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『空青』シッチェス国際映画祭の公式レポート到着!

『空の青さを知る人よ』吉沢亮さん・吉岡里帆さん・長井監督がシッチェス国際映画祭に登場! 会場を訪れた800人ものシッチェスっ子が大熱狂

本日10月11日(金)より公開となった、劇場アニメ『空の青さを知る人よ』(略称:空青)。同作は先日、世界三大ファンタスティック映画祭の一つである、スペインの「シッチェス・カタロニア国際映画祭」で、2つのセクション(アニマット部門(アニメーション部門)とオフィシャルファンタスティック・コンペティション部門)にてノミネートされました。

そして10月9日(水)(現地時間)には、公式上映と舞台挨拶が現地で開催。会場には、出演声優の吉沢亮さん・吉岡里帆さん、そして長井龍雪監督が登壇し、本作をアピールしました。今回、その模様を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。

『空の青さを知る人よ』シッチェス・カタロニア国際映画祭より公式レポート到着!

現地時間の10月3日(木)にスペイン・シッチェスでシッチェス・カタロニア国際映画祭が開幕。アニマット部門(アニメーション部門)とオフィシャルファンタスティック・コンペティション部門に『空の青さを知る人よ』が選出され、吉沢亮・吉岡里帆・長井龍雪監督が現地を訪れ、大歓迎を受けました。

シッチェス・カタロニア国際映画祭は、スペイン・バルセロナ近郊の海辺のシッチェスで毎年10月に開催される映画祭であり、SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であるため世界でも権威のある国際映画祭です。

アニマット部門では、2004年には、『ハウルの動く城』、2016年には『君の名は。』、2018年には『未来のミライ』など、日本が誇る大ヒットアニメーションが過去にノミネートされた実績がある他、実写作品が数多く出品され、本映画祭のグランプリを選出する主要コンペティション部門である、オフィシャルファンタスティック・コンペティション部門でも、ノミネートされました。

『あの花』『ここさけ』で日本中を号泣させた長井龍雪監督を筆頭に、日本が誇るトップクリエイター陣と俳優・声優陣が集結した、本作への注目度の高さがうかがえました。

10月9日(水・現地時間)にシッチェス国際映画祭のメイン会場入りをした吉沢亮・吉岡里帆・長井龍雪監督は、キャストや監督と会えるのを心待ちにする大勢のファンが待ち受ける中、当日午後からメイン会場の「オーディトリ メリア シッチェス」にてレッドカーペットを歩きました。

本映画祭の副ディレクターでもある、Mike Hostench氏が3人をレッドカーペットの入り口で出迎える他、到着を待つファンの中には、長井龍雪監督の『心が叫びたがってるんだ。』のフライヤーを持ってくる熱烈な現地のファンが会場に駆け付けました。

レッドカーペット到着後には、大きな歓声が上がると共に、3人にサインを求める声も多く、多数のファンの熱意に3人も笑顔で応えていました。

公式上映は期間中2回実施されますが、10月9日(水)14:30から上映を行う映画祭メイン会場「オーディトリ メリア シッチェス」は、およそ800名の観客で埋め尽くされ、上映前から高い熱気で包まれました。舞台挨拶に、吉沢亮・吉岡里帆・長井龍雪監督の3名が開場の後方扉中央より登場すると大歓声が沸きあがりました。 

吉沢は冒頭に「ブエナスタルデス。(こんにちは。)ソイ 亮 吉沢。(私の名前は吉沢亮です)」とスペイン語で挨拶し、大きな歓声が起きました。

さらに、「スペインは今回初めて来たのですが、昨日、シッチェスの海沿いの素敵なレストランで海を見ながらご飯を食べるという、素敵な時間を過ごさせていただきました。最後まで映画楽しんで頂けると嬉しいです。」と「空青」の紹介と「スペインでの思い出」を語りました。

続く、吉岡は、「シッチェスは海外の映画祭で初めて訪れた街です。私にとって、とても特別な街になりました。私も昨日、素敵な晩御飯をたべました。ハモン エスタバ ムイリコ!(生ハムとても美味しかったです)」とコメントし、自身が参加するシッチェス国際映画祭への喜びを爆発させました。

さらに、吉岡同様、海外の映画祭での舞台挨拶は初となる、長井龍雪監督は「この作品は日本の地方都市を舞台にしており、一人の不思議な青年を通して、二人の姉妹やそれをとりまく人々が、様々な思いを紡いでいく作品です。ぜひ、楽しんで頂ければと思います。」と作品を紹介しました。

舞台挨拶終了後、上映が始まると、タイトルが出てくるシーンで拍手が沸き起こるなど、早くも映画と観客が一体化。さらには、あかねと慎之介が再会し、慎之介が挿入主題歌である「空の青さを知る人よ」を歌うシーンでは、吉沢が披露したモノマネ風のアレンジに会場では笑い声が起きるほか、クライマックスでは鼻をすする人も。

上映終了後は会場から大きな拍手が巻き起こり、会場内が温かい拍手で包まれました。10代・20代の若者から長年の映画ファンやシニア層まで広い年代が、同じように『空の青さを知る人よ』の描く切なくもふしぎな“2度目の初恋“に思いをはせるとともに、秩父を舞台にした日本の美しい映像に感嘆しました。

上映後、作品を観た20代の男女のカップルに感想を聞くと、「映画は素敵でした。長井監督の作品はいくつか知っていますが、この作品はとても素晴らしいです。長井監督の作品の魅力は作品が与えてくれる力です。生き生きとしたストーリーの流れの中で何度も刺激されて、最後には感動で泣かされてしまいます。それは「あの花」「ここさけ」でも同じでした。映画の中で感動させられ続け、最後にそれが極みに達して泣いてしまいます。それが好きです。今年のシッチェス映画祭で見た中で、最高の作品です!」と長井龍雪監督の過去作から見てきたファンの声が聞こえてきました。

他にも、日本へ行ったことがある30代女性の観客の方は「日本の生活や日本の風景の描き方が本当にリアルで素晴らしい。私は日本を知っていますが、この風景を見て懐かしく思う気持ちもあり楽しみました。秩父を訪れたいと夫にねだってみます。」と話していました。

映画を観終えた人々はみな笑顔で会場を後にし、素晴らしい上映会となりました。

上映会と舞台挨拶を全て終えた吉沢は「会場のアットホームな感じがとても良かったです。日本の文化(新渡戸の演歌など)もわかったうえで反応してくださっているのがわかってすごく嬉しかったです。」と述べるほか、吉岡は、「見ている最中に拍手が起こるのが、日本ではあまりないですし、嬉しくありがたかったです。また、シッチェスで多くの方と楽しく観ることが出来、すごくいい映画だなと改めて思いました。」と話し、長井監督は、「日本の細かい小ネタなど入っているので、(上映前は)伝わるのか不安でしたが、会場で沢山笑ってくださっているのを見て驚くとともに、今は無事に上映が終わりホッとしています。」と話しました。

さらに、なんと、この大熱狂の「空の青さを知る人よ」上映の様子を見たスペインの配給会社より上映後すぐにオファーがあり、スペイン語圏を含む、合計94の国と地域での「空の青さを知る人よ」の配給が決定いたしました!!

尚、映画祭の授賞式は現地時間10月12日(土)現地時間の夜に行われる予定です。

レッドカーペット後コメント

吉沢亮さんコメント

現地の人が盛り上がってくれているというのがやっぱり凄く嬉しいですね。この作品は、日本の風景とか沢山出てきて、日本を象徴する作品だなと思っているのですが、そういうのを含め、ファンの方が熱狂的に反応してくれている感じが、嬉しいなと思います。「空青」は観客の皆さんに、喜んでもらえるのではないかと思っています。作品を観られるみなさんの反応が楽しみです。

吉岡里帆さんコメント

レッドカーペットを現地の皆さんが盛り上げてくださるので、めちゃくちゃ嬉しいです。「空青」も早く観ていただきたいなって思っています。いよいよ始まるワールドプレミアでは皆さんの傍で一緒に作品を感じながら観られるようなので、皆さんがどんな反応をされるのか、とても楽しみです。

長井龍雪監督コメント

お客さんの雰囲気が盛り上がっていて、とても嬉しいですね。日本のアニメなのに、海外の方にこんなに喜んでもらえて本当に嬉しいです。ワールドプレミアがこれから始まりますが、緊張してよくわかんないですね(笑) みなさんに楽しんで頂けたら嬉しいです。

舞台挨拶時コメント

吉沢亮さんコメント

ブエナスタルデス。(こんにちは。) ソイ 亮 吉沢。(私の名前は吉沢亮です) HER BLUE SKY(「空の青さを知る人よの英題」)で慎之介の声を演じさせていただきました。スペインは今回初めて来たのですが、昨日、シッチェスの海沿いの素敵なレストランで海を見ながらご飯を食べるという、素敵な時間を過ごさせていただきました。最後まで映画楽しんで頂けると嬉しいです。グラシアス!

吉岡里帆さんコメント

ブエナスタルデス。(こんにちは) ソイ 里帆 吉岡。(私の名前は吉岡里帆です)。私は、このHER BLUE SKY(「空の青さを知る人よの英題」)であかねというお姉さんの役を演じさせていただきました。ここ、シッチェスは海外の映画祭で初めて訪れた街です。私にとって、とても特別な街になりました。私も昨日、素敵な晩御飯をたべました。ハモン エスタバ ムイリコ(生ハムとても美味しかったです)「空青」楽しんでください。

長井龍雪監督コメント

オラ!(こんにちは) シッチェスのみなさんこんにちは。HER BLUE SKY(「空の青さを知る人よの英題」)監督の長井龍雪です。この作品は日本の地方都市を舞台にしており、一人の不思議な青年をとおして、二人の姉妹やそれをとりまく人々が、様々な思を紡いでいく作品です。ぜひ、楽しんで頂ければと思います。

シッチェス・カタロニア国際映画祭について

スペイン・バルセロナ近郊の海辺のシッチェスで毎年10月に開催される映画祭であり、シッチェス映画祭(Sitges Festival)の略称で親しまれる。SF、ホラー、サスペンスなどのジャンル映画を特化して扱う「世界三大ファンタスティック映画祭」の1つであるとともに、国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭であるため世界でも権威のある国際映画祭である。

☆映画祭正式名称:SITGES - International Fantastic Film Festival of Catalonia ,
☆開催期間:10月3日(木)~10月13日(日)
☆開催回数:第52回(←今回が52回目)
☆公式HP:https://sitgesfilmfestival.com/eng 
☆『空の青さを知る人よ』上映セクション名:①Official Fantastic Competition Section②Anima't Section(※Anima't Sectionでは2016年に「君の名は。」、2018年「未来のミライ」が最優秀長編作品賞を受賞)

映画『空の青さを知る人よ』作品情報

10月11日(金) 全国東宝系にて『空青』公開!!

STORY

山に囲まれた町に住む、17歳の高校二年生・相生あおい。将来の進路を決める大事な時期なのに、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日。

そんなあおいが心配でしょうがない姉・あかね。二人は、13年前に事故で両親を失った。当時高校三年生だったあかねは恋人との上京を断念して、地元で就職。それ以来、あおいの親代わりになり、二人きりで暮らしてきたのだ。

あおいは自分を育てるために、恋愛もせず色んなことをあきらめて生きてきた姉に、負い目を感じていた。姉の人生から自由を奪ってしまったと…。

そんなある日。町で開催される音楽祭のゲストに、大物歌手・新渡戸団吉が決定。そのバックミュージシャンとして金室慎之介の名があがる。

あかねのかつての恋人であり、高校卒業後、東京に出て行ったきり音信不通になっていた慎之介が町に帰ってくる…。

時を同じくして、あおいの前に、突然“彼”が現れた。“彼”は、しんの。まだあかねと別れる前の、高校時代の姿のままで、13年前の過去から時間を超えてやって来た18歳の金室慎之介。思わぬ再会をきっかけに、次第に、しんのに恋心を抱いていくあおい。

一方、13年ぶりに再会を果たすあかねと慎之介。せつなくてふしぎな四角関係…過去と現在をつなぐ、「二度目の初恋」が始まる。
 

 

スタッフ&キャスト

出演:吉沢亮 吉岡里帆 / 若山詩音 落合福嗣 大地葉 種﨑敦美 / 松平健 
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
主題歌:あいみょん(unBORDE/Warner Music Japan) 
音楽:横山克
原作:超平和バスターズ
制作:CloverWorks
製作:アニプレックス フジテレビジョン 東宝 STORY KADOKAWA
配給:東宝
 
公式サイト
公式twitter(@soraaoproject)
公式instagram

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