ニヤニヤ必至な青春ラブコメ『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』2巻発売記念!著者・燦々SUN先生インタビュー|最新刊の見どころ、『ろしでれ』誕生の経緯も!
『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(著:燦々SUN、イラスト:ももこ)の第2巻が、2021年7月30日に発売されます。
本作は、ハイスペックなロシアンJKとの青春ラブコメを描いたライトノベル。2月に発売された1巻は【2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代 第1位】を獲得。(※KADOKAWA調べ)
『涼宮ハルヒの憂鬱』(著:谷川流/角川スニーカー文庫)が発売された2003年当時の勢いを上回るペースで売り上げを伸ばしており、次世代のライトノベルとして今、最も注目されているライトノベルのひとつです。
アニメイトでは上坂すみれさんと天﨑滉平さんのボイスメッセージ付きアニメイト限定セットをご用意。アクリルプレート付きのpremiumも発売します。
そんな『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』2巻の発売を記念して、アニメイトタイムズでは作者である燦々SUN先生にお話を伺いました! 本作執筆のキッカケや、ロシア語女子の魅力、2巻の見どころなどをお聞きしています!
・1巻発売時にアーリャさんを演じた上坂すみれさんインタビューはこちら
続きが書けることが決まって安心しました
──『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』の2巻発売決定おめでとうございます。2巻発売が決まった時の心境はいかがでしたか?
燦々SUN先生:安心した。というのが第一でしょうか。1巻自体が続刊できること前提の構成で、「政近とアーリャの物語はまだまだこれからだ!」って感じの終わり方だったので、続きが書けることが決まって安心しました。もし打ち切りになった場合は小説家になろうの方で投稿するつもりでしたが、やはり書籍で続けられるのが一番ですからね。
──2巻の初版部数は『涼宮ハルヒ』シリーズ第2巻と同じ部数で制作されるそうですが、こちらを聞いた時はどんなお気持ちでしたか?
燦々SUN先生:恐れ多かったですね。何しろスニーカー文庫どころか、ライトノベル全体を代表するような伝説的タイトルですから。2巻の初版部数が同じだけとはいえ、あの『涼宮ハルヒ』シリーズと肩を並べると思うと震えました(笑)
──1巻も「2020年度紙本ライトノベル新作売上&ラブコメ新作電子書籍初速DL数歴代 第1位」ということですが、そもそも1巻の出版が決まった時、スニーカー文庫から出版の話が来た時はいかがでしたか?
燦々SUN先生:こういうこと言うと小説家志望の方に怒られそうですが、正直全然実感が湧かなかったです。書籍化の打診が来た時は、嬉しさもあったんですが、基本「まあ自分の本を出せる機会なんて一生に一度あるかないかだし、挑戦してみようかな?」くらいの気持ちで、出版が決まった時もどこか他人事というか……自分が書いた本が世に出るということ自体現実感が無さ過ぎて、なんだか夢のような感覚でした。
原稿が上がってももこ先生にイラストを描いていただいて、そこで初めて実感が湧いてきましたね。「ああ、本当に本が出るんだ」ってようやく実感して、そこで喜びや不安が一気に湧き上がってきた感じです。