今後の野望は金の盾！　殻を破り自分の色が出始めたきっかけとは？　声優・梶原岳人さんのYouTubeチャンネル「ガクともチャンネル」インタビュー｜ 2/21開催のイベントは小笠原仁さん＆広瀬裕也さんを巻き込んだ“エンターテインメントショー”に!?

声優・アーティストとして活躍している梶原岳人さんが、友達を増やしていくことをテーマに活動しているYouTubeチャンネル「ガクともチャンネル」。

地雷メイクをしてみたり、いろいろな曲を歌ったり、ゲストを迎えてゲームをしたり……現在もさまざまな動画を投稿しています。

そんな「ガクともチャンネル」のイベント「G-Fes 2021 winter」が2月21日（日）に開催。第1部に小笠原仁さん、第2部に広瀬裕也さんをお迎えし、エンターテインメントショーが繰り広げられるとのことです。

今回、アニメイトタイムズ では、イベントに向けて梶原さんにインタビューを実施！　自身のYoutube番組「ガクともチャンネル」についてや、イベントでの見どころなど語っていただきました。

素の自分を出しているYouTube番組

――「ガクともチャンネル」は2018年の夏に開設されましたが、このYouTube番組が始まったきっかけを教えてください。

梶原岳人さん（以下、梶原）：（運営・制作会社の）トライリミテッドの社長さんからお話しをいただいたのがきっかけです。当時はYouTubeで活動をされている声優さんも少なかったので、新しい分野での活動という印象がありました。

僕自身、YouTubeが好きなので自分が番組を持つとどうなるんだろう？と楽しみな気持ちが大きかったです。でも、開設当時はほとんどメディアに出たことがなかったので、最初の頃はすごく緊張しながらやっていました。

――今は緊張しますか？

梶原：今はしません（笑）。リラックスしながらさせてもらえるのが一番良い環境ですし、最初の頃よりも遊び心を入れられる部分が多くなってきました。変に気負わずに番組ができるのでありがたいです。

――YouTubeがお好きだということで、普段はどのような動画を見ますか？

梶原：HIKAKINさんやSEIKINさんの動画はもちろん、キャンプ、車中泊、料理系、ドライブ、サッカー、弾き語りなどいろいろな動画を見ています。

自分の好きな動画ばかり見ているので、興味の分野が幅広いですね（笑）。いろいろな動画を見て、それらを吸収できるのが、YouTubeの面白さだと思います。

――確かに。それだけ興味の幅が広いと、やってみたいことがたくさん出てきませんか？

梶原：そうですね。もちろん踏み込みたいところがたくさんありますが、自分の活動の中での制限もあるので難しい部分があります。

皆さんに発信していく中でできることは限られますが、自分のできる範囲で面白いことをやれたらな、と。最近、自分の中でYouTube番組の方向性が変わってきているような気がします。

前はゲストをお呼びすることが多かったのですが、今は1人での動画が増えているんです。

ゲストと一緒に何かをするのも楽しいですが、1人でやると自由度が高まるので、かなり好き勝手にやらせてもらえているというか。最近は変な企画をよくやっている気がします（笑）。

――変な企画ですか（笑）

梶原：最近だとメイク動画だったり、自分で女性のキャラクターを作ってやりました。

――ちなみに、その企画は梶原さんの発案ですか？

梶原：発案というか、本当に行き当たりばったりでやっているので、思いついたことをそのままやっている感じです（笑）。

スタッフさんが持ってきたものを話し合って自分の案も加えたり、自分がやりたいことを提示したり。

かしこまった感じではなく、自分の家にいるような、真面目でない素の自分を出しています。

これまでの動画を振り返ってみて思うこと

――「ガクともチャンネル」は梶原さんが友達を増やすことを目的としたチャンネルですが、開設から約3年、友達はできましたか？

梶原：おかげさまで、会ってちゃんと話せる仲になった人は増えました。声優業界からゲストとして呼ばせていただくことが多かったので、先輩や後輩いろいろな方から「ガクともチャンネルに今度呼んでね」とよく言われて。本当に嬉しいですし、長く続けてきて良かったです。

――本当にたくさんの動画を出されていますが、これまでの動画で印象に残っているものはありますか？

梶原：ロケ系が好きなので印象に残っています。スタジオで撮影するのもいいですが、外に出て撮影することもあって。

それこそ群馬に行ってみんなでロケをしたり、中野を散歩したり……いつもと景色を変えてやる収録はワクワクして楽しいです。

――歌の動画も結構出されていますね。

梶原：歌の動画が一番（再生回数が）伸びていると思います。もともと、歌は小さい頃から好きだったこともあって、その流れで気楽に好きな曲を好きだから歌うみたいな感じでやらせてもらっていて。

いろいろなコンテンツで歌うことはありますが、このYouTube番組では、それとはまた違った楽曲に挑戦していきたい気持ちがあります。

――今後、動画でやってみたいことがあれば教えてください。

梶原：お笑いが好きなのでコントをやってみたいです。それこそ、おばちゃん、おじいちゃんといったキャラクターになりきってYouTubeでネタをやってみたいな、と思っています。

――面白そうですね！　好きなお笑い芸人はいますか？

梶原：たくさんいます！　チョコレートプラネットさん、シソンヌさん、ジャングルポケットさん、パンサーさんなどが好きです。

――また、これまでたくさんのゲストが出演していますが、思い出に残っているゲスト回があれば教えてください。

梶原：一番気兼ねなくできたのは、室元気さんの回です。室さんが時には冷たく、面白く返してくださるので、すごくやりやすかったです。あとは、寺島惇太くんと八王子に虫を取りに行った回。惇太くんが盛大に転びました（笑）。

スタッフ：梶原さんのせいで転んだんです（笑）。

梶原：そうだった！

一同：（笑）。

梶原：というか、僕が虫を持っていることにして、惇太くんを追っかけたら転んじゃったんです（笑）。でも本当に楽しくて、少年のように生きています。

――そんなゲスト回もあれば、小野大輔さんら大先輩もゲストに呼ばれていますね。

梶原：本当にありがたいことです。業界で長くやってらっしゃる方は本当に素敵な人たちばかりで、そういう人だからこそ、この業界で長く生き残っていけるんだろうなと思いました。

――今後、この番組にゲストとして呼びたい方はいますか？

梶原：梶裕貴さんです。この間、梶さんの生放送で僕の名前を言ってくださっていて。でも実は梶さんとお会いしたことがないんです。梶さんに憧れてこの業界に入ったので、いつか現場で共演させていただいた上で「ガクともチャンネル」でお話ししてみたいです。