アニメもドラマもマンガも！　『八月のシンデレラナイン』夏の大型メディア展開が始まる!!　宣伝大使に就任したハライチ岩井勇気さんにインタビュー

女子硬式野球部を立ち上げた女の子たちの青春を描いたTVアニメ『八月のシンデレラナイン』（以下、『ハチナイ』）。ゲームアプリが4周年も迎え、ハチナイを原案としたドラマ化やマンガ化など『ハチナイ』史上最大級のメディア展開の中、アニメの再々放送と新話となる第13話の放送が決定しました。

このキャンペーンを盛り上げるべく『ハチナイ』ファンを公言されてきたお笑いタレントのハライチ・岩井勇気さんが宣伝大使に就任！

7月からスタートするTVCMにも出演されている岩井さんに『ハチナイ』の魅力を熱く語っていただきました！

ハチナイ宣伝大使の思いを語る -ずっとベンチをあたためてました-

――『ハチナイ』宣伝大使へのご就任、おめでとうございます。

岩井勇気さん（以下、岩井）：ありがとうございます。昨年の秋に『八月のシンデレラナイン 延長戦』というTVの特番でMCを担当させていただいた時から、ずっとベンチをあたためてきましたが、やっとグラウンドに立つことができました。

――過去最大級となる今回のキャンペーンでは、アニメの再々放送に新作となる第13話の放送、ゲームアプリ内では4周年を記念した「監督ありがとう！4周年記念アニバーサリーフェス」の開催、ドラマの放送にマンガ化と、様々なメディア展開が企画されていますが、岩井さんがご出演されているTVCMの放送もスタートしていますよね。

岩井：そうなんですよ。今日の衣装を見てもらうとわかると思いますが、CMでは僕が野球をやっています。

――「始まんだよ、夏のハチナイがな。」というキャッチコピーも熱いですよね。

岩井：その熱さを体現するために、CMの撮影にはめちゃくちゃ時間がかかっています。僕はこれまで野球を全くやったことがなかったので、最初は本当に大変でした。CMの中でノックをしているのですが、慣れるまでは、なかなかバットにボールに当てることすらができませんでした。
30分ぐらいかな？　ずっと苦戦していたんですけど、当たるようになってからはバンバン打てるようになって、気持ちよかったです。きっと才能があったんでしょうね（笑）。

ハチナイとの出会いや魅力を語る -登場人物の精神面の成長を丁寧に描いていくところに引き込まれた-

――アニメファンとしておなじみの岩井さんですが、どのようなきっかけで『ハチナイ』にハマったのでしょうか？

岩井：アニメファンで新しいアニメがはじまったら、とりあえず1話は全部見てみるという人も多いと思うのですが、僕も新しいアニメの1話は全部見るようにしています。
『ハチナイ』も「とりあえず1話を見てみよう」と思って見始めたのですが、見続けているうちにキャラクターやストーリーにどんどん引き込まれていった感じですね。

――キャラクターやストーリーのどんなところに魅力を感じられたのでしょうか？

岩井：アニメはリアリティが大事というわけではないと思いますが、『ハチナイ』の魅力のひとつがリアリティだと思うんですね。
スポーツもののアニメなんだけど、みんな最初から野球が上手いわけでもないですし、急に上手くなるわけでもない。
そもそもメンバーもなかなか集まらなくて、中盤ぐらいまでそろわない。
まずは野球を始めてみようというところから始まって、最後の最後までちゃんと初心者から野球をはじめたことがわかる描写もあって、リアルだなぁと感じました。
考えてみると勇気ある構成ですよね。これまでのスポーツもののアニメだと、才能のある子がどんどん集まってきて、いきなり試合で活躍したり、ちょっと無理がある展開も多かったと思います。
『ハチナイ』はそういう無理な展開が少なくて、野球の技術と女の子たちの精神面の成長を丁寧に描いてくれていたところに引き込まれたんだと思います。

――岩井さんご自身もサッカー部だったとのことで、共感する部分も多かったのではないでしょうか？

岩井：そうですね。僕の場合は父親がサッカーの指導者だったので、父親に言われてサッカーを始めたのですが、高校の部活って「試合に勝ちたい」って子もいれば、「楽しんでスポーツをやりたい」って子もいたり、「とりあえず部活には入っとくか」とか「友達がやりたいって言うから」とか、なんとなくの理由で部活に入る子も多いと思うんです。
『ハチナイ』に登場する女の子たちも、それぞれ野球を始める理由がバラバラなんですよね。
例えば、宇喜多茜ちゃんって子は、わりとぼんやりとした理由で野球を始めるんですけど、はじめてみたものの野球は未経験だったので、みんなと比べてなかなか上手くならなくて葛藤するんです。
まずはベースコーチとして試合に参加することになるのですが、そういうところも「部活あるある」だなぁって思います。
選手として試合に出ているわけじゃないけど、主人公の（有原）翼ちゃんが、チームメイトとして茜ちゃんに「一緒に頑張ろう」って言うシーンは、すごく良かったですね。

▲画像最手前　有原翼（ありはら　つばさ）　CV:西田望見

▲宇喜多茜（うきた　あかね）　CV：花守ゆみり

――茜ちゃんのエピソードは良いエピソードでしたね。他にアニメで岩井さんが好きなシーンはどんなシーンですか？

岩井：やっぱり第6話の翼ちゃんと、翼ちゃんの親友の（河北）智恵ちゃんのエピソードですね。野球が好きな翼ちゃんと一緒に野球がしたいという想いで野球を始めた智恵ちゃんですが、二人は昔からの幼馴染でありチームメイトなんですね。翼ちゃんに厳しく指導して欲しいって頼むんだけど、翼ちゃんは「親友だから」と智恵ちゃんにやさしく接しちゃうんですよね。
結局、言い合いになっちゃって、智恵ちゃんが「親友をやめる」って言い出しちゃって……。

――あのシーンは熱いですよね。

岩井：『ハチナイ』を見たことがない人にぜひ今回の再々放送で見て欲しいシーンですね。智恵ちゃんは最初、翼ちゃんほど熱量があって野球をはじめたわけじゃないので、親友というポジションに甘えていたら、きっと「なぁなぁ」になっちゃったと思うんです。
でも、みんなで野球をやっているうちに、どんどん本気になってきて、アスリートとして翼ちゃんとぶつかるわけですが、こういうところは「スポ根してて良いなぁ」って思います。
高校で一緒に部活をやってる仲間って、チームメイトであり、友達であり、同級生であったり、一緒に勝利を目指す戦友だったりと、不思議な関係だと思うんです。
そのあたりを真正面から描いたこのエピソードは本当に好きですね。

▲画像右　河北智恵（かわきた　ともえ）　CV：井上ほの花

――『ハチナイ』には、日常を描いたシーンやコミカルなシーンもありますが、そういったシーンの中で好きなシーンはありますか？

岩井：日常やコミカルなシーンとはちょっと違うかもしれませんが、9話でお寺で合宿をする話は印象に残ってます。合宿先のお寺の住職が野球を教えてくれるんだけど、ラストは「そもそも住職なんて存在しなかったのでは？」というオチになっていて、「いきなりオカルトか!?」って驚きました。
結構、後半の話数なのに、こういうエピソードを入れてくるところに『ハチナイ』スタッフの勇気を感じました（笑）。

アニメ13話を先行試聴 -新1年生の登場でどんな展開になるのか!?-

――アニメについていろいろとお話を聞かせていただきまたが、再々放送に続き、新作となる第13話の放送も決定しましたね。岩井さんは、第13話のすでに先駆けてをご覧になったとのことですが、ご覧になられた感想はいかがですか？

岩井：新一年生が翼ちゃんたちの高校に入ってきますが、新一年生は野球経験者なので、ポジションの被りとかがアニメではどうなるのか気になりましたね。

草刈ルナちゃんはクールで野球もめちゃめちゃ上手いので、モチベーションの違いから2年生や3年生とギスギスしないか心配です。

▲草刈ルナ（くさかり　るな）CV：青木志貴

でも、翼ちゃんがいればなんとかなるのかなぁ……。
新一年生の登場で里ケ浜高校がどうなるのか楽しみ。

ゲーム4周年を見てみて -すごいオトクですよね、ずっと続けてほしいですね（笑）。

――アニメの13話も楽しみですが、ゲームの「監督ありがとう！4周年記念アニバーサリーフェス」もすごいですね

岩井：無料スカウト150連とかすごすぎですよね。ユーザーとしては、このままこ大盤振る舞いを続けてて欲しいですね(笑)。

ユーザーが増えればこういったキャンペーンもたくさん開催されると思いますので、この機会にぜひゲームの『ハチナイ』を初めて欲しいですね。

――フェスの開催を記念して、期間限定でゲームの起動画面も特別なアニメーションに変更されていますよね。

岩井：センチメンタル・バスの『Sunny Day Sunday』が流れてますよね。懐かしいなぁ。夏にこの曲を聴くとテンション上がりますよね。僕の場合は、小学生のころ、歯医者で治療を受けている時に流れていたので、歯医者を思い出します(笑)。

――ゲームでは35人ものキャラクターが登場して、アニメでは描かれていないエピソードを見ることもできますが、岩井さんは35人の中で誰が好きですか？

岩井：初瀬麻里安ちゃんですね。僕は眼鏡キャラ好きなんですが、アニメの12話で初瀬麻里安ちゃんが出てきた時に「これはいい眼鏡だな」と思いました。

▲初瀬麻里安（はせ　まりあ）CV:八島さらら

中野綾香ちゃんも眼鏡キャラだけど、おでこに眼鏡を乗せてるだけなのが残念ですね。「なんで眼鏡をかけないんだ！」と抗議したいです。正直、僕は全員に眼鏡をかけて欲しいぐらいなので(笑)。

▲画像中央　中野綾香（なかの　あやか）CV：高木友梨香

その他の新規メディア展開について語る -世界観を掘り下げるようなエピソードが読みたい-

――今回のキャンペーンではドラマ化やマンガ化といった新しいメディアでの展開も予定されていますが、岩井さんは週刊少年チャンピオンで連載されるマンガ版の『ハチナイ』にはどんなことを期待されていますか？

岩井：せっかくなのでアニメやゲームで描かれていない、世界観を掘り下げるようなエピソードが読みたいですね。例えば有原たちの高校とは別の高校のお話や、アニメに登場しなかったキャラを描いてもらったり、ゲームでもまだ描かれていない女の子たちの過去のお話とか……。
一ファンとして、どんなお話になるのか楽しみです。

――最後に『ハチナイ』のキャンペーンが気になっているアニメファンにメッセージをお願いいたします。

岩井：これまで『ハチナイ』に触れる機会がなかったアニメファンのみなさんはぜひこの機会にアニメの再々放送と新作の13話を見てください。アニメを見たことがあるみなさんは、13話に期待してください。12話までで部の発足から選手たちの成長を描き、大会にも出てスカッと終わったわけですが、それでも「まだまだ『ハチナイ』は続くぞ」という終わり方だったと思います。
僕を含め、ファンが待ち望んだ「続き」が描かれますので、一緒に盛り上がりましょう。
13話が盛り上がれば、今後の展開も期待できると思いますので、ぜひみなさんのお力をお貸しください。

なお、『ハチナイ』では、6月27日より「監督ありがとう！4周年アニバーサリーフェス」を開催しているほか、7月2日からはTVアニメ再々放送&13話の新録、7月7日からドラマ『八月は夜のバッティングセンターで。』の放送、そして8月からは週刊少年チャンピオンでの連載を予定！

2021年夏、4周年を迎え、更に盛り上がる『ハチナイ』に期待あれ！

『八月のシンデレラナイン』マンガ化決定！

2021年8月より週刊少年チャンピオンにてマンガ版『八月のシンデレラナイン』の連載決定！
どのような内容になるのか、続報を期待したい。

アニメ13話に登場する、新1年生5人のイラストを公開！

アニメ再々放送の第13話に登場する、新1年生たちのキャラデザインが公開された。

▲我妻 天（あがつま そら）CV：相坂優歌

▲草刈ルナ（くさかり　るな）CV：青木志貴

▲桜田千代（さくらだ ちよ）CV：河瀬茉希

▲小鳥遊 柚（たかなし ゆず）CV：楠木ともり

▲リン・レイファ（リン・レイファ） CV：福緒唯

第13話のあらすじも公開！

第13話では、新1年生の中学3年生時が描かれます。それぞれが抱える野球や進路に関する悩み・葛藤に向き合いながらも、ささやかな勇気によって前へ進む決意の物語です。

放送情報

テレビ東京：7月2日(金) 25:23～
テレビ大阪：7月2日(金) 26:10～
テレビ愛知：7月2日(金) 26:05～
BSテレ東：7月4日(日) 26:50～
AT-X：7月5日(月) 22:30～
ほか

八月のシンデレラナインを原案とした実写ドラマ「八月は夜のバッティングセンターで」が2021年7月7日より放送開始

「ライフ・イズ・ベースボール」を合言葉に、 「野球」というテーマを通して、 人々の背中を少しだけ押していく、 新感覚の“ベースボール・ヒューマンドラマ”となっている。

女子高生・夏葉 舞を演じるのは、 今最も注目される若手女優・関水 渚。 謎の人物・伊藤智弘を演じるのは、 実力派俳優・仲村トオル。野球部のマネージャーを務めたことがあるという関水と、 中学時代に野球部だった仲村のW主演となる。また、毎話ゲストとして野球レジェンド選手が登場するとのこと。こちらも目が離せない。

『八月のシンデレラナイン』
TVアニメ公式サイト

©Akatsuki Inc./アニメ「八月のシンデレラナイン」製作委員会
©Akatsuki Inc.
©「八月は夜のバッティングセンターで。」製作委員会