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『バンドリ!』進藤あまね&Ayasa 1st Live振り返りインタビュー【前編】

『バンドリ!』Morfonica 1st Live「Cantabile」進藤あまねさん&Ayasaさん振り返りインタビュー【前編】┃結成発表から現在に至るまでの心境やメンバーの変化と成長を語る

2020年3月1日、「バンドリ!ガールズバンドパーティ!@ハロハピCiRCLE放送局3周年直前SP」にて、新バンドとして発表された「Morfonica」。

続く3月5日には、アニメ「BanG Dream! 3rd Season」#6放送中のCMにて、サプライズでリアルバンドの始動を実写MVとともに公開するなど、結成発表からファンを盛り上げ続けている。

そんな彼女たちが2020年10月7日、東京ガーデンシアターにて初となる単独ライブ『Morfonica 1st Live「Cantabile」』を開催し、大成功を収めた。

今回はMorfonica Vo.倉田ましろ役 進藤あまねさんとVn.八潮瑠唯役 Ayasaさんに1st Liveの感想を伺うべくインタビューを実施。1st Liveだけでなく、富士急ハイランド・コニファーフォレストにて行われた「BanG Dream! 8th☆LIVE」夏の野外3DAYSや、結成発表から今日に至るまでのエピソードなど盛りだくさんの内容に。

前編となる今回は、1st Liveを振り返りつつ、新型コロナウイルスの影響ですぐにライブを行うことができなかった悔しさ、お二人のMorfonicaやメンバーに対する熱い思いを語っていただいたので、ぜひご覧頂きたい。

 

 

結成発表から半年経ったいまの心境

――Morfonicaの結成発表から約半年が経ちましたが、今の心境はいかがでしょうか。

進藤あまねさん(以下、進藤):この半年間で、ちょっとずつキャラクターの性格への理解が深まってきました。

それこそ、先日の1st Liveでも披露した「flame of hope」は、ましろちゃんたちがバンド活動する中で酷評された時の気持ちを歌詞で表したもので、悔しさが源になっているんです。

それで、「ましろちゃんが強くなってるー!」って。曲調もどんどん強くなっていて、楽器一つ一つの見せどころも増えてきていると思いますね。

Ayasaさん(以下、Ayasa):ストーリーで言うと、この半年間の中でキャラクターの成長やバンドメンバー同士の絆の深まり合いが感じられてほっこりするなって。そう思いつつ、私の演じる瑠唯ちゃんは透子ちゃん(=MorfonicaGt.桐ヶ谷透子)と常にバチバチやっているんですけど(笑)。

進藤:(笑)。

Ayasa:でも、あの二人はバチバチする中で信頼関係が生まれていくんだろうなと思いつつ、それが曲にも表れてきていて。「flame of hope」ではついにギターソロが加わり、Morfonicaにとって楽曲に広がりが出るきっかけになったと思っています。

進藤:「flame of hope」ではオリジナル曲としては初めてベースのスラップ(※ベースにおける奏法の1つ)が入っていて、本当に良い節目の楽曲だと思います。この先のライブも楽しみになりました。

 

 

――リアルバンドとしての活動も3月から様々な形で活動されてきましたが、1st Liveに至るまでの活動を振り返ってみていかがでしょう。

進藤:Morfonicaの発表の半年前くらいから練習を始めましたが、私は歌が得意ではなかったのでゼロから始めたんです。だから、どう歌えば良いのかも分からなくて。歌に抑揚をつけたり、感情をつけたりするのが凄く苦手で、どうすればいいんだろうってずっと思っていました。

それを考え続けながらレコーディングをしていましたが、「flame of hope」をレコーディングする直前に戸山香澄役の愛美さんとお会いして、感情の入れ方が分からないことを相談したんです。そうしたら、「演じるように歌えばいいんだよ」と教えていただいて、それが自分の中では凄くしっくりきました。

だから1st Liveで披露した「深海少女」では歌い方が変わっていて、ましろちゃんらしさと私らしさを両立することが、一番無理せず歌えるんじゃないかなって気がついて。ボイトレの先生とも「これで行こう」という話は毎回していました。

――たしかに以前の歌い方と1st Liveでの歌い方ではアプローチの仕方が異なるように感じました。Ayasaさんはこの半年間の活動はいかがでしたか?

Ayasa:Morfonicaは発表のあと、すぐにライブをする予定がありましたが、情勢により延期になってしまいました。その分、みなさんは私たちや私たちの演奏に対して色々と想像することしかできなかったと思います。

私たちとしても、ライブをこなしていく過程で固まるものは絶対にあるので。練習で上手くできても、ライブになったら弾けなくなったり、その逆のパターンもあると思います。

ただ、自分の手応えやお客さんの反応から方向性を決めていく機会が無くなってしまっていた分、練習だけをしなくてはいけなかったので、凄く大変だったんじゃないかなと私自身も思っています。

ですが、定期的に行われるリハーサルの中でみんな着実に上手くなっていて。ライブはできないものの、みんなやりたいことが固まってきているんだなって実感しました。最初は先生や色々な人に言われたことをそのままやっていたと思いますけど、だんだん自分なりの動きとか自分なりの発信の仕方ができるようになりましたね。
 
おゆちゃん(※MorfonicaBa.西尾夕香さんの愛称)は元々ライブを見るのが好きだったこともあって、理想形が頭の中にあったと思いますが、どんどん静かに上手くなっていて。

あまねす(※進藤さんの愛称)も凄いよね、振りとかも決めて。緩む瞬間がなくて、決めたものに対して迷いがないんですよ。

進藤:ありがとうございます(笑)。

Ayasa:私とmikaさんは前から音楽はやっていましたけど、初めて音楽をやる3人が凄い勢いで成長していく姿を見て、尊敬と共に自分たちも頑張らねばと(笑)。その勢いに負けないよう、自分たちも頑張らないと置いていかれちゃうって思いました。

――今お話いただいた点もあると思いますが、Ayasaさんはご自身で変わったなと思う部分はありますか?

Ayasa:「8th☆LIVE」の時は八潮瑠唯としてステージに立っていたつもりでしたが、ステージに出るとどうしてもAyasaが出てしまうことがあったんです。Morfonicaの楽曲は難しいので、いつものAyasaのライブでやりそうなパフォーマンスみたいなものを割とやってしまっていて。

 

 
瑠唯ちゃんはクールなキャラクターだけど、演奏をする時はスイッチが入るようにしたくて激しい動きとかはしていました。ただ、「これをやったら瑠唯じゃない」という部分まで踏み込んでしまい、それが「8th☆LIVE」の反省点としてあって。

だから1st Liveにおいては、ソロや難しいパートを弾き終わった後までちゃんと考えて臨もうと意識していて。普段の(Ayasaの)ライブはその場の流れでやっているんですけど、1st Liveでは瑠唯ちゃんを失いそうなところを事前にチェックするようにしました(笑)。

 

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