本日3月4日で「PlayStation®2」が発売21周年！数々の名作が生まれたPS2――編集部員の忘れられないPS2タイトル！【今日の話題】

本日3月4日で、数々の名作を生んだ「PlayStation®2」が発売21周年を迎えました。プレイステーション公式Twitterでは「#忘れられないPS2タイトル」というハッシュタグで、思い出の作品を呼びかけました。

すると、多くの人がハッシュタグをつけてツイートを投稿し、Twitterトレンド1位に！　懐かしい気持ちや、あの頃に感じた想いで溢れています。思わず“そう、そうだった！”と頷いてしまうかもしれません。

今回は編集部員の「忘れられないPS2タイトル」をご紹介！　あの頃、幼かった筆者は未知の世界を“ゲーム”で知りました。縦横無尽に走りつくした世界、思わず何度もプレイしてしまうミニゲーム……。もしかしたら懐かしい気持ちを感じてもらえるかもしれません。

忘れられないPS2タイトル

ファイナルファンタジーX

　
世界一ピュアなキス。

本作のTVCMで流れたこのコピー。作品をプレイしたことがなくとも、このコピーは知っているという方も少なくないのではないでしょうか。

「FF」シリーズとしては初のPlayStation®2用ソフトとなった作品でもあり、初めてストーリーの繋がった続編が制作された作品でもあります。その人気は高く、リマスター版がVitaやPS3、PS4、Nintendo Switch、Xbox Oneでも発売。さらに、その人気は国内に留まらず、全世界850万本出荷というPS2タイトルでもトップクラスの人気を誇っています。

今では当たり前となったフルボイスや、フル3Dのフィールドはこれまでにない没入感をプレイヤーに感じさせました。キャラクターたちの感情が、まるでアニメを見ているように耳からも感じられることに驚いた記憶があります。

キャラクターボイスでは主人公・ティーダ役を森田成一さん、ヒロイン・ユウナ役を青木麻由子さんが担当されており、そのほかにも中井和哉さんや、松本まりかさんなどもご出演。

また、美麗なムービーはその綺麗さのあまり「実写じゃん！」と思った方もいらっしゃるではないでしょうか。幼かった筆者の心をくすぐった用語や世界、設定。戦闘時には迫力のある視点から描かれるなど、技術の進化を感じられる名作です。

ほかにも、雷平原で雷を200回連続で避ける「落雷避け」、チョコボレース「とれとれチョコボ」で0秒など、アイテムを入手するために難易度の高いミニゲームを何度もプレイしたことはこれからも忘れられません。

サルゲッチュ2

　
パンツを履き、特殊なヘルメットを被った“ピポサル”たちを捕まていく本作は、1作目「サルゲッチュ」の続編。プレイヤーは主人公・ヒカルとなってガチャメカと呼ばれるアイテムを駆使してピポサルたちをゲッチュしていきます。

PlayStationを代表するキャラクターの1人（1匹）となったピポサル。2006年にはTVアニメ「サルゲッチュ」が放送、1999年から2011年の期間では月刊コロコロコミックにて4コマ漫画も掲載されていました。

本作ではピポサルたちのバリエーションも前作より増えており、ツタンカーモンやサルコビッチ、SAL-02など個性的なピポサルが登場。いま思えば可愛らしくも思えるピポサルたちですが、当時小学生だった筆者には少し不気味に思えました……。

また、本編はもちろんですが本作ではミニゲーム「ドッジサッカーフットサル」では、捕まえたピポサルを使ってフットサルをプレイすることも可能。ファウルの存在しないフットサルはまさにやりたい放題で、ついついフットサルばかりプレイしてしまいました。

当時TVで流れていたCMでは、実写でピポサルが登場したり、お馴染みのテーマソングが流れたりと、印象的なものが多くありました。

蚊

タイトルから察することができる通り、プレイヤーは“蚊”となり山田家の住人たちから血を吸っていくゲーム。住人たちに叩かれたり、殺虫剤などに当たってしまうとライフが減ってしまい、0になるとゲームオーバー。反対に設定された吸血量に達するとゲームクリア
というシンプルな内容。

様々なシチュエーションの中で吸血を行っていく様はまさにハラハラドキドキ。蚊の存在を住人に気付かれてしまうとリラックスさせる必要があるバトルモードなど、真面目に不真面目なゲームです。ステージの中にはお風呂もあり、幼心にもまた別のドキドキを感じた場面も。

また、今ではなかなか見られない隠し要素もあり、ゲーム起動時にとある操作をすると対戦ミニゲーム「暴走バイセコー」を遊ぶことをプレイすることも。自転車に乗ったお父さん・山田健一を操り、相手を場外に落とすだけという絵面としてはシュールそのものなミニゲームでしたが、友人と笑いながら延々とプレイしたのも良い思い出です。