アニメ映画『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』上映記念舞台挨拶に、山寺宏一さん・井上喜久子さん・畠中祐さん・中村繪里子さんらが登壇! 公式レポート到着
2021年10月8日(金)より、全国36館にて上映が始まったアニメ映画『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 –TAKE OFF-』。10月9日(土)には、新宿ピカデリーで上映記念舞台挨拶を実施しました。
ステージには、山寺宏一さん、井上喜久子さん、畠中祐さん、安田賢司監督、シリーズ構成・脚本の福井晴敏氏、製作総指揮・著作総監修の西﨑彰司氏、司会の中村繪里子さんが登壇。本作の魅力を語ってくれました。
今回、その様子を記した公式レポートが到着したので、ここに公開しましょう。
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』上映記念舞台挨拶より公式レポート到着!
登壇したのは、アベルト・デスラー役の山寺宏一、スターシャ役の井上喜久子、土門竜介役の畠中祐、そして、シリーズ構成・脚本の福井晴敏、監督の安田賢司、製作総指揮・著作総監修の西﨑彰司。また、舞台挨拶の司会は桐生美影役の中村繪里子が担当した。まずは、登壇者の挨拶からスタート。
山寺は「ヤマトは、第1作目放送当時の中学生の時から見ています。これまで応援している同世代の皆さんと一緒に、僕も観客席で観たいくらいです。」、
井上は「ようやく上映されて嬉しいです。心を込めて演じました。沢山の人に楽しんでいただきたいです。」、
畠中は「本作への出演をきっかけにヤマトを知りましたが、ヤマトの熱量が好きです。ヤマトと旅をできるのがうれしいです。」と万感の思いを語った。
西﨑は「コロナウイルスの状況が心配でしたが、沖田艦長の導きか、無事に上映を迎えられました。」とコメントした。
本作について、福井は「コロナ禍の前から脚本は完成していましたが、不気味なほどに今とリンクしていると思います。今の時代の不安が、土門を通じて体現できたと思います。」と振り返った。
安田は、「新しい要素を加えながらも、原作の演出を意識して制作しました。原作からのファンは思い出とともに楽しんでほしいです。特にヤマトの音楽は存在感があり、主役のひとつと捉え大事にしました。」と本作にこめた思いを明かした。
続いて、司会の中村から各キャスト陣に対して自身の演じたキャラクターについての質問が振られた。
山寺は「デスラーは感情を表に出さないキャラクター。本作ではガミラスが大変なことになりますが、彼が胸の内に押さえ込んでいる思いを意識して演じました。」、
井上は「苦しみを背負いながら孤独に戦うスターシャの姿に、自分も『がんばれ』と思いながら演じました。」と収録時の想いを語った。
土門を演じる畠中は「真っ直ぐで不器用な性格の演じ方が難しかったです。本作で描かれる、土門の抱えている思いを知っていただき、彼の素直な魅力が受け入れてもらえたら嬉しいです。」というコメントに対し、山寺は「祐(畠中)とぴったりだった。」と土門についての印象を語った。
また、新人クルーの加わったヤマトについて、福井は「心の支えである雪と真田が同じ艦に乗っていない中で、古代は土門と対峙しなければなりません。」と述べた。「苛酷な出来事が色々と起こりますが、「新たなる旅立ち」というタイトルにふさわしい爽やかな作品になりました。」と続けると、中村も本作で描かれる数々の葛藤や成長が、青春物語のようだったと印象を語った。
本作について、西﨑は「シリーズの中でも特に好きな作品のひとつになった。安田監督よる本作の映像表現はヤマトにおいて初めての経験で、新鮮でした。」と安田監督へ最大の賛辞を呈した。
最後に、安田監督が「大きなタイトルを預かるにあたり、大事にされている世界観を受け継ぎ、楽しんでもらうことを意識して作りました。大きなスクリーンと音響で楽しんでください。」と舞台挨拶を締めた。
『宇宙戦艦ヤマト2199』&『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』シリーズについて
不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクし、2012年から2014年にわたり劇場上映から全国ネットでのTV放送まで展開、大きな支持を得た『宇宙戦艦ヤマト2199』。
出渕裕総監督を中心に日本屈指のスタッフとキャストが集結し、「宇宙戦艦ヤマト」 シリーズが再始動しました。
その続編として制作された『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』は、公開当時、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフに描かれ、2017年から2019年まで、劇場上映やTV放送されました。
シリーズ構成として参加した『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の福井晴敏を中心に物語を再構成し、この時代に語るべき「愛」の姿を問う作品として大きな反響を獲得。前シリーズを上回る劇場動員を記録しました。
『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち』前章 -TAKE OFF-作品情報
2021年10月8日(金)上映
概要
1979年に放送され、高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』をモチーフに、全二章、完全新作で描く「宇宙戦艦ヤマト」シリーズ最新作。〈前章 -TAKE OFF-〉は、10月8日(金)より劇場上映・Blu-ray特別限定版販売・デジタルセル配信同時スタート。
スタッフ
原作:西﨑義展
製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司
監督:安田賢司
シリーズ構成・脚本:福井晴敏
脚本:岡 秀樹
キャラクターデザイン:結城信輝
メカニカルデザイン:玉盛順一朗・石津泰志・明貴美加
音楽:宮川彬良
音響監督:吉田知弘
CGディレクター:後藤浩幸
アニメーション制作:サテライト
配給:松竹 ODS 事業室
キャスト
古代 進:小野大輔
森 雪:桑島法子
真田志郎:大塚芳忠
アベルト・デスラー:山寺宏一
スターシャ:井上喜久子
デーダー:天田益男
土門竜介:畠中祐
徳川太助:岡本信彦
京塚みや子:村中知
坂東平次:羽多野渉
坂本 茂:伊東健人