アニメ映画『ARIA The CREPUSCOLO』声優の広橋涼さん・佐藤利奈さん・茅野愛衣さんらが完成披露舞台挨拶に登壇! 4週連続の入場者特典&スペシャルPVも解禁
3月5日(金)より全国77館の劇場にて公開する、新作アニメーション『ARIA The CREPUSCOLO』。その完成披露舞台挨拶映像付き上映会が、2月28日(日)に新宿ピカデリー(東京)、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)、なんばパークスシネマ(大阪)の3劇場にて実施されました。
実際の登壇はありませんでしたが、この完成披露のために特別に収録した舞台挨拶映像付き上映を実施。広橋涼さん(アリス役)、佐藤利奈さん(アテナ役)、茅野愛衣さん(アーニャ役)、佐藤順一総監督、名取孝浩監督が登壇。
会場に集まったファンは、5年ぶりとなるARIAメンバーの集結に満面の笑みを浮かべ上映を見守りました。
また、4週連続の入場者特典の配布も決定。天野こずえ描き下ろし特製コースター(全8種)が数量限定で配布されます。さらに、ARIAシリーズを振り返る「ARIAシリーズスペシャルPV」も公開されました。
今回、舞台挨拶の公式レポートも到着したので、ここに公開しましょう。
『ARIA』シリーズスペシャルPV公開!
『ARIA The ANIMATION』から、アリシア(CV:大原さやか)のナレーションで振り返る『ARIA』シリーズスペシャルPVとなります。
『ARIA The CREPUSCOLO』は、天野こずえが描いた未来形ヒーリングコミック『ARIA』の完全新作アニメーション。2005年に『ARIA The ANIMATION』としてアニメ化し、その後も2006年に『The NATURAL』、2007年に『The OVA ~ARIETTA~』、2008年に『The ORIGINATION』、2015年に完全新作アニメーション『ARIA The AVVENIRE』を制作。本作は、TVアニメ放送開始15周年の記念作品となります。
完成披露舞台挨拶より公式レポート公開!
オレンジ色の空の下に、ARIAキャラクターが勢ぞろいした美しいティザービジュアルを全面に描いた大きなパネルを背景に、広橋さん、佐藤さん、茅野さん、佐藤総監督、名取監督が並び始まった舞台挨拶。以下にQ&A形式でご紹介します。
──今の率直なお気持ちは?
広橋:『ARIA』は私の体の中にあるものなので、久しぶりという感覚はなかったのですが、新しい映像を観ることができるということが、すごく嬉しいなと思いながら収録に臨んでいました。
佐藤:私は、本作から一緒に歩むことになったのですが、すごく長く愛され続けている作品に、自分自身が携われていることが夢のようといいますか、不思議な気持ちです。
茅野:アーニャ役としては、前作の『The AVVENIRE』からの出演だったのですが、元々『ARIA』が大好きで、この業界に入ってきたので、こんな…夢が叶うことってあるんだなと思いました。そして今回、新作ということで関わらせていただけて、幸せを噛みしめています。こうやって一緒のステージに立てていることがまさにミラクルだなと思います。
広橋:ハッ! 今日は「恥ずかしいセリフ、禁止です」って、誰もツッコんでくれる人がいないんだよ(笑)
一同:(笑)
名取監督:『ARIA』は…たまに呼び出される作品です(笑)ずっと携わってはいるのですが、「誰がどの手袋をしているんだっけ?」といった覚えなおすことも多い作品ですね(笑) 楽しく制作しているのですが、ちょっと大変です(笑)
佐藤総監督:15年って改めて考えるとすごいですよね。自分にとってはあっという間なのですが、始まったころは、僕と広橋さんだけですし、名取くんはスタジオでシャカリキに作画を描いていただろうし、サトリナさんは『ふしぎ星の☆ふたご姫』の頃でしょ。茅野さんにいたっては見てる側にいて…。そう思うと『ARIA』という作品はすごいなと思います。
──アテナ役を演じることについて意識したことは?
佐藤:お話をいただいて大変光栄だったのですが、(川上)とも子さんは唯一無二の役者さんですので私に務まるのかどうかとても不安で、「(川上さんに)声質や色合いの似ている方が他にいらっしゃる気がします」とお返事をしました。
そしたら、佐藤総監督より「僕は似ているところがあると思っている」という温かいメッセージをいただきまして、佐藤総監督が大丈夫と言ってくださるのではあれば、どこか通じるところがあるのかもと思いまして、私でお役に立てることがあるのならば「やらせていただきます」とお返事いたしました。ですが、こんなに…オレンジ色が多いなんて…(笑)びっくりしました。
佐藤総監督:アテナさんのセリフが多いので、“少しだけ何とかしてくれる”といったことではなくて、ちゃんとアテナさんになれる人にお願いしないととは思っていました。なので、サトリナさんにお引き受けいただいてよかったです。(サトリナさんの)第一声を聞いた時に、「おおっ!」ってなったので「どーだ俺のキャスティングは!」と思いましたね(笑)僕が頑張ったわけではないんですけどね(笑)
──「恥ずかしセリフ、禁止!」と言われてしまうような、『ARIA』の魅力は?
広橋:私、『ARIA』では恥ずかしいと思ったことないですよね(笑)本作を観た印象としては、1つ1つ大事に描かれていて、宝箱を開けるようなイメージを感じていて、本作を観るみなさんには、この宝物はどのように届くのだろうなぁと想像するだけで、幸せな気持ちになります。
佐藤:温かい優しい世界観だなと思います。魔法みたいだなと思っていて、こんな優しい物語を紡ぐことができるんだなぁとびっくりしています。このARIAメンバーに入ってみると、みんなが優しいんです。監督をはじめ、みなさんがすごく…いい人(笑)みなさんの優しさに助けられて、今があります。言葉にできないくらいの思いをくれる作品です。
茅野:『ARIA』の映画を飲み物に例えると、“生クリームのせココア”みたいな映画だなと思っています。前作の『The AVVENIRE』が、アリシアさんが作った“生クリームのせココア”だとしたら、今回はアテナさんが一生懸命アリシアさんに聞いて作ってくれたものを「あーーーっ!」とこぼした感じの“生クリームのせココア”な映画だと思います(笑)
──最後にメッセージ
茅野:アーニャとしては、新キャラとして登場する幼馴染のアレッタからもらった言葉が本当に特別で宝物になりました。なので、みなさんにもその言葉が届けばいいなと思っています。
佐藤:今回、とも子さんからアテナさん役を引き継がせていただきました。『ARIA』1年生ですが、とも子さんと(河井)英里さんと、ARIAに関わるみんなが大好きという思いだけで突き進んできました。大変なことがことが多い世の中ですが、どうか映画を観ている間は、ふわっとした気持ちや優しい気持ちになってもらえたらいいなと思っています。
広橋:『ARIA』は、みなさんのすぐそばにいる作品です。この作品を観て「幸せって増えていくよね」と思ってくれたら嬉しいですし、状況が良くなった時にみなさんと一緒に観ることができたらと思っています。
名取監督:あまり自分で作ったものに対して、泣いたりはしないのですが、今回は不覚にもウルっとしてしまうことがあって、そういう意味ではみなさんの心に刺さる作品になったのかな…と思っています。上映が始まりましたら、ARIAの世界に没頭してもらえたらいいなと思います。
佐藤総監督:TV版のアリシアのセリフで、灯里に「世界が素敵に見えるのは、あなたが素敵だからよ」という言葉があります。
この『ARIA』という作品は悪人なども出てこないので、見ようによっては“そんなバカなと。そんな綺麗な世界があるわけない、嘘だ”といわれることもあるのですが、そんな中で「この(ARIAの)世界っていいな」と思ってくれた人たちが、ここに集まってくれていると思っています。
『ARIA』という作品は、みなさんの素敵な心を映す、映し鏡ではないかと思うんです。みなさんの素敵な心で、映画を作ることができたと思っていますので、みなさんの素敵な心をこれからもいただければ嬉しいです。
『ARIA The CREPUSUCOLO』数量限定 入場者特典情報
■天野こずえ先生描きおろし特定コースター(全8種)
1週目 3月5日~ ①灯里&アイ ②アリス&アーニャ
2週目 3月12日~ ③藍華&あずさ ④アリス&アテナ
3週目 3月19日~ ⑤灯里&アリシア ⑥暁&ウッディー&アル
4週目 3月26日~ ⑦藍華&晃 ⑧アテナ&アリシア&晃
<注意>
※数量限定の為、無くなり次第終了となります。
※ご入場時に、お一人様につき一点の特典をお渡し致します。
※チケット購入特典ではございません。ご入場を伴わない配布はお断りさせて頂きます。あしからずご了承ください。
※配布に関する特別な指定がある場合を除きます。
※入場者プレゼントは、切り替わり前日24:00を過ぎた上映でも営業が終了するまでは切り替わりません。ご了承ください。
※制作段階で生じるわずかな初期傷や擦れが理由による特典の返品・交換はいたしかねます。
※新型コロナウイルス感染予防のため、こちらの情報は劇場の都合により急遽変更になる場合がございます。劇場の営業状況・運営状況など、各劇場HP等でお確かめください。
作品情報
劇場アニメ『ARIA The CREPUSCOLO』
2021年3月5日(金)RAODSHOW
配給:松竹ODS事業室
■イントロダクション
未来形ヒーリングストーリー 蒼のカーテンコール 《第2章》開幕
現在、WEBマンガサイト「MAGCOMI(マグコミ)」にて『あまんちゅ!』を絶賛連載中の天野こずえが描いた未来形ヒーリングコミック『ARIA』。
単行本累計460万部、関連書籍累計80万部が発行された本作は、2005年に『ARIA The ANIMATION』としてアニメ化。その後も、2006年に『The NATURAL』、2007年に『The OVA ~ARIETTA~』、2008年に『The ORIGINATION』、2015年に完全新作アニメーション『ARIA The AVVENIRE』が制作され、原作コミックの雰囲気そのままの優しい世界が数多くのファンを魅了しました。
そして、『ARIA The ANIMATION』放送から15年目を迎える2020年。このメモリアルイヤーに、再び『ARIA』が新作アニメーションとして帰ってきました。
オレンジぷらねっとのメンバーを中心に描かれる、完全新作アニメーション『ARIA The CREPUSCOLO』。
制作に当たっては、天野こずえの完全新作描き下ろし原作漫画を元に、総監督・脚本:佐藤順一、監督:名取孝浩、アニメーション制作: J.C. STAFF(「あまんちゅ!」)が制作致します。
キャストもおなじみのメンバーに、アテナ役として佐藤利奈が新たに加わりました。新しい、そして変わらない『ARIA』の世界を是非、劇場でご覧ください。
■あらすじ
ネオ・ヴェネツィアの街が、落ち葉の絨毯で彩られる秋。オレンジぷらねっとで修業の日々を送るアーニャには、気がかりなことがありました。お互いに多忙なこともあり、長い間会えていない先輩のアリスとアテナ。
そのせいで元気がないアテナに対し、アリスはなぜか会うのを避けている様子なのです。友達のアイとあずさにも協力してもらい、先輩たちが絶対に会える方法を探す中、アーニャは今の自分だからこそ見える“景色”があることに気づかされるのでした......。
■STAFF
原作:天野こずえ「ARIA」(ブレイドコミックス/マッグガーデン刊)
総監督・脚本:佐藤順一
監督:名取孝浩
キャラクターデザイン・総作画監督:伊東葉子
美術監督:氣賀澤佐知子(スタジオユニ)
色彩設計:木村美保
撮影監督:間中秀典
音楽:Choro Club feat. Senoo
OPテーマ:「フェリチータ」安野希世乃
EDテーマ:「echoes」安野希世乃
音楽制作:フライングドッグ
音響制作:楽音舎
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:松竹
配給:松竹ODS事業室
■CAST
アリス・キャロル:広橋涼
アテナ・グローリィ:佐藤利奈
アーニャ・ドストエフスカヤ:茅野愛衣
まぁ:渡辺明乃
水無灯里:葉月絵理乃
アリシア・フローレンス:大原さやか
愛野アイ:水橋かおり
アリア:西村ちなみ
藍華・S・グランチェスタ:斎藤千和
晃・E・フェラーリ:皆川純子
あずさ・B・マクラーレン:中原麻衣
アレッタ・パーチェ:安野希世乃
★アニメ「ARIA」シリーズ Blu-rayも好評販売中!
詳細は公式サイトまで