秋アニメ『ヒプノシスマイク』夢野幻太郎役・斉藤壮馬さん｜「彼らのアンバランスさが絶妙なバランス」【連載インタビューVol.8】

2017年9月より始動した、音楽原作キャラクターラップ プロジェクト『ヒプノシスマイク』。

ついに、2020年10月2日（金）よりTVアニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Animaの放送がスタートします！

アニメイトタイムズでは、放送前にキャスト全12名のメールインタビューをお届け。

第8回目は、シブヤ・ディビジョン「Fling Posse」のPhantom（ファントム）こと夢野幻太郎役・斉藤壮馬さんです。

彼らのアンバランスさが絶妙なバランス

――ついに映像として彼らの物語が動き始めます。実際にアニメ映像をご覧になってみての感想をお聞かせください。

まずなんといっても、今まで音声ベースで歩んできたキャラクターたちが実際に動いているのが嬉しかったですね。

またラップバトルのシーンなど、どう表現するんだろう？と気になっていた点も非常に格好よく描かれていて、この作品に対する作り手の皆さまのお気持ちを感じました。

シリアスなシーンはもちろん、随所にコミカルなシーンも散りばめられていて、アフレコをしていても、とても楽しかったです。

――アニメで改めて感じた、ご自身が演じるキャラクターの魅力を教えてください。

やはり幻太郎は非常に耽美かつ色気のある顔立ちをしているな、と思いました。

アニメの方では、原作CDのドラマトラックなどと比べて彼の奇矯な振る舞いが幾分かマイルドになっていて、よりポッセのバランサー的な立ち位置が描かれているような気がしました。意外とリアクション時に様々な表情を見せてもくれるので、そこも新鮮でした。

そして後半の展開……！ もちろんまだ詳しくは言えませんが、ぜひ皆さまご自身の目でご覧いただきたいです！

――アニメでも大きな動きを見せる“Fling Posse”ですが、シブヤ・ディビジョンならではの強みを教えてください。また、シブヤ・ディビジョンにおいて、自身が演じるキャラクターの役割は何だと感じられますか？

他のディビジョンのチームと比べて、もっとも自由かつ裏になにかありそうなかんじがシブヤの持ち味ではないでしょうか。

もちろんどのディビジョン、どのキャラクターにもまだまだ明かされていない謎がありますが、シブヤは一見ポップで明るいノリのようでいて、それぞれがそれぞれの秘密を抱えている。

でも結成当初の個人主義的な空気から、かなり絆が深まってきてもいます。とにかく独自の行動が多いのがシブヤというイメージです。

幻太郎はユーモア担当と見せかけて、意外ときちんと話を回していたりもします。彼らのアンバランスさが絶妙なバランスなのかなと思います。

――中王区のメンバーなどさまざまなキャラクターが登場しますが、この先の展開が気になるようなキャラクターやディビジョンがあれば教えてください。

どこを切り取ってもネタバレになってしまいそうなのですが、理鶯さんのあるシーンが個人的にすごく印象深いですね。

ふだんから表情豊かなキャラクターたちはもちろんのこと、いつもはクールなキャラクターの一瞬のリアクションなどが可愛かったりもするので、細かい点にもぜひ注目していただきたいです。

――収録現場の雰囲気はいかがでしたか？ 他のキャストさんとの会話や収録現場での印象的なエピソードがあれば教えてください。

途中から別々での収録になってしまいましたが、皆さんとはライブや各種稼働などでよくご一緒させていただていますので、現場の雰囲気も非常に和気藹々としていました。

収録自体も毎話かなりスムーズに進んでいた印象ですね。みんなでガヤ(メインキャラクター以外の雑踏の音など)を一緒に収録できたのも楽しかったです。

――『ヒプマイ』といえば魅力的なラップです。新曲となるOP曲を聴いたとき、歌ったときの感想を併せてお聞かせください。

ヒプマイの楽曲は毎回新しい扉を開きつづけている印象ですが、今回もまたそう感じました。

今までの楽曲にもいわゆるサビに該当する部分はありましたが、今回のOP曲はよりメロディの要素が強調されていて、今までにないと感じました。

また、今回はおそらく尺の関係で全員のパートを入れ込むのが非常に難しかったと思うのですが、その分スピード感が凄まじい格好いい楽曲になっていると思います。

アニメでも新曲が多数披露されるので、ご期待ください！

――アニメを楽しみにしている方へ意気込みとメッセージをお願いします。

ついにヒプマイのアニメがスタートします！ これまで応援してくださっていた方も、ここから入られる方も、どんな方にも楽しんでいただける内容になっていると思いますので、ぜひご覧くださいませ！

シブヤのみんなはいつも通り自由に楽しく振る舞っております！ 彼らのバトルや掛け合いをお楽しみいただけますと幸いです！ よろしくお願いいたします！
 

――最後に、ご自身から“Fling Posse”のメンバー全員へ応援コメントをお願いします！

自由でポップで刹那的。そんなあなたたちがとても愛おしいと思います。

乱数ちゃん、ふたりがついていますよ。幻太郎さん、もっと弾けたところも見てみたいです。帝統くん、まっすぐなところは素敵だけど、ギャンブルはほどほどにね(笑)。

これからもみんなの日々に幸せが訪れますよう！ポッセ最高！

過去の連載インタビューはこちらから！

イケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!」

■【連載Vol.1】山田一郎役・木村昴インタビュー
■【連載Vol.2】山田二郎役・石谷春貴インタビュー
■【連載Vol.3】山田三郎役・天﨑滉平インタビュー
　

ヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW」

■【連載Vol.4】碧棺左馬刻役・浅沼晋太郎インタビュー
■【連載Vol.5】入間銃兎役・駒田航インタビュー
■【連載Vol.6】毒島メイソン理鶯役・神尾晋一郎インタビュー
　

シブヤ・ディビジョン「Fling Posse」

■【連載Vol.7】飴村乱数役・白井悠介インタビュー
■【連載Vol.8】夢野幻太郎役・斉藤壮馬インタビュー
■【連載Vol.9】有栖川帝統役・野津山幸宏インタビュー
　

シンジュク・ディビジョン「麻天狼」

■【連載Vol.10】神宮寺寂雷役・速水奨インタビュー
■【連載Vol.11】伊弉冉一二三役・木島隆一インタビュー
■【連載Vol.12】観音坂独歩役・伊東健人インタビュー