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南ちゃんが甲子園に!?『MIX』日髙のり子が高校野球を観戦

『MIX』声優・日髙のり子さんが夏の甲子園へ! 球児たちへ熱いエールを送り、『タッチ』ラストシーンのアフレコも振り返る

あだち充氏の名作『タッチ』。その『タッチ』の舞台・明青学園の約30年後を描いた『MIX(ミックス)』がTVアニメ化。読売テレビ・日本テレビ系にて、絶賛放送中です。

このたび、『MIX』でナレーションと仔パンチ役を担当する声優・日髙のり子さんが、熱戦が続く甲子園を訪れました! 日髙さんといえば『タッチ』でヒロイン・浅倉南役を務め、「甲子園へ連れてって」の名ゼリフもお馴染み。

日髙さんは、令和初の開催で大いに盛り上がる、第101回『全国高校野球選手権大会』<夏の甲子園>を観戦。球児たちの勇姿に熱いエールを送ると共に、あだち充作品の魅力などについて熱く語ってくれました。今回、その公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。

「南、甲子園に来ちゃった……!!」第101回『全国高校野球選手権大会』<夏の甲子園>観戦レポート

大会4日目となるこの日、日髙さんが観戦したのは第2試合。優勝候補の一角、強豪の仙台育英(宮城)と、春夏を通して大会初出場となる飯山(長野)との一戦。

11時20分。試合開始を告げるサイレンが球場全体に鳴り響き、グラウンドに勢いよく飛び出す両チームの球児たちの姿に、日髙は「凛々しくて、カッコいい!」と感嘆の声をあげ、一気に観戦モードに。また、甲子園の常連校らしく堂々とした仙台育英の応援団と、初々しく力強い飯山の応援団の様子にも目を向け、「がんばっている姿が、まさに青春!」と甲子園特有のムードにも感動した様子を見せた。

試合は開始直後から仙台育英の猛攻が続き、飯山は幾度となくピンチを迎えた。1回にランナー1塁・2塁の出塁を許し、2回には一塁走者の盗塁を阻止しようとしたキャッチャーの送球がエラーに。失点こそ免れたものの、初出場のプレッシャーから思うようなプレーができない飯山の球児たちの姿に、日髙さんはかつて『タッチ』のラストシーンのアフレコで起きた出来事について話してくれた。

「普段のアフレコでは、いくらプロの声優とはいえ、やはりミスは付き物でした。私も新人同然だったので、例外ではありません。でも、ラストシーンだけは違ったんです。これまで、がんばってきたという思いを結集させて、みんなの気持ちが一つになったのを感じたんです。すると、これまでとは打って変わって、誰ひとりとしてミスをせず、無事に録り終えることができました。これを、奇跡と言うのかなと今になって思います(笑)。だから、飯山のみなさんもこのピンチでものにして、気持ちを一つにすれば……」そう日髙さんが語り終えた後、まさに目の前で奇跡が起きる。

仙台育英の猛攻を凌ぐのに手一杯の様子だった飯山が粘り強さの本領を発揮し、出塁したチャンスをものにして、1本のヒットで先制点を勝ち取った!

終始「どちらのチームにも悔いなくがんばってほしい」とエールを送っていた日髙さんだが、強敵の仙台育英に果敢に挑み続ける飯山の姿に思わず、「どうしても、『MIX』の明青学園の活躍と重なるので、応援したくなりますね」とポロリ。

この思わぬ奇跡が、まさかのドラマチックな展開に発展すると思われたが、甲子園28回もの出場経験を持つ仙台育英の壁は厚かった。絶対的な強さを見せつけ、猛反撃。20対1で仙台育英の大勝。

試合終了直後、日髙はこの結果を受け、高校野球に感じた魅力について熱く語ってくれた。

「やっぱり、何年間も『甲子園に出たい!』って、純粋な気持ちでがんばってきた球児たちが、全ての思いをかけて試合をする姿は、青春そのものですよね。だから、負けるとかわいそうなのだけど……。例えば、今日の試合で、飯山の投手がピンチで交代したとき、新たにマウンドに立った彼の心の声が聞こえてきそうでした。『絶対に、打たせないぞ!』って。そこが面白くて、引き込まれていくんでしょうね」

また、日髙は、その高校野球の魅力と、あだち充作品の共通点について、「あだち先生の作品は、何より繊細で、ユーモラスで、優しい。それって、高校野球の魅力ですよね。あだち先生は、その魅力を忠実に再現しているのだと思うんです。だから、『タッチ』にしろ、『MIX』にしろ、人の心に触れる普遍的な面白さを描いているから、時代を越えても愛されているのかな」と話した。

「もし、あだち先生がこの試合を見たら、どんな風に描くのだろう? すごく興味があります」と話すほど、高校野球の面白さに魅了された日髙。そして、明日以降も続く、甲子園での熱戦に臨む球児たちに、「だれもが悔いなく、一生懸命に。いつでも全力で試合に立ち向かってほしいです」と、応援の言葉を送った。

作品情報

TVアニメ「MIX」

読売テレビ・日本テレビ系
毎週土曜日夕方5時30分~放送中

ストーリー

舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く……。

親の再婚によって、血は繋がらないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花投馬」と「立花走一郎」とは、明青学園・中等部の野球部に所属する中学2年生。

走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹で、投馬とは血の繋がらない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒がしい。やがて高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか……。

声の出演

立花投馬(たちばなとうま):梶裕貴
立花走一郎(たちばなそういちろう):内田雄馬
立花音美(たちばなおとみ):内田真礼
大山春夏(おおやまはるか):花澤香菜
立花英介(たちばなえいすけ):高木渉
立花真弓(たちばなまゆみ):井上喜久子
西村勇(にしむらいさみ):中尾隆聖
西村 拓味(にしむらたくみ):奈良徹
三田亜里沙(みたありさ):伊瀬茉莉也
三田浩樹(みたひろき):遠藤大智
赤井遼(あかいりょう):西山宏太朗
成犬パンチ:金光宣明
ナレーション:日髙のり子

スタッフ

原作:あだち充(小学館「ゲッサン」連載中)
監督:渡部穏寛
シリーズ構成:冨岡淳広
キャラクターデザイン&総作画監督:牧孝雄
プロップデザイン:佐藤和己
色彩設計:林由稀
美術監督:緒続学
美術設定:網頭瑛子
撮影監督:並木智
アクション監督:松田真路
編集:小島俊彦
音響監督:亀山俊樹
音楽:住友紀人
アニメーション制作:オー・エル・エム
制作:読売テレビ・小学館集英社プロダクション

番組公式サイト
番組公式ツイッター(@mix_ytvanime)

(C)あだち充・小学館/読売テレビ・ShoPro
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