『バンドリ！』Argonavis 伊藤昌弘さん、日向大輔さんが語る“ライバルバンドの登場で見えたもの”｜アニメイト池袋本店前ゲリラ路上ライブレポート＆独占インタビュー

アニメの見どころは「運命の出逢い」

――今、アニメのお話もでましたが、TVアニメ『アルゴナビスfrom BanG Dream!』の見どころも教えていただけますと。

伊藤：僕がやらせていただいている七星蓮は、自分の殻を上手くやぶれない男の子なんですけど、結人や他のバンドメンバーと出逢うことによって、音楽自体も、人としても、成長していくんです。そうやって、誰かと出逢うことで変わっていくのって、いろんな人に当てはまることだと思うんですよね。

日向：そうだね。誰かとの出逢いによって、自分の中の何かが変わっていくことってあるよね。運命の出逢いというか。Argonavisのメンバーたちが、どうやって出逢っていくのか、というところにも注目してほしいです。そして、キャラクターたちの表情や動きが繊細に描かれているので、そこも見どころです！

伊藤：動いている姿を見たときはビックリしたよね！　楽器の精巧さもすごかったし、これ実写じゃないよね？って思った。それに、劇中に使われているBGMも素敵なんですよ。

日向：感動したよね。このアニメを観ていただけたら、Argonavisを知らない人にでも、瞬時にArgonavisの世界観が伝わると思います。

――キャラクター同士の関係性もどう描かれていくか楽しみです。

伊藤：蓮と、(小笠原仁さん演じる)GYROAXIAのボーカル・旭那由多との関係性は面白いと思います！　バンドカラーが青と赤で真逆になっているように、Argonavisは5人で作っていくバンドですが、GYROAXIAは那由多を中心として作っていくバンドなんです。

でも、いい音楽を届けていきたいという想いは、両バンドとも一緒なんですよ。根本は同じなのに、表現の仕方が対照的なので、そこにも注目してほしいです。

日向：僕としては、リーダーである結人が、どういう想いでArgonavisを作ったのかという部分も楽しみにしていてほしいですね。

伊藤：アニメでは、ひとりひとりのバックボーンがしっかりと描かれているので、ぜひ観ていただけたら！

ライバルバンドの登場で感じた「メンバーとの絆」

――最後に、4月に開催するGYROAXIAとの合同ライブとなるARGONAVIS 3rd LIVE「CROSSING」への意気込みもお願いします。

伊藤：今回は、初めての2daysかつ2マンライブになります。前回の2nd LIVEではGYROAXIAはサプライズ登場したんですが、すごくカッコよかったですし、自分たちとはまた違った魅力があるなと思って、正直、焦りも感じたんです。でも、それと同時に、メンバーとの絆をより実感できたライブでした。

日向：そうだね。

伊藤：キャラクターの5人がそうであるように、僕たち5人も支えあってやっているんだなと。だから、次のライブでは、僕たちの絆の強さをお見せしたいです。あとはもちろん、それぞれの演奏レベルも上げていきたいですね。キャラクターとしての成長もそうだし、パフォーマンスの部分でも成長して、お客さんが想像している以上のものをお届けしていけたら。

日向：やっぱりGYROAXIAが登場したことで、いい意味で、負けたくないなって感じたよね。もちろん、それはお互いに思っていることだろうけど。

伊藤：しかも、GYROAXIAのキャストのみんなが、めちゃくちゃいい人たちなんですよ！

日向：そうなんです！

伊藤：僕たちともすごく仲が良いんですけど、お互いを認めあっているからこそのライバルというか。それって素敵な関係性ですよね。ライバルとして比べる対象がいると、客観的に自分たちのことを見られるようにもなりましたし。

日向：お互いがお互いの良さを出せるように、ライブ本番までに仕上げていくと思います。

伊藤：お互いの練習を見に行く機会もなかなかないので、僕たちもGYROAXIAのことは本番で観ることになると思います。どんなパフォーマンスが飛び出してくるのか、個人的にも楽しみです！

日向：今回は2daysありますけど、両日とも、いい意味で違ったライブにしていけたら。来てくれたお客さんたちが「最高だった！」「また来たい！」って思っていただけるように、僕たちの想いを届けていきたいです。

伊藤：初めての2daysなので、1日目で全力を出し切っちゃダメなのはわかっているんですが、でも、そうやってセーブをかけるのは嫌だなとも思っていて。自分にもそうだし、お客さんにも嘘をつきたくないので、両日とも全力で攻めていこうと思っています！　僕たちのライブを観に来てくれたお客さんたちが、「ARGONAVISのライブ行ってきたよ！」って誰かに自慢したくなるようなライブにしていきたいです！