DarkestoRyの切なく哀しい物語に号泣する人続出! 全3話『マリスの晩餐』について木暮晃石さん、折原秋良さん、馬場惇平さん、有隅融さんへインタビュー
「言葉」にちなんだエピソードを披露!
――「マリスの晩餐」シリーズはとても切ない物語ですが、みなさんは普段、ハッピーエンドとバッドエンドのどちらが好みですか? 理由も一緒に教えてください。
木暮:好みはありません。物語の結末がハッピーエンドであれバッドエンドであれ、そこに行き着くまでの過程や登場人物たちの揺れ動く感情を目の当たりにできれば、どんな結果が訪れようと受け入れる気持ちが出来ています。
折原:自分は、どっちが好みというのはあまりないかもしれません。それまでの過程から納得のいくエンディングになれば受け入れます。どうしても別のエンディングがいいと思う時があったら、そのエンディングになるルートを自分で妄想すればいいんです。
馬場:どちらも良いとは思いますが、ハッピーエンドが好みです。現実はままならないことがあまりにも多いので、物語ぐらいは幸せに終わって欲しい。しかし、主人公にとっての幸せが他の人にとっては不幸をもたらしているというお話も好きなので、メリーバッドエンドも好みではあります。
有隅:ハッピーなエンドの方が好きです。ジャンルにもよりますが観たり読んだあとに「あぁ、よかった」と安心できる方があとで心が楽なので……。バッドなエンドだとどうしても心穏やかではないです。特に、好きな登場人物が不幸に見舞われたりすると悲しみに包まれます。なのでハッピーエンドが好きです。
――「言葉」がキーワードの『マリスの晩餐』シリーズにちなんで、「この言葉に救われた」「この言葉がうれしかった」または「この言葉が悲しかった」など、みなさんの「言葉」に関するエピソードを教えてください。
木暮:人生に絶望する瞬間を迎えた人はたくさんいると思います。その瞬間を今年迎えた際に、ある方が僕に言ってくれた言葉があります。「虚無」を感じ死を意識した奴は、何も感じず生きている人間より強い。成功する、と。その言葉を頭の片隅に置き頑張っております。
折原:言葉とは少し違うかもしれませんが、自分は、名前も大切だと思っています。相手から名前を呼ばれるときは、そこに名前自体の意味が含まれるわけではありませんが、「珍しい漢字だね」「いい名前だね」と言われるたびに、嬉しく、そして誇らしく思います。マリスの名付けにしても、悪意という、普通であればあまり好意的ではない意味かもしれませんが、その名がつけられた理由・経緯を知ると、その名前にどれだけ大切な想いが込められているのかを感じることが出来ます。
馬場:僕は自分でも何でだろうと思うぐらい自己肯定が苦手な人間なのですが、仕事を通してなけなしの自信や意地さえも消えかけていたときに先輩にかけて頂いた「優しい声してるね。いい声だね」という言葉が本当に心に染みて嬉しかったです。先輩からすれば特に深い意味もなく何気なくかけて下さった言葉だと思うのですが、当時の自分は誰かに肯定して頂けたこと、そしてそれが憧れの先輩であったことが堪らなく嬉しく、折れずに頑張ろうと奮い立つきっかけになりました。
有隅:ありがたいことに、このDarkestoRyでの活動を通して応援の言葉をいただく機会が増えました。お手紙やSNS等でいただいた言葉は、本当に活力になってるなと日々感じています。応援して下さっている方にすこしでもお返しできるよう精進していきます。
――DarkestoRyとして、今後どのようなことにトライしたいですか? 今後の展望を教えてください。
木暮:大きなステージに立ち、たくさんのお客さんを呼んで、まだDarkestoRyを知らない方々に存在を知って頂きたいです。
折原:もっとたくさんの方に楽曲を聴いてもらって、いずれ東京以外での朗読ライブも行っていけたらいいなと思っています。ネットサイン会のような、双方向での交流も行っていきたいですね。
馬場:今はコロナ禍で難しいですが、情勢が好転した暁には地方での公演にもトライしてみたいです。東京だけでは行きたくても行けないという方が沢山いらっしゃると思うので、自分達から地方の皆様に会いに行きたい。そうして徐々に輪が拡がって、海外でも公演が出来たら……といった具合に夢はいくらでも大きくなりますね(笑)。公演としてはこれまでの哀しい物語だけでなく、明るいハッピーな物語にも挑戦したいですね。様々なジャンルの公演を通して、お客様に表現の幅を感じて頂きたいなと思います。
有隅:活動の半ばで新型コロナウィルスによる活動での制限が入ってしまったので、メンバー同士でなかなか交流することができませんでした。もっともっとメンバーのことを知りたいですし、たくさんの方に知っていただきたいので、なにかラジオのようなトークを主とした活動もしてみたいです。
――最後に、ファンのみなさんへメッセージをお願いいたします。
木暮:まだまだ未熟者な僕の事を、DarkestoRyを見てくれて応援してくれて本当に有難うござきます。皆様の存在が僕を熱くやり気に満ち溢れさせてくれています。今後とも何卒よろしくお願い致します。
折原:いつも楽曲を聴いてくださり、そして朗読ライブを観てくださってありがとうございます。CDも、たくさんの方に手に取ってもらえて本当に嬉しいです。もっともっと、いろんな物語を届けていきいたと思いますので、これからも応援よろしくおねがいします!
馬場:まだまだ駆け出しの自分達に沢山の応援を下さり本当にありがとうございます。皆様が支えて下さったお陰でCDリリースまで至ることが出来ました。コロナ禍で皆様の前に立たせていただくことは難しくなってしまいましたが、CDやオンライン公演に僕たちの全力を注がせて頂いたので、ぜひ何度も楽しんで頂けますと幸いです。そして状況が好転した暁には、同じ空間で一緒に盛り上がりましょう! 優しい皆様が明るく光に満ちた道を歩んでいけますように。
有隅:いつも応援してくださってありがとうございます。皆さんからいただける「言葉」が本当に本当にメンバー一同の力になっています。まだ活動は1年ほどですが、素晴らしいクリエイターの方々、メンバー、スタッフの皆さん、そして何より応援して下さる皆さんがいて、本当に幸せなことだなと感じています。本当にありがとうございます。メンバー一同、精一杯活動をしていきますので、このDarkestoRyを、そしてメンバーのことをもっともっと知って好きになっていただければこの上ないことだと思います。これからも応援していただければ幸いです。
[文・春夏冬つかさ]
関連リンク
CD情報
発売日:2020/12/02 発売
DarkestoRy/マリスの晩餐 Music Selection マリス盤
価格:2,750円(税込)
≪収録内容≫
【CD-1】
1.マリスの晩餐
2.声を上げても
3.マリスの晩餐 -inst-
4.声をあげても -inst-
【CD-2】
朗読「マリスの晩餐」
≪アーティスト≫
木暮晃石
折原秋良
馬場惇平
有隅融
DarkestoRy/マリスの晩餐 Music Selection ダルカ盤
価格:3,850円(税込)
≪収録内容≫
【CD】
1.革命のダルカ
2.ダーケストーリー
3.革命のダルカ -inst-
4.ダーケストーリー -inst-
【DVD】
朗読劇「革命のダルカ」
≪アーティスト≫
木暮晃石
折原秋良
馬場惇平
有隅融
DarkestoRy/マリスの晩餐 Music Selection パンドラ盤
価格:3,850円(税込)
≪収録内容≫
1.パンドラの牢獄
2.NotEQUAL
3.パンドラの牢獄 -inst-
4.NotEQUAL -inst-
≪アーティスト≫
木暮晃石
折原秋良
馬場惇平
有隅融
封入特典
DarkestoRy メンバーフォトブック
シリアルコード(初回)
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
アニメイト特典:DarkestoRyトークCD(同時購入)
※特典は無くなり次第、終了とさせて頂きます。ご了承下さい。
【対象商品】
【マキシシングル】DarkestoRy/マリスの晩餐 Music Selection マリス盤
【マキシシングル】DarkestoRy/マリスの晩餐 Music Selection ダルカ盤
【マキシシングル】DarkestoRy/マリスの晩餐 Music Selection パンドラ盤
※上記3タイトルを同時購入された方が対象になります。