初パッケージ化記念!朗読劇『おみくじ四兄弟』羽多野渉さん、斉藤壮馬さん、西山宏太朗さん、武内駿輔さん、駒田航さんインタビュー|キャスト陣の「すごい」トコロが満載!? 映像だからこそ、しゃべっていないシーンにも注目♪
WEBサイト「KIKI by VOICE Newtype」発のオリジナルコンテンツ『おみくじ四兄弟』より、シリーズ初となる朗読劇『おみくじ四兄弟 冬の探偵はローストビーフがお好き』のBlu-ray&DVDが、2020年5月27日(水)発売決定!
『おみくじ四兄弟』は、神社に生まれた四兄弟である長男・柊(CV:羽多野渉)、次男・文人(CV:斉藤壮馬)、三男・青葉(CV:西山宏太朗)、四男・志季(CV:武内駿輔)が、毎日“声”でおみくじの結果を教えてくれるWEBコンテンツ。
サイトでは、四兄弟による、何がでるかわからない、おみくじのようなにぎやかな日常が、録り下ろしのピクチャードラマとして毎月配信されています。
2019年12月21日に行われた朗読劇『おみくじ四兄弟 冬の探偵はローストビーフがお好き』は、近所の洋館の主・緒方航一(CV:駒田航)からクリスマスパーティの準備を手伝ってほしいと頼まれた四兄弟が、突如起こった殺人事件に巻き込まれてしまう、聖なる夜のサスペンスコメディー。
本作の発売を記念して、羽多野渉さん、斉藤壮馬さん、西山宏太朗さん、武内駿輔さん、駒田航さんに、朗読劇の感想やBlu-ray&DVDの見どころ、次回公演への思いなどを伺いました。
初ゲストを迎え、新たな『おみくじ四兄弟』の可能性が広がる☆
――まず、昨年冬に行われた朗読劇『おみくじ四兄弟 冬の探偵はローストビーフがお好き』を振り返っての感想を教えてください。
柊役・羽多野渉さん(以降、羽多野):朗読劇というよりは、新しいエンターテイメントという感じの大掛かりな舞台だったので、当日はバタバタしていましたね。
脚本の川尻恵太さんが書き下ろしてくださった、素で読んでも思わず笑っちゃうような台本に、それぞれの役者の個性が加わって、まさに「何が出るかわからない」面白さのある朗読劇になったと思います。
もともと『おみくじ四兄弟』はずっと4人でやってきた音声コンテンツでしたが、朗読劇に初めてゲストで駒田くんが入ったことで、作品としても新たな第一歩を踏めたんじゃないかなと思いました。
志季役・武内駿輔さん(以降、武内):朗読劇の第1弾「春はおむすび!」を経ての第2弾だったので、今回はどういうふうになるのかなと思っていましたが、ゲストに航さんが入ったり、脚本のカラーが変わったりしたことによって、新しい掛け合いの波が生まれた気がします。
『おみくじ四兄弟』はこういう発展の仕方をしていくんだなというような、新しい成長の余地みたいなものを感じましたね。
ギャグな部分も、ハートフルな部分も、どんどん思い切りやってみて。それでまた、どうやったら面白いものが出来るのかなと、次につなげるためにも振り切って演じました。
文人役・斉藤壮馬さん(以降、斉藤):本当に笑い疲れましたね(笑)。お2人も言うように、本当に良い四兄弟で、良い作品、良いキャラクターに成長できてきたなと感じました。
ゲストの駒ちゃん(駒田)が、今回の朗読劇のキーパーソンだったんですけど、もしこのキャラクターが駒ちゃん以外だったらと問われたら、全く思い浮かばない。
そういう最高の5人で舞台を作り上げることができたなと思いますし、その経験を踏まえて、今後、四兄弟がどうなっていくのかなと次への期待を持てるような、非常に素晴らしいイベントだったんじゃないかなと思います。……しかし、本当に疲れました(笑)。
文人のパートが長くて、ページをめくれども、めくれども、まだ文人、みたいな。
緒方航一役・駒田航さん(以降、駒田):ダメですよ。あれ以上言葉を削ったら、あの面白さが出ないですから。
斉藤:僕が一番「アドリブは少ないです」ということを、ここで明言しておきたいと思います(笑)。
羽多野:アドリブは、誰が一番多かったかな?
斉藤:(すかさず)羽多野さんですよ。
一同:(笑)。
斉藤:暗転中にキレッキレのダンスをしたり、夜の部はだいぶ(アドリブ)入ってましたよね?
青葉役・西山宏太朗さん(以降、西山):移動が人一倍(視覚的に)にぎやかでしたね(笑)。
羽多野:始まる前に、川尻さんから「あそこの暗転中は少し長いので、遊んじゃっていい」と言われていたので正直に本番で動いていたら「誰も動いてない!?」って。
一同:(笑)。
羽多野:すごく恥ずかしかったよ。
斉藤:すごく楽しかったです(笑)。
――では、西山さんお願いします。
西山:1日2回公演だったんですけど、昼と夜とでは公演の色がだいぶ変わったなと感じました。
というのも、昼公演でのお客さんの反応を受けて、公演の合間に「ここはこうしたいよね」とか、「もっと、こうしたほうが楽しんでもらえるよね」と話し合いながら演じられて。
すごい集中力の中、みんなで駆け抜けた一日だったなと思います。
駒田:宏太朗くんが言うように、昼と夜では別物かなと思うような客席の反応で、キャストもそれぞれに面白くしてきますし、本当に楽しかったですね。
僕は今回、初ゲストという形で参加させてもらうことになって、それ自体もすごく楽しみにしていました。
4人がずっと作ってきた4キャラクターの世界観を、リハからなるべく自分の中に取り込んで、本番の雰囲気を素直に楽しもうという気持ちで、演じさせてもらった昼夜公演でしたね。