ツンデレヒロイン大流行の立役者! 可愛いキャラクターだけでなく少年ボイスもおすすめな釘宮理恵さんの魅力【推し声優語らせてください・連載第4回】
アニメイトタイムズで活躍する執筆陣が推し声優についてとことん語る新企画「推し声優語らせてください」。
30歳を過ぎると昔話をしたくなってしまうものですよね。今回の執筆を担当する米澤さんは、私の同級生ということもあり、よく昔のオタク談義をしてしまいます。
ある日、話題に上がったのは“ツンデレヒロイン”について。
今では当たり前のキャラクター属性になりましたが、ここまで一般的になった理由は何なのか? その答えは、二人とも全くの同意見でした。
それは、釘宮理恵さんの存在です。
ということで、今回ピックアップするのは釘宮理恵さん。米澤さんから見た釘宮理恵さんの魅力とは?
連載バックナンバー
◆連載第1回・野島健児さん
◆連載第2回・花澤香菜さん
◆連載第3回・石川由依さん
福室さんの執筆記事
□『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』富野由悠季監督インタビュー
□『シン・エヴァンゲリオン劇場版』碇シンジ役・緒方恵美が贈る、すべての『エヴァ』ファンへのメッセージ
演じるキャラクターは多岐にわたる
筆者が今回選んだのは、これまで数え切れないほど魅力的なキャラクターを演じてこられた釘宮理恵さんです。
アニメファンなら誰もにその名前が知られ、声優として第1線で活躍を続けられている釘宮さんですが、とくに2000年代のライトノベルと共に青春時代を過ごした筆者にとっては、まさにレジェンド的な存在。
この時代は「ツンデレ」という、普段は手厳しい(ツン)けれど、ふとした瞬間に好意(デレ)を見せるヒロインが大流行を見せ、現在もすっかりと定着していますが、釘宮さんはそんな「ツンデレ」の概念を確立させた立役者の一人であることは間違いありません。釘宮さんが演じるキャラクターの魅力の虜になる人が続出したあまり、釘宮さんの声を聞くと反射的に「くぎゅうう」という奇声(?)を発してしまうようになる、「釘宮病」というネットスラングが生まれたほどでした。
もちろんツンデレなキャラクター以外にも、少年役に悪役、幼い少女にぶっ飛んだキャラクターなど、演じてきたキャラクターの幅は本当に多岐に渡り、読者の皆さんそれぞれに印象的なキャラクターは異なることでしょう。そんな釘宮さんが演じた中から、筆者の思い入れの深いキャラクター達を紹介していきます。