第2期の三玖は“目がハートなくらい”愛情たっぷり！　冬アニメ『五等分の花嫁∬』声優インタビュー第3回：中野三玖役・伊藤美来さん

風太郎を好きな理由は、三玖を通してなのか、単純に自分自身が好きなのか

ーー伊藤さんは、風太郎が好きだと以前から話していますが、風太郎のカッコ良いところはどんなところですか？

伊藤：漫画を読んでからずっと好きなんですけど、それが三玖を通して見ているからなのか、それともただ単純に私が風太郎のことを好きなのか、もう分からなくなっちゃってるんです（笑）。

でも、やっぱりいざというときに男を見せるところが一番カッコいいところだと思います。いつもは「お前なんか～」って言ってるのに、いざ五つ子が困っていると、ちゃんと手を差し伸べてくれたり、大丈夫か？って心配してくれたりするところがいいですよね！

あと、風太郎はお兄ちゃんなので、お兄ちゃん感みたいなところも私は好きなんですよ！　妹のらいはちゃんがいるから面倒見がいいし、家族思いなんですよね。

ーーそういう面倒見が良いところが、五つ子への優しさにつながっているんですかね。

伊藤：そうですね。ツンケンしているけど、ちゃんと考えてくれていて、自分の勉強の時間を犠牲にしてまで、五つ子に寄り添って問題を作ってあげたりと愛情表現ができているんですよ。五月と同じで、あまりストレートに感情を表に出せないんだけど愛があるというか。それが読んだり見たりしていても伝わってくるから、キュンとするんですよね。

ーー本当にいつ勉強しているんだろうって思いますよね？　それほど成績も落ちないし。

伊藤：だから本当に頭がいいんだろうなって思います。

ーー第2期では、さらにカッコ良くなりますよね。

伊藤：でも第2期は、ちょっとかわいくも見えてくるんですよ！　ぐいっと行くと赤くなったりして、そんな面もあったの!?ってなって、かわいいなぁって思っちゃう。

ーー母性的なものが出てきて！（笑）　この連載第1回の花澤さんのインタビューで、花澤さんと伊藤さんは実は長女という話題で盛り上がったのですが、風太郎をかわいく思うところは長女の伊藤さんならではの視点なのかもしれないと今思いました。

伊藤：一応、長女なんですけど、弟たちには長女扱いされていないんですよね……。でも長女の話で言えば、一花の気持はよく分かるんですよ！　弟が小さいときは守ってあげなきゃと思ったし、何かあったら言ってねと伝えたり、欲しい物を譲ってあげたりしたんです。それはお姉ちゃんとしてやりたいことではあるんだけど、我慢しているところもあったから、いつも一花を見ながら、もどかしい気持ちになっていました。