『ゴールデンカムイ(第3期)』 が100倍楽しくなる! 制作秘話や裏話が満載な難波監督のTwitter解説がすごい!
『金カム』こと、『ゴールデンカムイ(第3期)』が、2020年10月より放送開始されています。第3期の放送も残りわずかとなり、展開の行き先も非常に気になります。そんなアニメ『ゴールデンカムイ』では毎週新キャラクターが登場し、物語だけでなく、放送後に発表される声優キャストにも注目が集まっています。
難波日登志監督のTwitterでは、声優キャスティングの裏話や制作秘話などが公開されているのを、皆さんご存知でしたか?
第3期放送開始より投稿された、難波監督のアニメ『ゴールデンカムイ』に関するツイートをまとめてみました!
これを見れば、より『ゴールデンカムイ』という作品を楽しめるのではないでしょうか!
目次
- ロシア人キャラのロシア語は、日本人声優が担当してる?
- ロシア人と殴り合う「スチェンカ」のアニメシーンには、あの作品の影響がある?
- 岩息の挑発ポーズは、日本人スーパースターのポーズがモチーフ
- 月島軍曹がみた、いご草ちゃんの髪色は何色? アニメではどう描かれたのか
- 史実通りだと鶴見の肋骨服は白ではない? アニメでは何色に?
- 谷垣の体の一部に異変? 難波監督の熱いこだわりとは
- 花沢勇作は人間離れした存在で、声優キャスティングが難しかった?
- ソフィアの声優は二人? 若い頃と現在のギャップに注目
- 若かりし日の土方と人斬り用一郎の剣劇アクションを描くための秘策とは?
- 長谷川が、鶴見になった瞬間の声は、大塚芳忠さんではない!?
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- 「時は来た、それだけだ」この谷垣のセリフ、皆さんは元ネタご存知ですか?
- 『ゴールデンカムイ』第三期×アニメイト七大キャンペーンが開催中!
- 作品情報
ロシア人キャラのロシア語は、日本人声優が担当してる?
3期、樺太編となったことで、日本人とアイヌだけでなく、今回からはたくさんのロシア人が登場します。登場するロシア人の多くは日本語でなくロシア語を話しますが、アニメでももちろんロシア語です。では、収録現場はどんな感じだったのでしょうか……。第25話「樺太へ」の放送後のコメントで、監督がその様子を語っています。
難波日登志氏が語る「ロシア語収録」の裏話
なぜかというと、ネイティブなロシア人に参加してもらうと、逆に日本人があてているロシア語とのバランスが取れないため。うまさに差が出ちゃう。全部ロシア人にする?日本語の演技もできないとね!
— 難波日登志(三條なみみ) (@namimi_sanjyo) October 6, 2020
そう思うと凄いと思いませんか?
ぜひチェックしてみてくださいませ。
第25話「樺太へ」あらすじ
アシリパを連れ去ったキロランケたちを追い、樺太にたどり着いた杉元ら先遣隊一行。荷物に隠れていたチカパシとアイヌ犬のリュウが一行に加わる想定外の出来事に驚きつつ、周辺での聞き込みを開始する。幸先よくアシリパらしき女の子の情報を得た一行は、少女が向かったという森へ。だが、そこにいたのはアシリパではなく樺太アイヌの女の子だった。そんな中、杉元らの前にイタチ科最大級の猛獣・クズリが出現し、襲いかかるッ!
ロシア人と殴り合う「スチェンカ」のアニメシーンには、あの作品の影響がある?
ロシア人に対して、杉本、谷垣、鯉登、月島の4人が、「スチェンカ(掛け喧嘩)」に挑みます。原作でも迫力のあるシーンが展開されましたが、アニメでは、さらに磨きのかかったシーンとなっていました。そんな大迫力の場面には、難波監督が以前担当された、あるOVAの影響があるんだとか。その作品とは……。
難波日登志氏が語る「スチェンカ」の裏話
スチェンカをやるに際し参考にしたのは「はじめの一歩」(OVAを監督した経験もあるので)ですが、ボクシングではなくあくまで殴り合いに見えるよう試行錯誤して作りました。
— 難波日登志(三條なみみ) (@namimi_sanjyo) October 9, 2020
次回の放送。どんなスチェンカか楽しんでもらえると嬉しいです。
第26話「スチェンカ」あらすじ
スチェンカに勝利後、会場で見かけた大柄な日本人に声をかける杉元。岩息舞治と名乗った男と杉元は握手を交わし、その瞬間に互いの強さを本能的に感じ取るのだった。
後日、杉元たちは再び試合に出ることになり、対戦相手として姿を現した岩息が刺青の脱獄囚だと知る。岩息の強さは凄まじく、杉元たちが4人がかりで殴りかかっても倒れない。そのうち殴られすぎた杉元が正気を失ってしまい、試合は混迷の様相を呈していく!
岩息の挑発ポーズは、日本人スーパースターのポーズがモチーフ
「スチェンカ」回で、岩息がやる挑発ポーズ。かっこいいセクシーなあのポーズには実はモチーフがあるんです。プロレスファンならわかるあの方です。『ゴールデンカムイ』には、多数のプロレスネタが仕込まれていますが、実はここもなんです。監督流石です!
難波日登志氏が語る「岩息の挑発ポーズ」の裏話
「スチェンカ」回の岩息の挑発ポーズは中邑真輔を意識しました。原作のあのポーズ、ですよね。
— 難波日登志(三條なみみ) (@namimi_sanjyo) October 17, 2020
あのポーズとは、元新日本プロレスで、元WWEで活躍されている中邑真輔です。監督も上記に続くTwitterで「中邑真輔を知らない人もいるかと。簡単に言うと世界的なWWEプロレスラー。その挑発ポーズ「Come On!」」とつぶやいています。
Battle gear by @juncos2015
— Shinsuke Nakamura (@ShinsukeN) August 22, 2020
Photo by John Giamundo pic.twitter.com/ibiuBCAC8s