新作アプリ『星鳴エコーズ』貴矢三星役・逢坂良太さんインタビュー【後編】｜三星は唯一無二の存在、生き方は真似できません

2019年春リリース予定の育成シミュレーションゲーム『星鳴エコーズ』。本作は、『夢王国と眠れる100人の王子様』『茜さすセカイでキミと詠う』を手がけるジークレストの完全新作です。

人々の社会・生活・命を脅かす塔“フラグメントタワー”を消し去る力を持つ“セプター”の育成教育機関「星鳴学園」。プレイヤーは教師となり、選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。キャラクター同士の関わり×プレイヤーとキャラクターの関わりという2軸でストーリーが展開されていきます。

リリース前に先がけて、本作に登場する個性的なキャラクターを務める声優陣にインタビュー！　今回は、貴矢三星を演じる逢坂良太さんです。

貴矢三星（たかや おりおん）は、第03学生塔破隊“オリオン”の隊長。また、財閥の御曹司で何をしても完璧にこなす超人、星鳴学園の生徒会長でもあります。

インタビュー後半となる本稿では、そんな逢坂さんが演じる三星の魅力やチーム”オリオン”の特徴、チームメンバー同士の関係性、逢坂さんが感じる“共鳴”などボリューム満点でお届け。逢坂さんが感じる三星の生き方をご覧になれば、ゲームをさらに楽しめること間違いありません。ぜひ最後までご覧ください。

“オリオン”は深い絆でつながっているチーム

ーーラジオの収録で“シナリオのボリューム感がすごい”とおっしゃっていましたが、最初に台本を読まれた印象をお聞かせください。

逢坂良太さん（以下、逢坂）：（三星が）なかなか出てこないな〜と（笑）

一同：（笑）

逢坂：最初のほうにちょこっと出てくるんですが、チーム“オリオン”は1番強いチームということもあり、後半に出番が多くなるんです。あまり強キャラが最初から前面に出てきても「俺たちに任せておけ」で終わってしまうので（笑）

ーー確かに（笑）　チーム“オリオン”自体はどのような感じですか？

逢坂：すごく良いですよ。まとまっているのか、まとまっていないのかよく分からないところが（笑）

仲良しのように見えるところもあれば、「大丈夫かな？」と思うところもあって。でも、チームの中ではそれが普通だと思っているんです。ただ、外から見たら「このチーム大丈夫かな？」「本当にこの人たち上手くいっているの？」と心配になると思います（笑）

でも、簡単に説明すると、すべての生徒の手本になるような生き方をしているチームです。

ーー自由奔放なキャラクターが集まっているそうですね。

逢坂：確かに自由奔放ですが、まとめ役や「芯」を持っている人、あと毒舌キャラもいます（笑）

ーー毒舌キャラの茅場 幸（CV：M・A・O）といえばチーム内唯一の女性キャラ。『星エコ』は女性キャラクターがたくさん登場するのも、ポイントの1つです。

逢坂：そうなんです！　最近は、“女性向け”“男性向け”と極端なので、「どっち向けなのかな？」と考えました。男性キャラのほうが多いので、どちらかといえば女性向けなのかなぁと思いますが、女性主人公を置いてがっつり口説くようなことはないので、男女とも楽しめる作品じゃないかなと思っています。

▼チーム「オリオン」の紹介PV

　

ーー最初にシナリオを読み、どんなジャンルのゲームだと思われましたか？

逢坂：個人的にこういうのであれば良いな、と思ったのは“アクションゲーム”です。「タワー」を消滅させる“戦い”の面があるので、RPGというよりもキャラクターたちを動かすのも楽しそうだな、と。実際に、自分の好きなキャラクターでチームを構成できるので、その部分も楽しんでもらえると思います。

ーー逢坂さん自身、どんなメンバーを選んでチームを作りたいですか？

逢坂：まずは、“強キャラ”を選びたいですね。とりあえず、チーム“オリオン”の中で1番の強キャラを選んで、他のチームからも強キャラを持ってきて、その中でプレイしながらお気に入りキャラを見つけていきます（笑）

ーー最強キャラといえば、まさしく逢坂さん演じる三星です！

逢坂：スペック的には最強ですよね。御曹司で生徒会長で性格良よし。嫌味がまったくない、嫌味に感じることがないキャラクターです。

ーーそんな三星を演じてみて、1番の魅力はどこだと思いますか？

逢坂：やっぱりリーダーシップだと思います。ついていきたくなるようなキャラクターなので、「この人がいれば安心だな」と感じるはずです。

基本的には、三星がチームをまとめて、ほかのメンバーが信頼してついてきています。三星自身もチームのみんなを信頼しているので、深い絆でつながっている。

たとえ、メンバーが1人で戦うことになっても「あいつなら大丈夫」と心から信じられる人たちが集まっているように感じられます。

ーーすごく素敵ですね。強い信頼でつながっているチーム“オリオン”が羨ましくなってきました。

逢坂：こういう青春を自分も送れたらと思うと、羨ましくなりますよね。

逢坂さん演じる三星から見ると、まだ“序章”の段階!?

ーーチーム“オリオン”の隊長である三星は、どのようなキャラクターなのでしょうか？

逢坂：三星は厄災となる「タワー」を消滅させるのが、自分たちの責務だと思っています。また、御曹司ということで、親との対立もあり、結果を出さなければなりません。

でも、「やらなきゃいけない」というプレッシャーはなく、何事も当たり前のようにこなしているんです。

「やって当然」と思っているので、追い込まれている感じはまったくありません。当たり前のことをするためには何をしたらいいのか、すぐに考えて行動できる人です。

ーーすごい……本当に完璧な人なんですね。

逢坂：何回も言いますけど、本当に彼は完璧です！

ーーネタバレギリギリで構いませんので、完璧超人の意外な面が見えてくるシーンなどがあれば教えてください。

逢坂：キャラクター1人1人に注目したシナリオがありますが、そこでは三星自身、納得のいかない展開がやってきます。教師であるプレイヤーに手伝ってもらうシーンがあるので、オリオンの新たな一面が見られるのではないでしょうか。

ーーおお！それは楽しみです！

逢坂：「あぁ、そういうこともあるんだ！」と新しい発見ができると思います。

▼貴矢三星（たかやおりおん）

ーー三星はチームの隊長という立ち位置ですが、メンバーとはどのように交流するのでしょうか？

逢坂：三星はメンバーの話を最後まで聞くので、どのような意見でも受け入れています。でも、メンバーの言葉が三星の心にささらないことがたくさんあって。

だからこそ、メンバーは三星に素直な気持ちを伝えられるところもありますが、慕っている側にとっては、“相手の心にささらない”と落ち込みますよね。

特に、三星の後を犬のようについてくる本田太郎（CV：花江夏樹）はへこんでしまいます（笑）　

ーー毒舌の幸、三星を慕っている太郎、そしてチームメンバーにはもう1人、巳神 刀真（CV：日野聡）がいます。彼は、三星にとって信頼を寄せる盟友ですよね。

逢坂：はい。刀真は三星よりも戦闘能力が高いキャラクターで、チーム内では三星にとって“友人”と言える存在。目に見える信頼は出していなくても、心から信頼し合っています。

チームメンバーのやり取りを見ていると、言葉にしなくても、アイコンタクトだけで相手の気持ちを理解している様子が伝わってくるはずです。

ーーチーム“オリオン”は最強メンバーを集めた、いわゆる“最強チーム”ですが、今のところ“敵なし”という感じでしょうか？

逢坂：どうでしょう（笑）　高いポテンシャルを持ったチーム“リュンクス”との間で、ちょっとしたことが起きるかもしれません……。リュンクスは最初からバラバラなチームですが、オリオンは最初から強い絆で結ばれています。そんなチーム同士の“対比”も楽しんでいただけるのではないでしょうか。

ーーなるほど。キャラクター1人1人はもちろん、チーム同士の関係性にも注目ですね！　また、逢坂さん自身、三星を演じる中で彼に共感したり、何か感じたりしたことはありましたか？

逢坂：彼の生き方を真似するのは無理だと思いました（笑）彼は本当に唯一無二の存在です。帝王学のような生き方をしており、最初からその道に進むことが分かっています。そこから目を背けず、まっすぐにその道を進む人。

到底、一般人には理解できないような生き方で、住んでいる世界が違うキャラクターです。

ーー生まれながらにして、一般人には叶わない才能を持っているんですね。

逢坂：才能もありますし、努力もできます。天才が努力したらとんでもないことになりますよね（笑）

ーーそれは間違いないです（笑）

逢坂：生まれ持った才能に満足せず、努力し続ける人は本当に恐ろしい。努力をしても伸びしろがなければ残念ですけど、三星は伸びていくんです。

今のところ、自分でも三星の能力に果てが見えません。なので、今の時点で収録しているシナリオを三星から見ると、まだ“序章”になるのではと思っています。

ーーあんなにボリューム満載なのに、三星から見ると“序章”なのですか!?

逢坂：三星の目的がすごく大きいので、それを考えると“始まり”に過ぎないのかもしれません。彼の目的がどのようなものなのか、最終的にどうなるのか、そこはぜひプレイして確かめてください。

ーーうわぁ、それは気になります！三星の可能性は無限大ということですね。

逢坂：はい。また、坂くん演じる遠野涼太と同じポテンシャルを持っています。遠野はぐわぁ〜っと右肩上がりで成長していきますが、三星は何か“きっかけ”があってグッと伸びるタイプ。伸び方は違っても、基本的なポテンシャルは同じです。

ーーでは、三星が伸びる“きっかけ”が重要な内容になるのでしょうか？

逢坂：さて、どうでしょうか（笑）

逢坂さんがおすすめする注目ポイントは？

ーー三星を演じた逢坂さんから見て、本作の注目ポイントを教えてください。

逢坂：三星というキャラクターに注目してほしいのはもちろん、やっぱりシナリオですね。僕が出ていない部分もいただいて読ませていただきましたが、本当に台本がすごい量です（笑）

今回収録した分をプレイするだけでも、かなりの時間を要すると思うので、1日だけでクリアできないと思います（笑）

なので、気長に楽しんでいただけるゲームになっています。

一同：（笑）

ーーちなみに、三星が関係するシナリオの中で、気になった部分やグッときた部分はありますか

逢坂：……言えないことだらけですね（笑）　唯一、言えることがあれば、最後の最後までぜひプレイしてくださいということです。

ーー最強メンバーがそろったチーム“オリオン”を一言で表すと？

逢坂：う〜ん、なんだろう……。あえて言うなら、“語らずとも察してくれるチーム”でしょうか。先ほどお話した通り、厚い信頼関係と深い絆で結ばれているので、語らずともアイコンタクトで察することができるチームだと思います。

ーーもし、逢坂さん自身がチーム“オリオン”に入るとしたら、どのポジションになると思いますか

逢坂：そもそも、チームに入れません（笑）

一同：（笑）

逢坂：僕は別に秀でていないので（笑）もし、チームに入ることになっても、自分の出来なさを痛感することもあれば、すごい人たちだから「自分もすごくなろう」と思うかもしれません。良くも悪くも両方を味わうことになると思います。

ーーすごい人たちが揃っているチームのさらに秀でている人だけがなれる隊長を務める三星。そんなキャラクターを演じ、逢坂さんにとっての“共鳴”とはどのようなものだと思いますか？

逢坂：多くの言葉を語らずに、自分が思った通りのことを周囲がやってくれる。周囲がこう動いてくれるから自分はこう動こうと、口で語らずに自然と行動できることだと思います。

ーー逢坂さん自身、そのような瞬間に立ち会ったことはありますか？

逢坂：収録現場で“すごい一体感が生まれているなぁ”と感じることがあります。キャストとスタッフ共に、“みんなで作るのは良いな”と思いました。

ーー 一体感を感じる瞬間は鳥肌ものですよね。最後になりますが、アプリを楽しみにしている方へメッセージをお願いいたします。

逢坂：ジャンルは僕が想像していたものと違いましたが（笑）

一同：（笑）

逢坂：本当に応援していただける声が大きくなるほど、アクションだけに特化した『星鳴エコーズ』など派生作品が出てくるかもしれません。ボリューム自体はすごくあるので、空いている時間など、睡眠時間を削らない程度に、ぜひプレイしていただけたらと思います。

ソーシャルゲームはみなさんの応援の声が積み重なって長く続いていくものですので、2019年春リリース予定ということもあり、初任給でちょこっと課金していただければ（笑）　

もちろん、課金だけでなく、中身を楽しんでいただき、できれば長く続いてほしい作品だと思っておりますので無理なき程度に、応援のほどよろしくお願いいたします。リリース日までどうぞ楽しみにお待ちください。

ーーありがとうございました！

[取材・文／福室美綺　写真／佐藤ポン]

事前登録情報

2月20日（水）より、ついに事前登録がスタート！
詳しい情報は事前登録ページをご確認ください。

『星鳴エコーズ』事前登録ページ

アプリ『星鳴エコーズ』作品概要

あらすじ

人々の社会を、生活を、命を脅かす塔“星の塔フラグメントタワー”を消し去る力を持つ『セプター』セプター能力を向上させる力を持つ、特異な存在『共鳴者』その力を見出され、セプター養成学校“星鳴学園”の教師となったあなたは選抜クラスのセプター候補生が集う寮“スピカ寮”を担当することに。共鳴者として生徒たちと心を通わせ、誰よりも近くで見守ることがあなたの役目。セプターを育成する教育機関、星鳴学園を舞台にあなたと、生徒たちが奏でる共鳴の物語が始まる――。

概要

タイトル：星鳴エコーズ（ほしなりえこーず）
ジャンル：『共鳴』育成シミュレーションゲーム
配信開始日：2019 年春（予定） iOS 版/Google Play 版
価格：基本プレイ無料（一部アイテム課金制）
対応 OS：iOS/Android（機種によりご利用いただけない場合があります）

制作スタッフ

原作/開発/運営：ジークレスト
シナリオ・キャラクター原案：サウザンドスクリプト
メインストーリー：宮沢龍生、高橋弥七郎
生徒ストーリー・相関ストーリー：五十嵐雄策、志村一矢、鈴木鈴、蝉川タカマル、水沢あきと、菱田愛日、古橋秀之、
来楽零 ※五十音順
メインキャラクターイラスト原案：キナコ、左近堂絵里、鈴木次郎、Tiv、TCB、雪広うたこ ※五十音順
キーキャラクターイラスト原案：高屋奈月
塔コンセプトアート：TAKORASU
音楽：佐橋俊彦

キャスト

阿澄佳奈、市ノ瀬加那、江口拓也、逢坂良太、岡本信彦、置鮎龍太郎、小野友樹、木村良平、熊谷健太郎、小林大紀、小松昌平、近藤玲奈、斉藤壮馬、櫻井孝宏、佐藤拓也、佐藤利奈、島﨑信長、白井悠介、杉田智和、鈴木達央、芹澤優、高橋未奈美、丹下桜、中村悠一、西山宏太朗、花江夏樹、早見沙織、春野杏、坂泰斗、日野聡、堀江瞬、前野智昭、M・A・O、緑川光、皆川純子 ※五十音順

『星鳴エコーズ』公式サイト
『星鳴エコーズ』公式Twitter
『星鳴エコーズ』公式YouTubeチャンネル