“アーティスト・大平峻也”デビューシングル『はじまりの詩』発売記念8,000字インタビュー 〜大平峻也に聞きたいA to Z〜
ミュージカル『刀剣乱舞』今剣役、ミュージカル『テニスの王子様2ndシーズン』加藤勝郎役など、 数々の舞台に出演し人気を集めてきた大平峻也さんが、12月16日(水)発売の1st EP『はじまりの詩』で、ついにアーティストデビューを飾ります。
本作では、アーティストとしても絶大な人気を誇る天月-あまつき-をはじめ、 桜村眞(和楽器バンド/町屋)、刀剣男士 team三条 with 加州清光「まばたき」の作家・IMAKISASAなど、豪華クリエイター陣が参加。また、各初回限定盤のボーナストラックには大平自身が作詞に挑戦したオリジナル楽曲を収録することでも話題を集めています。
アニメイトタイムズでは、アーティストデビューを記念して大平さんにインタビューを実施。大平さんが26歳でアーティストデビューしたことにかけて「AからZまで26個の英単語」に絡めて伺ってみたところ、8,000字超の熱いインタビューが出来上がってしまいました。
アーティストデビューが決まった気持ちや曲に込めた想いはもちろんのこと、好きなものや夢の話、クリスマスの思い出など普段のアーティストインタビューでは聞けないパーソナルな一面も語ってくれました。
一番最初に買ったCDがWANDSさんのアルバムだったんですよ!
――今回のインタビューは大平さんの年齢に合わせて「AからZまで26個の英単語」にしてみました。
大平峻也(以下、大平):そうなんですね(笑)。
――では早速Aの単語から質問させていただければと思います。AはARTIST(アーティスト)ということで「アーティストデビューが決まった時の感想」を教えてください。
大平:自分の人生を支えてくれたものの一つが音楽なので、ものすごく嬉しかったですね。僕の周りでもアーティストデビューやアーティスト活動をする人が増えてきていたので、収録曲の「願い星」の歌詞のように「僕の居場所」ができるんだって思えて嬉しかったです。
――ちなみにデビューすることになった「ビーイング」にはどんなイメージをお持ちでしたか?
大平:(前に乗り出して)僕、一番最初に買ったCDがWANDSさんのアルバムだったんですよ! アニメ『遊☆戯☆王』のエンディングテーマで「明日もし君が壊れても」という楽曲があるんですけど、その曲がものすごく好きで、お母さんに駄々をこねて買ってもらいました。
その流れで「世界中の誰よりもきっと」や「世界が終わるまで」といった人気アニメの主題歌を、後から「こんなアニメの曲もやってたんだ!」と知っていったという感じです。
だから、音楽はもちろんアニメにも巡り合わせてくれたのがWANDSさんのアルバムだったので、不思議なご縁だなって思いますね。
――それはいいご縁ですね! 続いてのBはBREAK(休憩)ということで、休日は何をするのが好きですか?
大平: 最近は「Logic Pro(ロジックプロ)」という楽曲制作ソフトにハマっています。休日はもちろん、仕事の前日の夜中とかにも時間を忘れて延々とやっちゃって、気付いたら朝の5時になっていたこともあります。
毎回、楽曲が完成したらマネージャーに送っているんですけど、最近はマネージャーからは「寝なさい」とイエローカードが返ってきますね。
でも、楽曲制作を通して、改めて自分は音楽が好きなんだって感じています。
――ちょうどクリエイティブな話にいったところで、Cは CREATIVE(創作)です。今後、アーティスト活動でやってみたいことは何かありますか? 作詞や作曲、振り付けなど何でも結構です。
大平:いつかミュージカルや物語調の楽曲を一曲用意して、その曲の物語をダンサーさんに踊ってもらいながら歌うということをやってみたいですね。
――面白そうですね。
大平:その音楽が持つ物語や世界観をお客さんに見てもらうということを、やってみたいんですよ。
まだ作詞・作曲を通して自分の中の世界観を具現化するということをやったことがないので、そういう曲があったらどんなふうに歌うんだろうって思ったりしています。
――それでは次はDのDREAM(夢)を伺えればと思います。アーティスト・大平峻也としての夢は何ですか?
大平:夢か〜。紅白のステージにアーティスト・大平峻也として立つことですかね。俳優としては紅白に一度出させて頂いているので、アーティストとしても辿り着きたいと思います。
――ここまでかなりエネルギッシュな印象の大平さんですが、次はENERGY(エナジー、元気)のEということで、大平さんの「元気の源」を教えてください。
大平:やっぱり元気の源は「ファンの皆さん」だと思いますね。何者でもない自分が、何者かになれているのは、ファンの皆さんがいてくださるからですし。
実は、僕は結構ネガティブなんですよ。でも、周りに色々な人がいてくださるおかげで、そのネガティブを通り越してポジティブになれるので、それこそが大平峻也の元気の源ではないかなと思っています。
――ファン冥利に尽きる言葉ですね。
大平:ふふふ(笑)。