アニメ映画『アイの歌声を聴かせて』出演声優の福原遥さん・工藤阿須加さん・カズレーザーさん登壇で、公開直前特別授業イベント実施! 公式レポート到着
ポンコツ“AI”とクラスメイトが織りなす、爽やかな友情と絆に包まれたエンターテインメントフィルム『アイの歌声を聴かせて』(監督:吉浦康裕、配給:松竹株式会社、制作:J.C.STAFF)が10月29日(金)より、全国公開予定です。
10月21日(木)、池袋のharevutaiにて、ヒロイン・サトミ役の福原遥さん・サトミの幼馴染役の工藤阿須加さん、本作品が初のアニメーション声優挑戦となるカズレーザーさん(メイプル超合金)登壇の公開直前特別授業イベントが実施されました。
さらに本作が、スコットランドで開催された日本アニメの映画祭「Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)」でAUDIENCE AWARD(観客賞)を受賞したことも明らかになりました。
イベントの公式レポートとあわせてご紹介しましょう。
映画『アイの歌声を聴かせて』の公開直前特別授業イベントより公式レポート到着!
司会進行を務めたのは、本作で担任教師役としてアニメ声優初挑戦のカズレーザー。
そんな彼の呼び込みで登場したのは、本作のヒロイン・サトミ役の福原遥、サトミの幼馴染のトウマ役の工藤阿須加。まさに劇中の教師と生徒という役どころが再現され、SNSで全国から募集した学生とリモート中継を結び、出演者が学生たちの「お悩み」に答える「特別授業」が行われた。
カズレーザーは、本作がスコットランドのアニメ映画祭「スコットランド・ラブズ・アニメーション」で観客賞を受賞したとビッグニュースを発表。
「この勢いで全ての賞を総なめに!カーオブザイヤー、モンドセレクション、ほかの賞も総なめですね!」と盛り上げ、会場を沸かせた。
いよいよ公開を来週に控え、完成した映画を観た感想を聞かれると、福原遥は「言葉にならないくらい、現実とAIの世界観が素敵。土屋太鳳さんのシオンの歌声にほんとうに感動したし、すごく愛(AI)を感じる作品だと思った」と熱くタイトルにかけて語り、
またカズレーザーより「工藤さんも声優初挑戦なのに、すごく慣れてるのでは?と感じてしまった」と振られると、工藤は「幼少期からアニメが好きで、子どものころ、遊びでアフレコをやっていた」と告白。
収録時には「監督からは早口でお願いします、と何度も言われた。アニメ映像は尺が決まっているのに、感情がのってくると遅くなってしまうので」と話し、芝居と違い、感情を追いつかせるのに苦労したと述べた。
そして、全国の学生たちとオンライン中継を繋ぎ、質疑応答トークコーナーを実施。
「現在大学4年生で来年社会人になり、しっかりやっていけるか不安です。社会人として大切にしていることは?」という学生の質問に、福原は、「私は小さい頃は習い事感覚でやっていたが、20歳の時に社会人としてこの道でやっていこうと決めて、責任感は持つようにしています」と自身の経験を振り返りながらアドバイス。
これに対し、工藤は、「不安を感じることは悪いことではなく、希望やワクワク感の裏返し。それを考えられていること自体が素敵なこと」と優しく語りかけ、「社会人3年目くらいまでは失敗しても許してもらえることが多い。僕は社会人10年、経験が増えたので責任も重くなったと感じている。一番重要なのは、人の目を見て挨拶ができることかな」とアドバイスした。
カズレーザーからさらに「挨拶のあと、『あれ?痩せました?』と言うと好感度上がるよ」と付け足し、笑いを誘った。
次に、「熟睡できるコツを教えて欲しい」と相談を受けた福原は、「・・・わたしはすぐ寝れるタイプなんですよね」と、困り顔。「でも、運動をたくさんした日、ジムに行った日は爆睡できます!」と自信たっぷりに語ると、カズレーザーから、「会場のみんながそりゃそうだろ!って思っているよ」とツッコミが。
笑顔の工藤は「お風呂につかるのが好き。自律神経が整い、眠りが深くなると本で読んだ」と知見を披露した。
続いて看護学科の学生から、「患者さんとの良いコミュニケーションの取り方」を尋ねられると福原は、「人見知りで話せなくても、笑顔でいたら、相手の方も話しかけやすいと思う」と常に笑顔を忘れないことをアドバイス。
工藤は「共感します!」と答え、「話さなくても、アイコンタクトや握手だけのコミュニケーションもある。怖がらずに。笑顔で歩み寄ることが良いと思う」と答えた。
さらに、「好きな人に振り向いてもらうコツを教えて欲しい」というお悩みには、工藤が「相手を良く知ること。その人のタイプかどうかの
見極めることが重要」と即答。
さらに、「僕は挨拶しかしたことのない女性に、突然連絡先の交換を切り出してしまったので…。焦らないことも大事!」と失敗談も交えてアドバイスをすると、
カズレーザー は、「焦っている男はモテない。遠回り位がちょうどいいんだね」と納得。
生徒役を演じた福原からも、「私も悩みがあるんです。」とカズレーザーへ切り出し、「家に帰ってきてから、やらなきゃいけないこと(掃除)があるのに、睡魔に襲われてできないんです」とお悩み相談。
カズレーザーは「発想の転換をすれば??(福原さんはお綺麗だから)私から出たホコリは汚いわけがないと開き直って、掃除をしないことですね!」と珍回答。
さらに普段からカズレーザーの名言をまとめた動画やカズレーザーのオススメの本を参考にしているという工藤が「どんな人に会ってみたいか知りたいです!」と質問するとカズレーザーは、「今日叶いました。福原さんと、工藤さんに今日会えたことが幸せ!夢がかなった!」と回答。
工藤は「思っていた答えと違う~~!」と苦笑し、残念がった。続けて福原から常に赤い服で過ごすことについて聞かれると、カズレーザーは「1色で生活するってメリットしかない。洗濯しても色移りゼロ。靴下も全部赤だから適当にとっても左右どれかなど関係なく、探す手間もなくて楽だよ!」と答え、最後まで会場を笑顔で包み込んだ。
そして、最後に福原は「こういう大変な時期だからこそ、思い、愛を伝える大切さを実感する作品になっていますので是非楽しみに待っていてください!」と、
工藤も「この映画を観た人は【言葉で伝える大切さ】を感じてもらえると思う。学生のみなさんが希望です。今日はありがとうございました!」と思いを語り、笑いの絶えない公開直前特別授業イベントは幕を閉じた。
『アイの歌声を聴かせて』がAUDIENCE AWARD(観客賞)を受賞!
現地時間10月19日(火)、スコットランドで開催された日本アニメの映画祭「Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)」で『アイの歌声を聴かせて』がAUDIENCE AWARD(観客賞)を受賞しました!
日本のアニメーションを積極的に取り上げる試みとして2010年よりスコットランドのエディンバラ、グラスゴーの2都市で開催され、今年で12年目となるUK唯一のアニメーション作品限定の映画祭となる「Scotland Loves Animation(スコットランド・ラブズ・アニメーション)」。日本公開を前に本作品の上映が行われました。
そして同じく上映された『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』や『竜とそばかすの姫』、『映画大好きポンポさん』など錚々たるの中、堂々のAUDIENCE AWARD(観客賞)を受賞!
観客からも「AI版『Glee』」「少女とAIの間にとても心温まる友情があり、本当に楽しくて面白い映画だった」「専門家ではないけど、曲が楽しかった」「近未来の設定が大好き。こんな未来があると思う」と感想が届きました。
吉浦康裕監督は2013年に『サカサマのパテマ』でも同映画祭にて観客賞と審査員賞を受賞しており、今回の受賞は8年ぶり、2度目の快挙となりました!また、ニューヨークで新設されたオンライン開催の国際映画祭「New York City Film & Television Festival」でもBest Animation(ベストアニメーション賞)を受賞しました。
公開を目前に控え、国内外から注目を集める映画『アイの歌声を聴かせて』、10月29日(金)の公開をご期待ください!
アニメ映画『アイの歌声を聴かせて』作品情報
2021年10月29日(金)全国ロードショー
STORY
景部高等学校に転入してきた謎の美少女、シオン(cv 土屋太鳳)は抜群の運動神経と天真爛漫な性格で学校の人気者になるが……実は試験中の【AI】だった!
シオンはクラスでいつもひとりぼっちのサトミ(cv 福原遥)の前で突然歌い出し、思いもよらない方法でサトミの“幸せ”を叶えようとする。彼女がAIであることを知ってしまったサトミと、幼馴染で機械マニアのトウマ(cv 工藤阿須加)、人気 NO.1イケメンのゴッちゃん(cv 興津和幸)、気の強いアヤ(cv 小松未可子)、柔道部員のサンダー(cv 日野聡)たちは、シオンに振り回されながらも、ひたむきな姿とその歌声に心動かされていく。
しかしシオンがサトミのためにとったある行動をきっかけに、大騒動に巻き込まれてしまう――。
ちょっぴりポンコツなAIとクラスメイトが織りなす、ハートフルエンターテイメント!
STAFF
原作・監督・脚本:吉浦康裕
共同脚本:大河内一楼
キャラクター原案:紀伊カンナ
総作画監督・キャラクターデザイン:島村秀一
メカデザイン:明貴美加
プロップデザイン:吉垣 誠 伊東葉子
色彩設定:店橋真弓
美術監督:金子雄司〈青写真〉
撮影監督:大河内喜夫
音響監督:岩浪美和
音楽:高橋 諒
作詞:松井洋平
アニメーション制作:J.C.STAFF
配給:松竹
歌:土屋太鳳
CAST
土屋太鳳
福原遥
工藤阿須加
興津和幸
小松未可子
日野聡
大原さやか
浜田賢二
津田健次郎
咲妃みゆ
カズレーザー(メイプル超合金)