土岐隼一さん1stミニアルバム『True Gazer』インタビュー|土岐さんが好きな60~70年代の洋楽テイストを詰め込んだ全収録曲を解説
レトロなアイテムに囲まれて懐かしさと幸福感の中、撮影したジャケットとMV
――「True Gazer」のMVとジャケットはレトロ感を漂わすビジュアルですね。
土岐:60年代~70年代を意識したアルバムなので、ジャケットもそれに準じています。バックのジュークボックスはレトログッズを売っているお店をお借りして撮影しました。フォルクスワーゲンとか値段が付けられないような車も何台もあって、車内で撮影もしています。
子供の頃、横須賀のどぶ板通りによく行って、ハンバーガー屋さんやスカジャンやミリタリージャケットを売っているお店に父と一緒に練り歩いて買い物をしていた、あの雰囲気そのままの場所で。プライベートでも写真を撮ったくらいお気に入りで、自分用のフォルクスワーゲンのカップを買ったりして、楽しい撮影させていただきました。
ジャケットも見る人が見たらわかる、ひと昔前のレコードジャケットみたいだし、ロゴもカーペンターズのような。個人的にも大満足のMVとジャケットです。
――発売記念イベントが様々な形で行われますが、意気込みをお聞かせください。
土岐:皆さんにとっては初めて触れる、あるいは聴きなじみのない楽曲ばかりだと思うので、いかにこのミニアルバムが僕の「好き」を詰め込んでいるのか、影響を受けた楽曲も含めて、素晴らしさを直接お伝えしたいなと思っています。
今後ライブをさせていただける際には、皆さんの前で歌うのを楽しみにしながらも、楽曲の雰囲気をしっかり伝えないといけないと気を引き締めて歌いたいと思います。
――このアルバムこそ、試聴会で土岐さんの全曲解説が聞きたいです。
土岐:僕もそうしたいけど、何時間あっても足りないと思うので(笑)。今回のミニアルバムで曲数も増え、ようやく自分の曲だけでライブができるくらいになったので、僕の世界観を伝えられるライブをいつかやりたいです。
――皆さんへメッセージをお願いします。
土岐:皆さんにとって聴きなじみのない曲たちかもしれませんが、「約束のOverture」や「Party Jacker」同様に僕を形成する大好きな音楽のエッセンスやルーツが詰まっています。
聴いて1曲でも好きな曲があれば嬉しいですし、どの曲が好きなのかをラジオ番組やイベントで教えてください。今後も僕の大好きな音楽を取り入れて、歌を通してご紹介できたらいいなと思っています。これからも楽しんで、聴いていただければ幸せです。
土岐隼一『True Gazer』
2020年9月16日発売
初回限定盤(CD+DVD) 2,900円(税別)
通常盤(CD) 2,000円(税別)
発売:ポニーキャニオン