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初パッケージ化!朗読劇『おみくじ四兄弟』キャストインタビュー

初パッケージ化記念!朗読劇『おみくじ四兄弟』羽多野渉さん、斉藤壮馬さん、西山宏太朗さん、武内駿輔さん、駒田航さんインタビュー|キャスト陣の「すごい」トコロが満載!? 映像だからこそ、しゃべっていないシーンにも注目♪

映像だからこそ、しゃべっていないシーンにも注目!!

――カメラワークが良かったというお話もでましたが、TVアニメなどのマイク前に立つアフレコと違い、映像や小物などを使った舞台演劇のような朗読劇ですので、ご自身が思う注目ポイントや、映像作品ならではの楽しみ方などがあれば教えてください。

西山:どの瞬間も見られているということをみんなが意識した上で、表情など細かく表現しているので、そういうところを見てもらえたら面白いかなと思います。

映像を見ても、何台ものカメラで(キャストの表情や動きを)抜いてくれていたりして、そのスイッチングもすごく面白かったです。

駒田:朗読劇という意味では、基準となる骨格のセリフは、当然忠実に演じさせていただき、気づかれないような小さい遊びは、言葉の端々に織り交ぜました。

ライブカメラの映像があるからこそ、見ている側も思わず「フッ」となれるようなシーンがたくさんある独特な朗読劇だと思うので、その辺も楽しんでもらえるのが、今回のパッケージングの醍醐味かなと思います。

斉藤:見てくださっている方にどういう映像が届いているのか、僕らは見えない状態で演じているので、今回パッケージになる映像を客観的に見て、しゃべっていない時にも注目してほしいなと思いましたね。

いわゆる、動きがある朗読劇だからこそできる“間の面白さ”が生まれているので、逆にセリフじゃない部分が面白いんじゃないかなと。

今回、特に駒田さんがいい表情をしていて……、本当に素晴らしい(笑)。

武内:絶対にアップになった時、駒田さんの顔があって。

羽多野:宏太朗のアップもいい感じに……面白いよね(笑)。

西山:(コメンタリー収録をした)前半部分では特になかった気がするけど……。

駒田:いや、少なからずあったよ(笑)。でも僕ら2人だけじゃないしね。

西山:うん、みんなすごかった! 駒ちゃんもカメラを見つけるのがうまいんですよね。まるで、パッケージ化することを見越したカメラ目線というか。

あの広い会場だとわからなかった部分が、この映像化によっていっぱい判明するんじゃないかなと思います。

羽多野:みんなアドリブのやり合いですから、わかってはいるんですけど自分の想像をはるかに越えてくる面白さがあって。

セリフを言っていない瞬間に横を向いて笑いをこらえていたりとか、そういう良い瞬間を、カメラさんが横から撮影していたりするんですよね。

映像でも、実際に生で舞台を見ているかのような気分になれるんじゃないかなと思います。

安心感と先陣をきってアドリブを入れちゃう先輩・羽多野さん&かわいく甘えて末っ子感あふれる武内さん♪

――ちなみに、事務所の先輩後輩だからこそ気付く共演者の魅力はありますか?

斉藤:もともと仲が良いということもありますが、先輩後輩とか、同じ事務所だからというよりは、舞台の上に立てば、みな等しく“役者”なので。純粋に「すごいな、面白いな」とは毎回感じますね。

例えば羽多野さんだったら、揺るぎない安心感があって、僕らがアドリブで散らかしても必ず本筋に戻してくれる。かと思いきや、先陣を切ってアドリブをかましていくから、「あ、いいんだ!」「じゃあ我々も」と。

武内:「GOサイン出たぞ」みたいな(笑)。

駒田:ワチャワチャしている中で、結局一番楽しんでくれるのが羽多野さんですよね。

その上で、僕らに明かさない遊びを入れてきて、僕らもまんまと笑わされるっていう(笑)。

西山:急に仕掛けてくるよね。

それでいて、羽多野さんがいることによって場がキュッと締まる。羽多野さんがいなかったら、もっととっ散らかっているだろうし、お芝居の“筋”を見せてくれているなと思います。

斉藤:対して、駿ちゃん(武内さん)は笑いすぎ(笑)。よく見ると(笑っている顔を)前髪で隠してごまかしているんですよ。

武内:本当に映像を見てもらいたい(笑)。笑いがこらえられないので、少しでもリスクを削減しようと、ずっと僕だけ下を向いて台本を見ているんです。

斉藤:そういうところも末っ子っぽいというか、かわいいなと。

羽多野:そうそう。僕らが現場で会う武内くんは、カッコよくて、低音を生かした大柄なキャラクターというイメージがありますが、この作品では末っ子らしい天真爛漫さみたいなのもあって。

急にパーッと明るく笑ったりする仕草などを見ていると、キュンキュンします。

西山:ある意味、武内くんの年相応なところが出ているのかなと思いますし、みんなに甘えてくる感じがすごく和みますね。

駒田:仕事で見せているようなクールな感じというよりは――、ここは“ど低音”と太字で書いておいてほしいんですけど、「(ど低音で)駒田さ~ん」とすり寄ってくる感じが終始あって、それはこの現場だからこそなのかなと思いました。

今回のメンバーは、同じ事務所であり、いろいろな現場で定期的に会うし、付き合いも長いので、お互いにリラックスできる間柄なんです。

アドリブを含めて「こういうことしよう」と提案し合える時間もあったので、当日は「本番だ!」というよりは、「やっとやれるね」というテンション感でした。武内はそういうかわいさが出ていたなと思いますね。

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