上田麗奈さん2ndシングル「リテラチュア」発売記念インタビュー｜表題曲のテーマや注目ポイントからレコーディングやジャケット撮影に関するお話など2ndシングルがまるっとわかる内容に！

『ハナヤマタ』関谷なる 役や『ポケットモンスター サン&ムーン』マオ 役、『鬼滅の刃』栗花落カナヲ 役など、これまで様々なキャラクターを演じられてきた声優・上田麗奈さん。

2016年にミニアルバム『RefRain』にてアーティストデビューされて以来、歌手としてもご活躍されている上田さんですが、2020年10月21日（水）に待望の2ndシングル「リテラチュア」がリリース！

シングルとしては約2年8ヵ月ぶりとなる2ndシングル発売を記念して、今回テキストインタビューを実施！

表題曲となる『魔女の旅々』オープニングテーマ「リテラチュア」をはじめとした、収録楽曲のテーマや注目ポイントなどをお聞きしました。さらに、レコーディングやジャケット撮影に関するお話など、2ndシングルがまるっとわかる内容となっています！

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楽曲ごとのエピソードや注目ポイント

――表題曲「リテラチュア」は、広がりのあるサウンドに、伸びやかな歌声が映えるナンバーですが、この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、お気に入りのフレーズなどをお聞かせ下さい。

打ち合わせの末、今回は「イレイナの成長」をテーマに制作していくことに決まりました。
この曲全体を通して、少女から女性へと少しずつ変わっていくイレイナの様子が描かれているので、1番と2番以降のニュアンスの違いなど、楽しんでいただけたら嬉しいです。

「リテラチュア」は、TVアニメ「魔女の旅々」のオープニングテーマです。「魔女の旅々」の魅力的な部分や、個性的だと感じる部分、「リテラチュア」を歌う上で、刺激や共感を得た部分があればお聞かせ下さい。

主人公に、可愛らしい見た目からは想像できないようなたくましさがある所も、魅力の一つだと感じています。
故に心が浄化されつつも、スカッとしたり、コメディな部分も多い作品だなと感じているので、等身大の悩みをかかえても最後にはちゃんと前を向けるイレイナの根の明るさを、歌う時には意識していました。

――カップリング「花の雨」は、軽快で暖かみのあるのサウンドが印象的なナンバーですが、この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、ご自身で手掛けられた歌詞にどのような想いを込めたか等、お聞かせ下さい。

この曲は、寿退社されたマネージャーさんへの想いをテーマにした曲になります。
以前リリースしたアルバム「Empathy」の時にお世話になった方なのですが、一緒に活動できて楽しかった気持ちや、感謝の気持ち、「これからも頑張るから、また会おうね」といった想いなどを込めて詞を書いていきました。実はウェディングソングの要素も隠れていたりするので、ぜひ探してみて下さい。

――「花の雨」は、有志から写真を募るファン参加型MVプロジェクトを開催されましたが、このMVはどんな内容に仕上がりそうでしょうか。映像的な見どころ、特にこだわりを詰め込んだシーン等をお聞かせ下さい。

まだ完成品は見れていないのですが、「離れていても繋がっている」をテーマに制作しているので、きっとあったかい、アットホームなMVに仕上がるのではないかと思っています。
お花が二輪つながって、みんなの写真もつながっていく所にこだわりが詰まっています。

――アーティスト盤のみに収録される「たより」は、ギター、ピアノ、トイピアノというシンプルな編成による心地よいナンバーですが、この楽曲のテーマ、注目してほしい聴きどころ、お気に入りのフレーズなどをお聞かせ下さい。

実はこの曲も、「花の雨」と同じテーマのもと制作した曲なんです。
「会いたいけど会えないけど会いたい」そんな想いを、「花の雨」は私が、「たより」はChimaさんが、それぞれ担当して詞にしていきました。

「静かな小道にたたずむ喫茶店に合うような曲」をイメージしながら音を重ね、調整していったので、そんな所にもぜひ注目していただきたいです。

レコーディングやジャケット撮影にまつわるエピソード

――2ndシングル収録曲のレコーディングについてお聞かせ下さい。今回のレコーディングで特にこだわった部分や、苦労した部分、ご自身の中で変化・成長を感じたことや、印象的なエピソード等ございましたらお聞かせ下さい。

リテラチュアに関しては、沢山悩みながらのレコーディングになりました。どうすればOP感というものを出していけるんだろう…という悩みが大きかったかもしれません。

ただ作業が進むにつれ、OP感を気にしすぎるよりは、イレイナの成長や気持ちの部分を意識する方が良いかもしれないなと思うようになり、途中からはあまり悩まず、レコーディングできたことを覚えています。

――ジャケットやブックレットの衣装、セット、ポージングなどは、どのようなコンセプトで撮影されたのでしょうか？　特に注目してほしいポイントや、撮影時のエピソードなどをお聞かせ下さい。

イレイナの見た目に近い雰囲気の色を取り入れたかったので、朝のマジックアワーにこだわって、撮影場所や時間を決めていきました。

天気の問題もありドンピシャの色には巡り会えなかったのですが、衣装さん手作りのアクセサリーや、小物として用意していただいていたリボンなどが、イレイナらしい色味を表現してくれていたので、少しでも作品の香りを感じていただけたらいいなと思っています。

――1stライブの振替公演が発表されました（2021年3月14日、LINE CUBE SHIBUYAにて）。こちらはどんなライブにしたいですか？　ライブにかける想いや、ステージ上で実現したいアイデア、ファンに期待してほしいこと等お聞かせ下さい。

今までのアルバムやシングルのビジュアルを感じられたり、ライブというより舞台、朗読劇のような雰囲気もあるようなセットの中歌えたら、目で見ても耳で聴いても楽しめるステージにできるかなぁ…なんて、個人的には考えていたりします。

まだまだ何も始まっていないので、これから色んなことを、皆んなで話し合っていきたいなと思っています。

――2ndシングルのリリースを経て、今後のアーティスト活動の目標や、実現してみたいこと、チャレンジしてみたいことなどをお聞かせ下さい。

とにかくまずは、3月のライブをちゃんと行うことを目標に、頑張りたいと思っています。最初で最後のライブになるかもしれないですし、まずはひとつひとつのことを大切に。その時にしかできないことを、全力で頑張りたいです。