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『ACCA13区監察課 Regards』完成披露上映会の公式レポ到着!

新作OVA『ACCA13区監察課 Regards』完成披露上映会に声優の下野紘さん・津田健次郎さん登壇! 2/14からの上映会入場者プレゼントも決定

TVアニメ『ACCA13区監察課』の1年後を描いた、朗読音楽劇と新作OVAから成る特別篇『ACCA13区監察課 Regards』。2020年2月14日より、全国“13”館にて1週間限定で新作OVA先行上映会を開催し、2020年3月27日にはBD&DVDが発売となります。

そして1月25日(土)には、その新作OVAの完成披露上映会を実施。ジーン・オータス役の下野紘さん、ニーノ役の津田健次郎さんが登壇し会場を盛り上げてくれました。

さらに同日、TVシリーズオールナイト上映会も開催。こちらは監督・夏目真悟氏、脚本・シリーズ構成の鈴木智尋氏、下野紘さんが登壇しました。

今回、その2つのイベントの公式レポートが到着。新作OVA上映会の入場者プレゼント情報も到着したので、あわせてご紹介しましょう。

新作OVA「ACCA13区監察課 Regards」完成披露上映会オフィシャルレポート到着!

2020年1月25日、東京・丸の内ピカデリーにて新作OVA『ACCA13区監察課 Regards』の完成披露上映会が開催された。この日が初披露となった新作OVAの上映後、ジーン・オータス役の下野紘さん、ニーノ役の津田健次郎さんがステージに登壇し、満席の会場から大きな拍手が送られた。

二人で『ACCA』のイベントに登場するのは、TVシリーズ放送開始前に開催された最速先行上映会以来で約3年ぶりのこと。久しぶりのファンとの対面で、まずは二人から新作への思いが語られた。

津田さんは完結した作品で新たな展開を迎えられたことを喜び、ニーノについては「すごい髪が伸びているんですけど!?」と一新されたビジュアルに驚いたことを明かす。

一方、新作の内容が気になっていた下野さんは、今回のストーリーを通して「まだやれることがあったんだな」と感じたとのこと。

とはいえ、「ただひたすらロッタのことを心配している兄二人の話だった」と、津田さんと笑い合う。

ロッタという存在の大きさを実感した下野さんは、ジーンが仕事ではパロットという新人を指導していたことにも触れ、今回は全体を通してシリーズの先の話が描かれており、ジーンがロッタやパロットという若者と向き合う中で彼自身も成長していくのを感じた、と語った。

また、今回のアフレコについては、TVシリーズとまったく変わりない(ある意味、成長していない?)和やかな雰囲気だったとのこと。そのなかで下野さんは、パロットを演じた若手声優・小林千晃さんとの共演で自分とジーンを重ね、フレッシュな小林さんを見守るような気持ちだったことを思い返す。

そして、印象的だったシーンについて、津田さんはニーノと恩師ヴィントとのシーンを挙げる。ロッタが通う高校の校長でもあるヴィントは、若者の導きとなる言葉を次々と紡ぎ出し、その人間性も含めて津田さんは「あの先生、本当に素敵!」と絶賛。「若者たちに愛がある作品だなと思った」としみじみと語った。

下野さんが挙げたのは、ジーンとニーノ、サンドパイパーとの飲み会のシーン。そのやりとりの中でジーンが見せるちょっとした仕草や表情に、慣れ親しんだ3人の関係性が見えて面白かったとのこと。

また、ロッタのとあるシーンについて、下野さんと津田さんが感慨深げに「ロッタが遂に…!」と声を揃える一幕も。母親であるシュネーを思い出さずにはいられないエピソードには「グッときちゃう」とのこと。

その他にも、ジーンとニーノが語り合いながらビッラの森を歩くシーンなど、彼らのTVシリーズからの変化を思うとより感慨深くなるシーンを次々と挙げた。
 
そうしたトークを通して改めて全体を振り返ると、今回はストーリーだけでなく、映像の色味や光などからも“あたたかさ”を感じたという下野さん。

津田さんも観終わったあとにしみじみと「いい作品だな」と感じたと語り、そんな話に耳を傾ける観客たちにも『ACCA』ならではの感動ポイントを静かに噛みしめるような空気が広がっていった。

告知コーナーでは、2月14日から開催されるOVAの1週間限定上映会で、入場者プレゼントとしてイラストコースターが配布されることを発表。キャラクターデザイン・久貝典史さんによる描き下ろしのイラストが初公開された。

その他にも、2月16日に開催される朗読音楽劇『ACCA13区監察課 Regards』1日限定上映会のお知らせや、3月27日に発売されるBlu-ray&DVDの特典情報、OVAのクリエイターズブック発売など関連情報を紹介。

また、再販が決まったグッズ「ジーンのブランケット」は現物が持ち込まれ、下野さんがジーンのように羽織ってみせることに。その羽織り心地を「すごくあったかいです!」とアピールした。

最後に写真撮影のあと、改めて二人から会場のファンに向けてメッセージが。


津田さんは「ジーン、ニーノとして、こうして登壇できて嬉しかったです。また皆さんと『ACCA』を通してお会いできたらいいなと思います」

下野さんは「まだまだ『ACCA』の世界を僕たち自身も楽しみたいなと思いますので、引き続き応援をよろしくお願いします」と語り、新たな『ACCA』の物語を見守るイベントは締めくくられた。

TVシリーズ「ACCA13区監察課」全12話オールナイト上映会 オフィシャルレポート到着!

▲左から夏目真悟監督、ジーン・オータス役の下野紘さん、脚本・シリーズ構成の鈴木智尋さん

▲左から夏目真悟監督、ジーン・オータス役の下野紘さん、脚本・シリーズ構成の鈴木智尋さん

2020年1月25日、東京・新宿ピカデリーにてTVアニメ『ACCA13区監察課』全12話オールナイト上映会が開催され、上映前にトークショーが行われた。

登壇者は夏目真悟監督、脚本・シリーズ構成の鈴木智尋さん、ジーン・オータス役の下野紘さん。『ACCA』のイベントで、スタッフとキャストが一緒にファンの前に立つのは今回が初めてのこと。やや緊張気味なスタッフコンビの隣で下野さんも「僕も緊張してきました」と苦笑いしつつ、早速トークコーナーが始まった。

まず振り返ったのは、TVアニメの制作がスタートした当時のこと。オノ・ナツメ先生の原作の印象について、夏目監督は「エンターテイメント要素があり、映像向きな作品だなと感じました」、鈴木さんは「会話劇としてセリフが印象的で、洒脱で好きな作品だなと思いました」と語る。

一方の下野さんは、これまで自身が演じてきたキャラクターとはイメージが違うジーンについて、オーディションを受けた段階から「俺じゃないかも」と思っていたことを語る。そのため、音響監督のはたしょう二さんから役に決まったと伝えられた時、ジーンのことをすぐに思い出せなかったというエピソードを打ち明けた。

そこから「自分の中にない何かを引き出していかないとジーンはできないぞ」と思いながら、第1話の収録に挑んだという下野さん。『ACCA』ではジーンとニーノのみオーディションで決められたが、夏目監督はキャスティングについて、二人の関係性が軸になる作品なので声のバランスも意識したこと、その上で下野さんの声にスムーズに決まったことを語った。
 
また下野さんによると、収録現場では他のキャスト陣から「うるさくない下野紘」と言われていたとのことで、その裏話に客席から笑いが起こる。自身としては、それまで大人の役がまったくなかったわけではないが、ここまで寡黙なキャラクターはジーンが初めてだったので、声優としての新しい引き出しが広がったキャラクターはジーンだと語った。

そんな『ACCA』の収録現場について、夏目監督が印象に残っているのは「いい声だらけでマイナスイオンがいっぱい出ている」と感じたこと。下野さんは収録後にスタッフ、キャストで誘い合ってランチに行き、みんなでひとつの作品を作っている雰囲気を感じていたことを振り返る。

鈴木さんはスタジオが常に差し入れのお菓子でいっぱいだったことを挙げるが、もうひとつの思い出は、ニーノ役の津田健次郎さんが担当していた予告編のナレーション原稿を、本編収録時に考えたり直したりしたこと。津田さんの芝居を見ながら、その場のインスピレーションで仕上げていたと明かした。

そうした制作秘話などを語りつつ、後半はファンから募集した質問に答えるコーナーへ。以下のような質問に答えていった。
 

Q. 5長官の中で上司にするとしたら誰を選びますか?

夏目監督:パスティス。貴族であまり細かいことを気にしなさそうだから。

鈴木さん:スペード。わかりやすくて裏表がなく、懐に入ってしまえば仲良くなれそう。

下野さん:パイン。表向きは一番おおらかで朗らかで、怖くなさそう。
 

Q. 13区の中で住みたい区はどこですか?

夏目監督:釣りが好きなのでペシ区。地図で見ると、いい潮が流れていそうだから。

鈴木さん:ジュモーク区。程々に全部いい。バスウッドに憧れる。でも、家具は大きくて住みづらいかも…?

下野さん:ハレ区。何も考えてなさそうな雰囲気が好き。陽気な感じがいいなと思います。
 

Q. OPが大好きなのですが、どういう経緯であのような映像になったのでしょうか?

夏目監督:リンゴのケーキやカメラとか、シリーズのキーになるアイテムをOPに散りばめておいて、話数が進むごとにその意味が分かっていく。そうすると最終話まで新しい発見があってよりOPを楽しめるかなと思い、こういう要素を仕込みました。色彩や絵の雰囲気はアメリカの60年代や70年代の広告テイストを意識しています。高橋諒さんのカッコいい音楽とも相まって良いOPになりましたね。
  

Q. サブタイトルについて、原作から取り入れた部分や、アニメ独自の視点を反映させたところなどを教えてください。

鈴木さん:第1話はジーン、第2話はそれに呼応するニーノのタイトルとして考え、第3話以降は各話の軸となる物語に合わせて決めていきました。オノ・ナツメ先生のワードセンスも意識して、頭をひねりましたね。最終話に関してはシナリオ会議でみんなで案を出しつつ、最後は夏目監督の「鳥の行方」で決まりました。

そして、これも『ACCA』のイベントでは初のプレゼントコーナーへ。賞品は夏目監督、鈴木さん、下野さんのサインが入ったTVシリーズのアフレコ台本13冊と、全12話を収録したCOMPACT Blu-ray。それぞれが3人によって抽選され、当選者に贈られた。

さらに告知コーナーでは、2月14日から開催されるOVAの1週間限定上映会や、2月16日に開催される朗読音楽劇『ACCA13区監察課 Regards』1日限定上映会のお知らせ、3月27日発売のBlu-ray&DVD特典情報、OVAのクリエイターズブック発売など関連情報が紹介された。

最後に、これからオールナイト鑑賞に臨む観客へ3人からメッセージが。

下野さんは「オールナイトで『ACCA』の世界を存分に味わっていただきつつ、TVシリーズは新作OVAや朗読音楽劇にも続いていくので、そちらも楽しんでいただけたらと思います」

鈴木さんは「TVシリーズから3年経って、まだこんなにファンの方に来ていただけて、改めて『ACCA』という作品に携われたことを嬉しく思っております」

夏目監督は「OVAの上映会もたくさんの人に観ていただけて、作品が愛されているなと感じました。いろんなスタッフの情熱の上に成り立っている作品なので、皆さんに応援していただけて素直に嬉しかったです。これからも『ACCA』にお付き合いいただけたらと思います」と語り、トークショーは幕を閉じた。

新作OVA「ACCA13区監察課 Regards」 2月14日より全国“13”館にて1週間限定上映会開催! 上映会入場者プレゼントが決定&イラスト公開!

入場者プレゼント

キャラクターデザイン久貝典史描き下ろしイラストコースター

【上映劇場】
・東京 新宿ピカデリー
・東京 池袋HUMAXシネマズ
・神奈川 横浜ブルク13
・千葉 京成ローザ⑩
・埼玉 MOVIXさいたま
・栃木 MOVIX宇都宮
・北海道 札幌シネマフロンティア
・大阪 なんばパークスシネマ
・京都 MOVIX京都
・兵庫 神戸国際松竹
・愛知 ミッドランドスクエア シネマ
・岡山 MOVIX倉敷
・福岡 T・ジョイ博多

特別篇「ACCA13区監察課 Regards」特設サイト
公式サイト
公式ツイッター(@ACCA_anime)

(C)オノ・ナツメ/SQUARE ENIX・バンダイナムコアーツ
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