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アニメ『三ツ星カラーズ』日岡なつみBD BOX発売記念インタビュー

復活ライブではラップバトルをリクエスト!?大人たちの実験的なおままごとで築き上げたカラーズ☆スラッシュのチームワークはどうなる!?アニメ『三ツ星カラーズ』声優・日岡なつみさんBD BOX発売記念インタビュー

琴葉の“可愛い”の真骨頂はいつものマイペースが崩れたとき

――Blu-ray BOXでは1枚のディスクに全12話が収録されていますが、日岡さんがもう一度観てほしいシーンを教えてください。

日岡:個人的にお気に入りなのは動物園のエピソード(第5話「どうぶつえん」収録)です。全体的なお話の流れが好きなんです。上野動物園で実際に回れるルートで描かれていることを聞いたときは驚きました。みなさんにもカラーズと同じように回ってみてほしいなと思いました。

あと、普段はちょっとカッコつけたりひとりでゲームをしていたりとクールな琴葉が、スマトラトラを見て「かっこいい」と言っているシーンは、小学生らしい純粋さや素直さ出ていて可愛らしいと思いました!

――気取らない琴葉が垣間見えるシーンはいいですよね。

日岡:動物園に来て、色々な動物を見てテンションが上がっているんですよね。いつもより小学生感が出ているこのエピソードはお気に入りです。

――せっかくなので全話の中から日岡さんが考える、結衣・さっちゃん・琴葉、それぞれのベスト可愛いシーンをピックアップしてもらいたいと思います。

日岡:やっぱり琴葉は「弱点さがし会ぎ(第6話収録)」でしょうか。琴葉の“可愛い”の真骨頂はいつものマイペースが崩れたときだと思うので(笑)。「へ ヘタじゃないわー!」って取り乱している琴葉は、個人的に一番可愛いと思っています(笑)。

――そこでカラーズの関係性や3人の意外な一面が明らかになりましたよね。

日岡:あとはハロウィン回(第7話「トリック オア トリート!」収録)もお気に入りで、衣装がとても可愛いんです! カラーズは毎話違う服を着ていて、どれもオシャレだったり個性的だったりする服で、私も注目しながらオンエアを観ていました。

その中でもこの回はハロウィンで仮装した3人が可愛くて! もう……ベストファッション可愛い賞だと思います(笑)。この回の結衣は、髪を下ろしているのも相まって本当に大好きです! だから結衣のベスト可愛いシーンはこの回ですね!

――さっちゃんはいかがでしょう。

日岡:第10話「雪すぎる」で、ずっと静かにしていたさっちゃんが最後に「ねぇ黙ってる私かわいかった?」って言うシーンです! 普段、あんなにうんこうんこと言っているさっちゃんがあんなに静かになって……まぁその回も一度しか喋らないと言っておきながら冒頭でうんこって言っていましたが(笑)。

でも、その後はニコニコしながら静かで可愛くて……普段はたくさん喋っている子が喋らないのもギャップがあっていいですよね!

ファンサが変わった!? 今年、日岡さんの身に起きたファンも嬉しい事件とは

――Blu-ray BOXが発売する頃には2019年も残り僅かですね。上野の平和を守るため、そして事件を解決するべく奔走するカラーズにちなんで、今年、日岡さんの身に起きた事件を教えてください。

日岡:最近、某テーマパークによく行くんですよね。2,3年くらい前から行く機会はありましたが、声優の友人と一緒に行って色々と教えてもらううちに楽しさが分かるようになって!

中でもショーやパレードにハマっていて、それがとても勉強になるんですよね。仕事にも活かされているような気もしていて。

――と言いますと?

日岡:カラーズ☆スラッシュのようにライブをしたり、お客さまと触れ合う機会もあるお仕事ですが、お客さまに喜んでもらう点において、某テーマパークのクオリティは最高峰だと思うんです。

そのレベルには到底及びませんが、パフォーマンスを観ていてとても勉強になるんです。人を感動させたり喜ばせたりするのはこういうことなんだと実感してからは、私もイベントに臨む心持ちが変わりました。

もちろん、これまでもみなさんに楽しんでもらうように精一杯頑張ってきましたが、今はお客さま目線でも考えられるようになってきました。

今までは自分がパフォーマンスをする側、という一方的なイメージが強かったのですが、お客さま側に立って「こういうことをしてくれたら嬉しい」「こんなパフォーマンスが見たい」など考えたりと、自分がステージに立つときの意識が変わりました。

分かりやすく言うなら、“ファンサ”が変わった、みたいな(笑)。

▲「カラーズ☆ミュージアム Vol.2」より

▲「カラーズ☆ミュージアム Vol.2」より

――ファン心理を改めて理解することができたわけですね。

日岡:そうですね。こういうことをしたら、もしかしたらお客さまはより喜んでくれるかなって考えられるようになったと思います。

そのショーやパレードも一度ハマるとすごく面白く感じて、同じ演目でも何度も観たくなるんですよ。2回、3回と観ていくと、「今日はこの前とここが違うな」「こういうパフォーマンスもあるんだ!」って細かいところまで冷静に観られるようになってきて。

もちろん、楽しむことが大前提で観ていますが、お仕事にも活かせるんじゃないかと考えています。

それに今までそういった“推し”のような存在がいなくて、何かにどっぷりとハマったことがなかったので、初めて気持ちが分かったような気がします。だから、これが私にとっての事件なのかもしれません。

――ファンの方にとっても嬉しい事件ですね。ということは、3月の復活ライブは期待しても……?

日岡:がんばり……ます(笑)。

(C)2017 カツヲ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/三ツ星カラーズ製作委員会
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