『ドラえもん』誕生日スペシャル特番が9/5放送決定! 名作『のび太の恐竜』の原作短編を初アニメ化、ピー助の声優は久野美咲さんに決定! 星野源さん・高嶋ちさ子さんのセレクトのストーリーも登場
“国民的キャラクター”という枠を高らかに飛び越え、いまや世界中の人々に愛されている『ドラえもん』。9月3日(木)は、我らがドラえもんの誕生日。これらを祝して、9月5日(土)、『50周年だよ!ドラえもん誕生日スペシャル!』をお送りします。
しかも、現在TVアニメ『ドラえもん』のOPテーマ「ドラえもん」を手がけた星野源さんが特別出演! なんと星野さんがドラえもん誕生日をお祝いするべく、数あるエピソードの中から大好きなおすすめエピソードを厳選! そのうちの1本を新作アニメでお送りします!
そして『題名のない音楽会』で『ドラえもん』企画を提案するなど“ドラえもん通”で知られる高嶋ちさ子がセレクトしたエピソード『ムードもりあげ楽団』もお届け。
さらに名作「のび太の恐竜」の原作短編を初アニメ化! ピー助の声優は久野美咲さんに決定しました。それぞれのコメントも到着しているので、あわせてご紹介しましょう。
ドラえもん誕生日スペシャル特番が放送決定!
50周年だよ!ドラえもん誕生日スペシャル!
2020年9月5日(土)午後4:30~午後5:30
テレビ朝日系24局
★クイズに答えて豪華賞品が当たるコーナー『ドラえもん50周年チャレンジ』も展開
主題歌アーティスト・星野源さんが選んだエピソード『ウルトラミキサー』を新作でお届け!!
今回、星野がセレクトしたのは、『ウルトラミキサー』。2つのものをミックスしてひとつの物体にしてしまう、衝撃(!?)のひみつ道具=ウルトラミキサーをめぐって、大騒動がぼっ発するストーリーです。
クライマックスには、ドラえもんとのび太がミックスされた“のびえもん”が出現!? 星野源が、このお話を愛する理由とは…!? そして、星野源のドラえもん思い出エピソードもお見逃しなく…!
星野源さん(主題歌アーティスト)コメント(本編内より)
──ドラえもんの思い出について
星野:一番思い出に残っているのは、大長編の映画ですね。映画館にももちろん行きましたし、週末にいつも親がレンタルビデオ屋さんに連れて行ってくれるのが自分の中ですごく楽しみで、(そこでビデオを借りて)週末ごとにドラえもんの大長編を見るのが恒例になっていました。あとはもちろん、毎週放送される(テレビアニメ)「ドラえもん」を見たりとか、漫画を読んだりとか、生活の中にドラえもんがあって、身近にいてくれたような印象がありました。
さらに“自称ドラえもん博士”・高嶋ちさ子が選んだストーリーも登場!
また、『題名のない音楽会』で『ドラえもん』企画を提案するなど“ドラえもん通”で知られる高嶋ちさ子がセレクトしたエピソード『ムードもりあげ楽団』もお届け。
さまざまな場面にぴったりの音楽を奏でて雰囲気を盛り上げてくれるひみつ道具“ムードもりあげ楽団”ですが、本作では劇中の音楽も新規で収録しています。いったい彼らはどんな楽曲を披露してくれるのでしょうか!?
さらに高嶋は、自身の好きなキャラクターとしても挙げているジャイアンにちなんだクイズに挑戦! はたして“ドラえもん博士”を自称する高嶋の実力は…!?
高嶋ちさ子さんコメント(本編内より)
──ドラえもんとの出会いについて
高嶋:私と「ドラえもん」の出会いはですね、私が小学校2年生の時に、友達のりかちゃんという子の家に泊まりに行った時に、夜眠れなくなったら、りかちゃんが「ちーちゃんこれ読みなよ!」って渡してくれたのが「ドラえもん」(のコミックス)でした。その時初めて「ドラえもん」を読んでですね、余計に眠れなくなって、朝まで読みつくしたのを覚えています。それ以来私は「ドラえもん」の虜になってしまいました。
不朽の名作『のび太の恐竜』が新たによみがえる! ピー助を演じるのは久野美咲さん!!
久野美咲さん(ピー助 役)コメント
──今年はドラえもん50周年ですが、そんな節目の年の誕生日スペシャルに参加が決まったとき、どんなお気持ちでしたか?
久野:とてもとても嬉しかったです…!! 私自身も幼い頃からずっとドラえもんと一緒に育ってきたので、記念すべきお誕生日を一緒にお祝いできるようで、とても幸せな気持ちになりました。
──ピー助役を演じるにあたって考えられたことや、収録で感じたことは?
久野:元々映画の『のび太の恐竜2006』を観たことがあったので、ピー助のことも知っていました。まさか自分がピー助を演じられると思っていなかったので、とても驚きましたし、すごく嬉しかったです。
それと同時に、ドラえもんファンの皆さんに人気のあるお話である分、責任を持ってしっかり演じなければいけないなとも思いました。
アフレコ前日は、映画も観返して、ピー助の気持ちと向き合いました。緊張でなかなか眠れなかったのですが、アフレコがいざ始まると、ドラえもんやのび太をはじめ、キャストの皆さんが世界観をしっかり創ってくださっているお陰で、私自身もスッとドラえもんの世界に入り込むことができました。
わからない所があっても、スタッフさん方がわかりやすくディレクションしてくださったので、皆さんと一緒に、すごく丁寧に真心を込めてピー助を創ることができました。
──ドラえもん声優キャストの方々との共演はいかがでしたか?
久野:新型コロナウイルス感染対策のため、それぞれひとりずつのブースで皆さんと同時にアフレコしていたので、キャストの皆さんの声はヘッドフォン越しに聴こえてきました。「普段テレビから聴こえてくる声だ!!」と思って感動してしまいました…!!
アフレコが終わった後、ロビーでドラえもん役の水田わさびさんが「ピー助、素敵だったよ。」と、優しく話しかけてくださいました。ちゃんとできているのか不安だったので、水田さんにそう言っていただけて、とても嬉しかったです…!!
──ご自身にとって、ドラえもんはどのような存在ですか?
久野:幼い頃からアニメを欠かさず観ていて、友達とよく「ぼくドラえもん」の歌を歌っていました。ただ、歌詞の「ホンワカパッパ」の部分が難しくて歌えなくて(笑)。「ドラえもーん、ドラえもーん♪ほんわわわっわ〜ほんわわわっわ〜♪」と歌ってごまかしていました(笑)。
──視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!
久野:このお話は、友達や家族と普段何気なく一緒に過ごせることは、とても大切なことなんだと気付かせてくれると思います。このお話をきっかけに、改めて友達の大切さ、そして一緒に時間を過ごせる尊さを感じて、皆さんが毎日を幸せいっぱいに過ごせることを願っています。
『ウルトラミキサー』あらすじ
公園でケンカしてばかりいる犬とネコをどうにかしてほしいとしずか(声・かかずゆみ)から頼まれたドラえもん(声・水田わさび)は、2つの生き物や道具を合体させてひとつにする『ウルトラミキサー』を取り出す。さっそく、犬とネコ、それぞれに吸盤をつけ、スイッチを入れたところ、2匹とも機械の中に吸い込まれ、犬とネコが合体した生き物が出てきたからビックリ!
興奮するのび太(声・大原めぐみ)だったが、それを見たしずかからは元に戻してほしいと言われてしまう…。
2人が家に帰ると、パパ(声・松本保典)が大きなつぼを買ってきたことでママ(声・三石琴乃)に責められていた…。パパをかわいそうに思ったのび太たちは、ウルトラミキサーでそのつぼとお風呂の浴槽を合体させることに。
その後も、そうじ機とゴミ箱、テレビとタンスなど、家の中のものを次々と合体させ、調子に乗ったのび太は、ウルトラミキサーを手に外へと出かけ、さらにいろいろなものを合体させてしまう…!?
『ムードもりあげ楽団』あらすじ
ママ(声・三石琴乃)が張り切ってケーキを焼いてくれたにもかかわらず、テレビに夢中ののび太(声・大原めぐみ)はうわの空。おいしいかと聞かれてもろくに返事もせず、ママは怒り出してしまう。
その様子を見ていたドラえもん(声・水田わさび)は、「もっと生き生きと気持ちを表現しなくちゃ!」と注意するが、のび太はピンと来ない。そんなのび太を見かねたドラえもんは、『ムードもりあげ楽団』を取り出す。この楽団はさまざまな場面にピッタリの音楽を演奏して、ムードを盛り上げてくれるのだ。
さっそく、さっき食べたケーキの味を思い出すよう言われたのび太は、めんどくさがりながらも、いつもよりおいしかったことを思い出す。すると、ムードもりあげ楽団が楽しい曲を演奏し始め、のび太の顔もどんどん明るい表情に。
さらにはテーブルの上に飛び乗り、全身で感情を表現すると、ママに対し、感謝の言葉と、とびっきりのほめ言葉を連発。ママも機嫌を直してくれる。気分が晴れやかになったのび太は、ムードもりあげ楽団を連れて外に出てみるが…!?
『のび太の恐竜』あらすじ
パパのアメリカ土産だという恐竜のツメの化石をみんなに自慢するスネ夫(声・関智一)。ところが、のび太(声・大原めぐみ)だけにはよく見せてくれず、悔しくなったのび太は、思わず「ツメだけじゃなく、恐竜丸ごとの化石を発掘してみせる!」と宣言!
家に帰ったのび太は、どうにかしてほしいとドラえもん(声・水田わさび)に泣きつくが、さすがのドラえもんにもそれはできないと言われてしまう。仕方なく、自分でどうにかしようと図鑑や本で調べてみることに…。
次の日、化石がありそうな場所を探して掘ってみるが、簡単には見つかるはずもなく、その土地の持ち主から勝手なことをするなと怒られてしまう。さらには、ゴミを埋める穴を掘ってほしいと頼まれ、しかたなく手伝うことに。
すると、土の中に、恐竜のタマゴのような化石を発見! のび太は大よろこびで持ち帰るが、ドラえもんからただの石ころかもしれないと言われたため、『タイムふろしき』を使って、一億年前の姿に戻してみようと考える。
しばらくして、タイムふろしきをはずしてみると、たしかに何かのタマゴだった! のび太は恐竜のタマゴにまちがいないと信じ、ふとんの中でそのタマゴを孵(かえ)すことに。パパ(声・松本保典)やママ(声・三石琴乃)に話かけられてもふとんから出ず、温め続ける。
そして翌朝、タマゴの殻が割れ、中から出てきたのは、なんと首長竜の一種・フタバスズキリュウの赤ちゃんだった! のび太は生まれた赤ちゃんを”ピー助”と名づけ、大切に育てることにするが…!?