当にあっという間のワンシーズンだったと思います。ここに至るまでのスタッフさんの努力などもいろいろと聞いていて、そういった思いも背負ってみんなで演じさせていただいていたと思うので、最終章に向けてどうなるかというタイミングですが、最後まで注目していただけるとうれしいです。という、締めコメントみたいになってしまいました(笑)。

綾木千広役・佐藤拓也さん(以下、佐藤):綺麗な……最終回でしたね(笑)。原作コミックス・ドラマCDが5巻まで発売ということで、そのお話の中からアニメ化、映像化するにあたって泣く泣くカットしたシーンもあるんだろうなと。そんな選りすぐりのシーンの連続だと思うので、演じている方のテンポ感も良かったですし、見ている方には「あぁ、あのシーンが見たかった」「あのシーンがもっと見たい!」という、見れてうれしいのと、もっと見たいという思いがない混ぜになったような状況だと思うので、送り出す側としてはぜひ、原作とドラマCDにも手を伸ばしていただけるとうれしいなと思っているところです。綾木役として、今回このアニメに携われてうれしく思っています。


――ドラマCDからの続投ですが、俳優としても、高人さんをめぐる恋愛でもライバルであるお互いのキャラクターの印象は、改めていかがでしたか?

小野:綾木に関しては、動けば動くほどいけすかなさは感じますね。ドラマCDの段階でも「(高人さんにちょっかい掛けて)この野郎」とずっと思っていたんですけど、綾木も新進気鋭の俳優としてブイブイ言わせているだけあって、映像が付いてかっこいいのはかっこいいんです……けど、そこは真の1位である東谷准太氏に敵うわけがないなと。彼の方が何枚も上手ですからね、外堀埋めていきますので。そういう意味でも映像が付いて、(綾木を追い詰めるアイテム)くり天ちゃんが実際に出てきたりもして、さらにやりとりにリアリティというか再現度も高まっていて、楽しかったです。この作品で精神的に成長するのは綾木だなと思っているので、拓ちゃん(佐藤さんの愛称)のだんだんほだされていく声のトーンなども相まって、アニメではアニメでの綾木の魅力があったのかなと思いました。

佐藤:相手は、抱かれたい男1位なんでね……原作とかご覧になった皆様は、綾木がどんなヤツかご存知かと思うんですけど、トータカと東谷に絡んでいくにあたって、ここから出ていく綾木なりの「絶対に、何か爪痕を残してやる」「綾木千広ここにいるぜ」みたいな気持ちを、役と同じように持って臨んだ収録だったので、すごく熱も入りました。ただ、本当に作中でも言ってるんですけど、東谷くんは敵に回しちゃいけないヤツだなと改めて感じました……すげぇ怖いヤツです。腹黒天使でした、ごめんなさい。


小野・佐藤:(笑)。

――(笑)。そんな2人を惹きつける高人さんの魅力は、どこにあると思いますか?

小野:メスですよね、高人は本当にメスですよ。表情とか仕草とか、普段ピシッとしようとしているところは、さすが元抱かれたい男1位だけの所作、姿カタチではあるんですけど、ひとたび追い込まれてしまえばただのオンナなので。そんなの見たら、“カーッ”となっちゃいますよね。


佐藤:今の発言は、どちらが綾木か分からない(笑)。

小野:(笑)。これだけかっこよくて素敵な人なのに、自分の前ではこんな姿を見せるのかというところが、いろいろな男を惹きつけてやまない。その豹変具合、ギャップが、高人の魅力なのかなと思います。

空っぽだったチュン太にとっては、初めて芝居というものを通して、全力でぶつかってくれる人に出会えたうれしさと、こういう人でも裏表があって人間なんだなというものを感じて、そこから引き込まれたので。そして、高人のギャップに惹かれていくという気持ちの動きだったと思うんですけども、その出会いを通して、まさに佐香(智久)くんが歌うオープニング曲の出だしの歌詞みたいな感覚ですよね。「僕をあなたで満たしたい」という、その気持ちが宿った瞬間からチュン太の第2の人生というものが始まったかなと思います。


佐藤:そうですね。綾木は、自分の存在を見せつけてやる、認めさせてやるくらいの気持ちでいたし、もっと“トータカ様”でいてほしかったんじゃないかなと。綾木なんかのレベルに合わせたステージに降りてこないで、何なら興味も向けず、超然としていてほしかったはずで、そこから引きずり下ろすくらいの気持ちでいたのに、やけに面倒見がいいし、すごくアドバイスしてくれちゃうし、調子狂っちゃうなみたいな。そんな“トータカ様”がふとした瞬間に見せる、先ほどの東谷の言葉を借りると、「メス」になってしまうギャップですよね、ちょろいです。

小野:違う、違う。それ、俺の言葉。

佐藤:あ、小野友樹の言葉なのね。(小野さんのささやきに合わせて)チュン太演じる、小野友樹の言葉を借りると、です(笑)。それこそ綾木のセリフにもありますけど、「俺の女にしてやりますよ」と引き寄せられてしまうくらいの、色っぽさとギャップですよね。超然とした“トータカ様”なのに隙なんか見せるんじゃねえよ、みたいなところに、まんまと魅力を感じて落ちてしまった。トータカは全然不本意だと思うんですけど、枕営業してきた綾木にとっては、図らずとも本気になってしまうほどの魅力だったんだろうなと思います。

予想外のことが多すぎて、綾木的にはちょっと悔しいんですよね。本気にさせられてしまった感じがして、第11話あたりまで進んでいくと、こんなはずじゃなかったよなというのがあって。もっとちょろかったはずだし、楽勝だったはずだし、何だったら踏み台にしてやるぜくらいの気持ちでいたのに、いつの間にやら自分が気づかないうちに、トータカだったり東谷だったりに心が引き寄せられている。綾木はまだ気づいてないと思うんですけど、行動に現れてしまっているので、2人に対しては悔しいなっていう気持ちです。



気になる第12話のヒントは、サブタイに!

――今後の展開が気になる第11話の放送がありましたが、現場の雰囲気や演じる上で意識したことなどがあれば教えてください。

小野:ディレクションに関しては任せていただいている印象があって、多分ドラマCDからやってきているキャスト陣のことを信頼してくださってのことだと思うんですけど、その上で収録現場は常に和やかなんですよね。ずっと騒がしいわけじゃないんですけど、(高橋)広樹さん発信の話題というか、主に何かを言い出すのが広樹さんだったりするので、その話にみんなで乗っかって盛り上がる空気感の中で、基本全話変わらず収録させていただきました。

チュン太を演じる上では、第11話は入りからテンションが上がっていた感覚がありますね。卯坂が高人に仕掛けてきたというか、試してきたシーンとかもあって、ストーリー的に真相はどうなのかということもあり、収録でもいよいよ終盤という感じはあったかなと思います。


佐藤:第11話に関しては、綾木にとって完全に自分の手が届かないところで事が動いてしまっているので、トータカを慰めに行ったはずなんですけど、すかされてしまい、もしかしたらそれが逆に、たきつけてしまったのかなみたいなところがあって。トータカはトータカで努めてスルーしようとしているし、東谷は東谷で黒川さんとの関係を見せつけてくるしで、もう第11話のこの辺りはすごく歯がゆいです。

今までは、自分が介入することで2人の間を揺さぶってやろうとか意識的に動いていたはずなのに、何もできない状況で、ともすると東谷に“敵に塩を送る”というか、結果的に応援しているように見えてしまうところがあって、そんなつもりじゃないのにって1人でグルグルしているのが今のところの綾木なんですよ。だから、こういうところを見ていると、もしかしたら何パーセントか意外といいヤツなのかもしれない、悪いヤツじゃないのかもしれないというのが、意識したところですね。

佐藤:収録は本当にメリハリが良くて、テスト・収録でマイク前に向かう時と、休憩の時の切り替えの早さがものすごく良くて、気持ちいいんですよね。「あ、始まるな。終わるな」と、みんながすぐに役の中に溶け込んでいくので、これまでドラマCDをやってきたからこその積み重ねとか、役が身についているからなんだろうなと感じました。すごく居心地が良かったです。

――そんな第11話からの第12話。見どころを少しだけ教えてください!

小野:実質、最終回……サブタイトルは何語なのかなみたいな。英語なのか、スワヒリ語なのか。

佐藤:スワヒリ語!?

小野:もしかしたらサンスクリット語なのか、みたいな(笑)。そこに、ちょっとヒントがあるのかなと。スペイン語に堪能な方には、こうなるよねってネタバレしちゃうようなサブタイなんですけど(笑)。皆さんにこの意味も紐解いていただけるよう、ぜひ第12話も見守っていただけるとうれしいと思います。

佐藤:「はいはい、ごちそうさん」という感じですね、以上です。綾木はそんなにいいヤツなんかじゃないので、やばいヤツなので。

小野:清算旅行なんて行っちゃうヤツですからね。

佐藤:全然2人のことなんか心配してないから、という感じです(笑)。

――先ほどの第11話の綾木のお話は「どこへいった?」という感じですが(笑)。清算旅行というワードも出たところで、第11話以外にお2人が登場している話数で、印象に残っているシーンやセリフなどがあれば、教えてください。

小野:この流れだと第8話の清算旅行ですよね(笑)。マジで行ってるんだっていうのが、実証されちゃいましたからね。ハワイまで行っている人・行く人が、どれだけいるのか裏付けられるという意味でも面白いシーンだなと思いました。綾木と犬のマロンちゃんとの絡みとかも好きで、そういうシーンがある度に、(マロンちゃんの飼い主・麗子役の)井上喜久子さんが現場に来てくださって、これ大丈夫なのみたいなことを毎回おっしゃっていて申し訳ないなと思っていましたが、今後どうなるのかな、最後どうなるのかなというのも気になって、楽しかったです。


佐藤:綾木が最初に登場するのは、それこそ喜久子さんとのシーンで、枕営業しているシーンから始まるんですよね。表現が悪いですが、綾木としてはご婦人をちょろまかして、芸能界で生き残ろうという手立てに使っているはずなんですけど、中の人的には喜久子さんにしっかり胸を貸していただいた感じがあって、なんだか「どうも、すみません」「お世話になりました」みたいな感じです。

――チュン太と綾木のシーンといえば、個人的には最初のBARのシーンが印象的で、熱いライバル関係になるかと思いきや、だんだんと2人の関係性が変化していって……。

佐藤:この2人の関係って何でしょうね。悪友でもなく、恋のライバルでもないような、不思議なところに今いますね。

小野:チュン太的には害虫駆除みたいな、そんなノリなのかなと。

佐藤:そんなふうに思ってたの!?

小野:くり天ちゃんを出すイコール、殺虫スプレーで“プシュー”って(スプレー缶で殺虫剤を撒く仕草)。そんなノリで対処法も分かっていて、格付けは済んじゃってるから。

佐藤:こっちはこっちで、東谷くそウザいけど嫌いになりきれないな、みたいに思ってるのに? そんなもんなの?

小野:プシュー、プシューって(笑)。

佐藤:マジかよ、悪友とか撤回!

小野:(笑)。それは俺の視点だから、チュン太的にはどうか分からない。

佐藤:ナシ、そんなのナシ! もっと(トータカや視聴者を)ドキドキさせたいのに。

小野:ちょっと、そのターンは終わっちゃったからな。

佐藤:第5話のサブタイ、予告の辺りがピークだったな……きっと。(懐かしむように)良かったな、あの頃。

小野:あそこがピークか。良かったじゃん、ひとピークあって。

佐藤:もうひと花咲かせたいですね。

小野:もう無理だよ、済んじゃってるから。

佐藤:いやいや、まだ終わらんよ。

――(笑)。そんな綾木と一緒に登場して、無自覚にかき乱していく成宮も気になります。

佐藤:何かとトータカの隣に東谷がすぐ現れるのと同じように、何げに綾木の隣にいるんですよね。成宮とは大体セットで、ウザいなと思いながらも、愛嬌があって邪険にはできないので、ニクいなと思ってます。



――ちなみに、成宮の友人役で、オープニング曲を担当する佐香智久さんがゲスト出演されましたが、共演していかがでしたか?

小野:僕にとっては、(出演したTVアニメ『君と僕。2』のOP曲を佐香さんが担当し)約7年ぶりの共演という感じです。彼が当時北海道に住んでいて、いつか東京で頑張りたいみたいに言っていた頃に一緒になって。今回と同じように彼が主題歌を歌っていて、そのCDに収録されたミニドラマの登場キャラクターで共演したんですけど、時を経てこういう形でまた共演できたのがうれしくて、その後2人で飯行って、その日の感想とかこれからの俺たちの話とかみたいなことをしたので、うれしい時間でしたね。また、ガッツリ一緒にやれたらなというのを改めて感じました。

佐藤:ご挨拶をさせていただいて、すごくかわいらしい人でした。

小野:(得意げに)でしょう? ウチのさこやん(佐香さんの愛称)かわいい子なんですよ。

佐藤:あんな難しいオープニングを華麗に歌いこなしていて、「すごいな、この人が歌ってるんだ」と。本当に才能のある方なんだと思って、出会えて良かったなと思います。

▲佐香さんさん演じる「みっちゃん」のキャラクタービジュアル

▲佐香さんさん演じる「みっちゃん」のキャラクタービジュアル

日常感あふれる作品を振り返りつつ、来たるイベントで綾木がひと花咲かせる?

――では、ゲスト声優さんの出演や、芸能界が舞台らしい個性的なキャラクターたち、劇中劇や演出など、TVアニメとして描かれることで改めて感じた作品の魅力や、注目ポイントはありますか?

小野:音声だけで聴いている時は想像力も含めての補完になるので、何より映像が付くというのが大きな違いではあったのですが、絵として見た時のテンポ感というのが、やっぱり『だかいち』独特の空気感が流れていたんだなと改めて感じますね。

あと、背景がとても綺麗な描き込みがされていて。監督に聞いたところ、日常であることをちゃんと意識させたかった、ファンタジーではなく、そこに生きて一つの世界として存在していることを描きたかったということで、自販機などの明彩もリアルに描き込まれていたり、こだわりがあるので、そういうところが改めてアニメで加わった魅力であり、『だかいち』の魅力としてまた花が1つ加わったのかなと感じました。

オープニングとエンディングもそうで。エンディングでは、まさかリハ室みたいなところで踊ることになるとは……チュン太はまだしも、高人は何か弱みでも握られたのかと(笑)。そういった、アニメ化されて良かったな、うれしいなという思いが改めて詰まっているアニメ『だかいち』かなと思っています。


佐藤:今、日常感という話がありましたけど、東谷とトータカの公式Twitterアカウントがあるのを見て、本当に存在するみたいだなと、演じている側でも思っちゃうし。

小野:この間ヤバかったですよ。高人がTwitterで、1日の終わりに、ホテルにチェックインしたみたいな感じで、ホテルの入り口の雰囲気を画像付けてツイートしてて。その何時間後かに、チュン太のアカウントでも、ようやくホテル見つけてたどり着いたからチェックインしますみたいなツイートで、同じホテルの画像を……。

佐藤:匂わせますね。

小野:チュン太ちゃんと調べてきてるな、みたいな。

佐藤:それを(作中のゴシップ誌である)『冬文』にすぐ撮られちゃう……本当に『冬文』怖いから。芸能界においてのゴシップと言われるものですけど、本当にそんなことあるのかなと思うような張り込み方をするので、「怖い」と思っちゃう。人のプライベートをそこまで追い掛けるのかと思う恐怖感とか、こういうことが本当にあるんだろうなと、見る側に思わせてくれる説得力がこの作品にはあって。それがアニメになることで、より質感を持って感じられていて、僕らも一応役者なので、稽古場の雰囲気やお芝居をしているシーンで、明確に視覚情報が得られることによって、より一層実感を伴って、ここはこうだよなということが分かったので、その演出の意図が日常感ということなんだろうなと、小野くんの話を聞いていて合点がいきました。



――Twitterのお話でいうと、私は何げなく見ていたので、第8話のハワイ回がくるまで放送話と連動していることに気付いていなくて(苦笑)。作品と細かい部分までリンクしているのは、『だかいち』らしいなと感激しました。

小野:ただ、『冬文』アカウントは狂気ですよ。それを作るのはすごいな。

佐藤:(『冬文』のパパラッチカメラマン・長谷川が、チュン太の)マンションに行くくだりとかもすごいよね。

小野:別のフロアに住む女性を篭絡してまでマンション内に入って……長谷川ヤバい。ヤバいヤツばっかり。

佐藤:(長谷川役の)上田(耀司)さんの演技がまた、いいんだよね。半ば枯れかかってるのに、まだ胸の中に残るほのかな火がチリチリ燃えている感じがすごく印象強くて。余計に執念みたいなものがあって、リアルな人間の執念みたいなのが怖いと感じるんだろうなと思っています。

ドラマCDの時も、芸能界の話だと認識しながら演じているんですけど、アニメでは、芸能界ってこういうところなのかもなと、演じながらより身近に感じるところもありますね。


――2019年2月10日(日)にはイベントも決定していますので、最後に、楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。

小野:オンエアが一度落ち着いた後もイベントをやらせていただけるというのは、本当に幸せなことで。アニメとして、ワンシーズン通して皆さんに見守って、応援していただいた後に、集大成として『だかいち』をプラスアルファで楽しむことができる、貴重な時間なのかなと感じています。当日も楽しみですし、そこに至るまでに Blu-ray&DVD も第3巻まで発売されているので、もう一度見て復習していただきつつ、来たるべきイベントの日を迎えて、みんなで一緒に楽しい笑顔で過ごせればいいなと思います。もしかしたから、イベントには上田さんも……?

佐藤:「冬文です!」って、カメラマンとしているんじゃない?

小野:それは、いるかもしれない(笑)。

佐藤:(笑)。皆さんの熱いご声援のおかげで今回実現したアニメ化だと思いますので、本当に出演者の1人として感謝の気持ちでいっぱいです。アニメ化で改めてお話を作るにあたって、その思いがお芝居で返せていたらいいなと思っています。

今回、イベントに綾木役として出演させていただくにあたっては、綾木の新たな一面みたいなところもお見せできたらいいなと思いますし、皆さんに喜んでいただいた結果、綾木くんもアリかもしれないなと、思ってもらえたらいいなと。「俺の女にしてやりますよ」。

小野:(即答で)ナイね。

佐藤:お楽しみにね☆

小野:ナイナイ。綾木はもうナイですから、佐藤拓也として頑張ってもらって(笑)。

佐藤:ちっきしょう、見せてやるからな!(笑)

――次回の放送以降も楽しみですね(笑)。ありがとうございました。

TVアニメ『抱かれたい男1位に脅されています。』放送情報

TOKYO MX 10月5日より毎週金曜24:00~
とちぎテレビ 10月5日より毎週金曜24:00~
群馬テレビ 10月5日より毎週金曜24:00~
BS11 10月5日より毎週金曜24:00~
サンテレビ 10月6日より毎週土曜25:00~
KBS京都 10月6日より毎週土曜25:00~
AT-X 10月6日より毎週土曜23:00~
※放送開始日・放送日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

■Introduction
2013年7月、連載を開始した、 桜日梯子による『抱かれたい男1位に脅されています。』。

5年連続で”抱かれたい男1位”だったベテラン俳優・西條高人と、その座を奪った新人俳優・東谷准太。芸能界を舞台に繰り広げられる”抱かれたい男”ツートップ同士の禁断のスキャンダルをセンセーショナルに描く本作は、遂にシリーズ累計発行部数250万部を突破。

そんないま最も人気を集める ボーイズ・ラブコミックが、ファン待望のTVアニメ化。

2018年、最大のスキャンダルが幕をあける――!

■スタッフ
原作:桜日梯子「抱かれたい男1位に脅されています。」
(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)
監督:龍輪直征
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:芝美奈子
総作画監督:芝美奈子・川口千里・栗原優
色彩設計:山本未有
美術監督:平栁 悟
撮影監督:こやまこゆき
CGディレクター:野間裕介・唐澤祐人
編集:瀧川三智
音楽:横山克
音響監督:本山哲
制作:CloverWorks

■キャスト
東谷准太:小野友樹
西條高人:高橋広樹
綾木千広:佐藤拓也
成宮 涼:内田雄馬
卯坂和臣:鳥海浩輔
在須清崇:羽多野渉

アニメ『抱かれたい男1位に脅されています。』BD&DVD第2巻

2018年12月26日(水)発売
【価格】6,800円(税別)
※ED主題歌「ちゅんたか!」 歌:東谷准太(CV:小野友樹)・西條高人(CV:高橋広樹)を収録した特典CD付き

アニメイト特典

●桜日梯子描き下ろしマンガブックレット(8P)
●ベッドインカード(6種よりランダム1枚) / ビーボーイフェアinアニメイト2019
●「ビデオの日」 animate 映像ソフト大感謝祭 シリアルコード
●アニメ描き下ろしイラスト使用各巻特典:ブックレット収納ホルダー (全巻購入)
※『【Blu-ray】TV 抱かれたい男1位に脅されています。 完全生産限定版』全巻、もしくは『【DVD】TV 抱かれたい男1位に脅されています。 完全生産限定版』 を全巻ご購入頂いた方が対象となります。
※DVD・Blu-rayを混在してご購入された場合は、連動購入の対象とはなりません。

▲アニメイト特典:桜日梯子描き下ろしマンガブックレット(8P)

▲アニメイト特典:桜日梯子描き下ろしマンガブックレット(8P)

アニメイトオンラインショップでの、アニメ『抱かれたい男1位に脅されています。』BD第2巻購入はこちら
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公式サイト
公式Twitter(@dakaretai_1st)
(推奨ハッシュタグ:#だかいちアニメ)

©DO1 PROJECT © 桜日梯子 / リブレ 2018

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