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6月12日開催の映画『るろうに剣心 最終章』イベント公式レポ到着

6月12日開催の“『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』大ヒット御礼舞台挨拶―ALL FOR THE FUTURE―”より公式レポート到着!

公開中の映画『るろうに剣心 最終章』の大ヒットを記念し、6月12日(土)に“『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』大ヒット御礼舞台挨拶―ALL FOR THE FUTURE―”が開催。

本イベントは二部構成。第一部では『The Beginning』より佐藤健さん、有村架純さん、大友啓史監督が登壇しました。さらにONE OK ROCKのTakaさんも海外からリモートで参加し、描き下ろした主題歌へ込めた想いを明かしました。

第二部は『The Final』から佐藤さん&大友監督に加え、『るろうに剣心 最終章』で初のイベント登壇となった神木隆之介さんが特別ゲストとして登場! 佐藤さんと監督へお祝いの気持ちを込め花束をプレゼントし、サプライズ登場シーンの撮影秘話をはじめ、シリーズや撮影エピソードなどを語る大盛り上がりに。

本稿ではこのイベントの公式レポートをご紹介します。
 

大ヒット御礼舞台挨拶 公式レポート

第一部:The Beginning

6月12日(土)、映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』2部作連続で舞台挨拶を開催した。第一部の『The Beginning』では、佐藤健、有村架純、大友啓史監督の登壇に加え、『るろう剣心』シリーズでは初の舞台挨拶となるTaka(ONE OK ROCK)がリモートで参加。第二部の『The Final』では、佐藤健、神木隆之介、大友啓史監督が登壇。また両イベントの模様はライブビューイングで全国の映画館に生配信された。(以下、佐藤、有村、神木、Taka、監督)

本日(6月12日時点)で2作合わせて興行収入なんと、44億円という大ヒットを記録。先ずは第一部の舞台挨拶に佐藤、有村、監督が登壇。上映後のイベントだったため、盛大な拍手で迎えられると、佐藤は「この作品の宣伝期間を走りぬいてきて、ついにゴールに向かっているなと感じます。ずっとこの作品の宣伝をしていたいくらい。この大切な時期を噛みしめたいと思います」と挨拶し、有村は「撮影中も宣伝期間も、私はずっとドキドキしていました。いろんな方から感想をいただき、少し肩の荷が下りてホッとしています。こんな大作に参加できたことを誇りに思います」とコメント。本日リモートでの参加となった監督が大きなスクリーンに映し出されると、「The Beginning」の美しい雪が積もった背景画像をバックに、「僕も有村さんと同じく、無事に公開し、皆さんに足を運んでいただけて胸を撫で下ろしています」と挨拶した。

初めに、「The Beginning」について、佐藤「非常に楽しかった。“逆刃刀”から“真剣”に持ち替えて、ギブスを外したかのようで伸び伸びと戦えたので楽しめました」とこれまでのシリーズとは全く異なるアクションについて語り、有村は「とにかくこの作品に対する皆さんの想いというものを毎日考えながら、熱量を忘れないと誓いながら撮影に挑んでいました。撮影中、アドバイスをいただきながら皆さんと一緒に巴を作れたので、一人じゃなかったのが心強かったです」と明かした。

そして、『るろうに剣心』5作全ての主題歌を担当している、ONE OK ROCKのTakaが海外よりリモートで参加。Takaは「シリーズすべての作品で主題歌を担当させていただき、本当に『るろうに剣心』と共に僕らのバンド人生はあったなと感じます。この長いストーリーが終わってしまうと思うと寂しく、ホッともしています。素晴らしい魂のこもった作品になっていると確信していますので、皆さんこれからも『るろうに剣心』を愛し続けてほしいと思います」と挨拶し、「ツアーを回っていて、ファンの中に熱烈な『るろうに剣心』ファンの方がいます。実際に『るろうに剣心』の曲を歌うと会場の空気が変わる」と話すと、「世界中に愛されているのは嬉しい」と佐藤。

そして、インタビューで「The Beginning」が一番好きだとコメントしていたことについて触れると、「ずっとこのシリーズの健を観ていた中で、健のアクションも作品毎にレベルアップしていくのだけれど、世界観の雰囲気とリンクするものがたくさんあった。切なく抉られる部分もあるんですが、日本人として今までに感じたことのないフィーリングだった」と称賛。

それを受け、佐藤は「実はTakaたちは僕よりも先に作品を観るのですが、ドキドキしている段階でTakaから“めっちゃよかった”と聞きました(笑)それを聞いてすごく嬉しかったです。時々海外にいるからこそ、自分は日本人なんだと思うと聞いたこともあり、『るろうに剣心』に込められた“魂”が伝わって嬉しいです」と喜んだ。

また、有村は楽曲を初めて聴きいた時の印象を振り返り、「メロディがピアノ調で繊細かつ丁寧で、とても心情が伝わってきました。歌詞がまっすぐ入ってきて、心に残る曲だと思いました」と主題歌“Broken Heart of Gold”を絶賛した。

監督も「僕もワンオクチームと一緒に観るんですが、出来上がった曲を聴いて、映画のスピリットとか映画の底に沈めたものを掘り当ててくれるんです。この作品を通して伝えたかったことを乗せて、作品を大きくしてくれる」と感謝を伝えると、Takaは「映画を観た後に、監督と話すと“任せた”とおっしゃってくれるんです。最初はそれがプレッシャーだったが、作品を重ねることに僕が感じるままに曲を作ることが大事なんだと思考が変わりました。この作品に関しては、最初のメロディはすぐ頭に浮かんだのでファーストインプレッションを大事にしている」と心掛けたことを明かした。

また、剣心劇中に山小屋で幸せなひと時を過ごすことから、“幸せなひと時”について尋ねられると、有村は「家に観葉植物があるのですが、枯れてもまた新芽を出してくれるのですごく愛でています」と、佐藤は「深夜のペヤング!一日仕事頑張った後、夕飯もしっかり取った後に食べます(笑)」と意外な一面を明かした。Takaは「ひと段落ついて、明日何もなくて自分の時間に浸れるなって思う瞬間」と明かすと、監督は「健とTakaの2人のアツアツの関係見ていると幸せになる(笑)大事なパートをしっかり預けられる」とシリーズの中心とも言える二人のやり取りに笑顔をみせた。

最後に、Takaは「本当は会場にいられたらよかったのですが、僕としては人生の節目を迎えた気分で感慨深いです」、監督は「10年間の壮大なプロジェクトだったので、その10年の想いは伝わるんだなと実感した。それを感じ取ってくださる方々への感謝の想いが強いです。『るろうに剣心』はそうゆう忘れちゃいけない気持ちをもう一度自分の中に刻み込んでくれました」とコメント。

そして、有村は「キャスト、スタッフの方々が精魂込めて作った作品なので、これからも愛してくださると嬉しいです。私も『るろうに剣心』シリーズを一番初めから観ようと思います」とコメントし、佐藤は「ここまでこれたのは本当に皆さんのおかげなので感謝の気持ちをお伝えしたいです。ただ、ここで“ありがとうございました”と言うとすべてが終わってしまう気がするので…」と本音をこぼすと、「ずっとロングランしていて欲しいので、“ありがとうございました”ではなく、“またお会いしましょう”とお伝えしたいです。引き続き、『るろうに剣心』をよろしくお願いします」と締めくくった。

(C) 和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会
(C)和月伸宏/ 集英社 (C)2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Beginning」製作委員会
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