劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」野島健児さんインタビュー｜後編で開花するタキシード仮面。注目ポイントはモノローグのセリフ！？

後編での注目ポイントは“モノローグのセリフ”

――今回の劇場版で新たに感じたタキシード仮面 / 地場衛の魅力や変化を教えてください。

野島：繊細な部分はもちろん、彼自身の成長をすごく感じました。

後編ではまもちゃんがグッと男として成長していく姿が見えてくるので、そこは今までとは大きく違うところです。

彼が今やるべきことだったり、“守る”とはどういうことなのか、そのような部分を後編では描かれていくので、ぜひ注目していただきたいと思います。

――演技の面で意識したことはありましたか？

野島：人間的な成長を大事にしつつ、それを声として表に出すときに、あまり人間臭くしたくない気持ちがありました。（地場衛というキャラクターが持つ）美しさはきちんと保っておきたいというか。

まもちゃんは少しか弱い部分もあり、すごくカッコ良いところもあれば、真面目だからこそクスリと笑ってしまう部分もあります。

そこがまもちゃんの（人間らしい）可愛い部分ではありますが、タキシード仮面になったときはスター性を意識しました。

――最後になりますが、後編の見どころを教えてください。

野島：まもちゃんの成長っぷりが解き放たれるので、そこを楽しんでもらいたいです。また、エリオスとはどのような関わりがあるのかが明かされていくのも見どころのひとつです。

あと、まもちゃんが自分自身を奮起させる言葉があって、僕はそのモノローグ（独白）のセリフは彼が本気じゃないと言えないセリフだと感じました。

タキシード仮面としてのセリフですが、真面目だからこそちょっと笑ってしまうような、まもちゃんらしさが含まれている言葉でもあるんです。

自分自身のやるべきことを大切にして、本気でいられる。そんなまもちゃんらしさを象徴しているセリフなので、どこでそれが出てくるのかぜひ見つけていただけたら嬉しいです。

そして何よりも、セーラー10戦士が集まるので、彼女たちの輝きをぜひ劇場で感じてください。

作品情報

劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』《前編》／劇場版『美少女戦士セーラームーンEternal』《後編》

　
【公開日】
前編 2021年1月8日（金）／後編 2021年2月11日（木・祝）

　
【キャスト】
三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、野島健児
皆川純子、大原さやか、前田愛、藤井ゆきよ、広橋涼、村田太志、中川翔子、松岡禎丞
渡辺直美、菜々

　
【スタッフ】
原作・総監修：武内直子
監督：今千秋
脚本：筆安一幸
キャラクターデザイン：只野和子
アニメーション制作：東映アニメーション、スタジオディーン
配給：東映

　
【主題歌】
「月色Chainon(シェノン)」
作詞：白薔薇sumire
作曲：小坂明子
編曲：月蝕會議

ももいろクローバーＺ with セーラームーン（CV:三石琴乃）＆セーラーマーキュリー（CV:金元寿子）＆セーラーマーズ（CV:佐藤利奈）＆セーラージュピター（CV:小清水亜美）＆セーラーヴィーナス（CV:伊藤 静）

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