冬アニメ『佐々木と宮野』を楽しむための5つの見どころを紹介　ピュアな2人にキュン！　初心者も腐女子・腐男子、みんなが楽しめる学園BL（Boys Life）の世界を覗いてみませんか？

見どころ③　ピュアな2人の心を覗いちゃってキュン！

前述の“ある事件”で助けてもらった宮野は佐々木先輩に憧れを抱きます。ただの憧れからくる佐々木先輩に対する「かっこいい」は、「先輩として好き」という気持ちを経て、宮野自身も戸惑う「好き」にへと変化していきます。また、佐々木先輩も宮野に対する後輩としての「かわいい」から「他の人に譲りたくない」と嫉妬が溢れ出す感情へと変化。

卒業してしまうことへの寂しさなど、変わりゆく季節と共に思いが揺らぐ2人の関係は注目してほしいポイント。些細なことをきっかけに芽生えるピュアな感情は本作の醍醐味と言えるでしょうが、学校行事を通して心の変化に気がつき、アクションを起こすエピソードもあるためイベント回のお話は必見です！

見どころ④　佐々木先輩と宮野だけじゃない！　彼らを優しく見守る魅力的な同級生たち

今までは佐々木先輩と宮野の魅力をお伝えしましたが、2人以外にも魅力的なキャラクターが登場します！

少しご紹介すると……宮野の風紀委員の先輩であり、佐々木先輩のクラスメイトの平野大河先輩。宮野にとっては面倒見の良い先輩であり、佐々木先輩にとっては相談相手だったりと、ふたりのお世話係的な存在です。程よい距離感でずっと2人を見守り、時に背中を押して勇気を出させてくれます。この平野先輩がいなくては2人の距離は縮まらないキーパーソンです。

宮野のクラスメイトの暮沢丞。彼は腐女子の彼女持ちで宮野のBL漫画情報や男子校で起きるBL妄想材料的な出来事を腐女子の彼女に伝えている友人です。佐々木先輩の行動を見て、さりげなく宮野と過ごせるように促せる“デキる男”！　周囲の様子を見て空気が読める男性、素敵ですよね。

他にも小笠原次郎先輩、半澤雅人先輩、田代権三郎といった個性豊かなキャラクターも登場するのですが、彼らの魅力はアニメでご覧ください！

見どころ⑤　初心者にもおすすめなBL作品なのに、腐女子と腐男子は宮野に共感出来ちゃう楽しい作品！

「実はBLが気になっているけどまだ見たことない」、「BL作品はどこから見たらいいかわからない」と思っている方もいるかもしれません。それなら、まさに『佐々木と宮野』がおすすめです！

この作品は誰もが1度は読んだことのある学園の恋愛ストーリーのように、日常の学生生活を通して、ふと恋心に気がつき戸惑いながら互いの心の距離を縮めていく2人が描かれます。

そんな王道の学生恋愛を2人の男子高校生が繰り広げている展開は、心情を理解しやすいポイントのひとつ。また、腐男子の宮野がBL用語を佐々木先輩に教えたりするシーンもあるので、BL知識を深めながら楽しく観られます。BL初心者にもハードルの低い作品になっていますので、BLの世界を覗いてみたい方はTVアニメ放送目前の今がチャンス！

すでにBLを嗜んでおり、まだ本作に触れたことのない方にももちろんおすすめです。宮野のふと出てしまう腐男子習慣（妄想や使っている言葉など）に共感するBL愛好家の方は多いはず。　また、BL要素以外にもアニメ好きの方は経験したことのあるような、“あるあるネタ”が出てくるので頷きながら楽しめちゃいますよ！

ピュアで可愛い佐々木先輩と宮野を見守ろう！

BL展開だけでなく、個性的なキャラクターやピュアな佐々木先輩と宮野の関係性のなど、多彩な魅力がたっぷり詰まっている『佐々木と宮野』。周囲の同級生や1人になった時の佐々木先輩の表情など、まだまだお伝えしたい魅力はたくさんあるのですが、そちらはぜひTVアニメでお楽しみください！

互いの想いが変化していく戸惑いと、一緒にいる楽しさに気がついていく佐々木先輩と宮野。そんな2人のピュアで素直な心を共に見守りましょう！

【文／杉村美奈】

TVアニメ『佐々木と宮野』作品情報

2022年1月9日（日）〜放送

Story

女顔がコンプレックスな腐男子の宮野由美は、
ある夏の日、校内で喧嘩の場に遭遇してしまう。
勇気を出して止めに入ろうとしたとき、
宮野の肩を押し留め、代わりに向かってくれたのは
ちょっとだけ不良な先輩・佐々木秀鳴だった。
それ以来、なぜか佐々木に気に入られてしまう宮野。
あろうことか「好きなマンガを貸してくれ」と言われ――!?
そして佐々木は、瞳を輝かせてBLを語る宮野に、

少しずつ惹かれていく...。

Staff

原作：春園ショウ
（『佐々木と宮野』MFCジーンピクシブシリーズ／KADOKAWA刊）
監督：石平信司
助監督：上野壮大
シリーズ構成：中村能子
キャラクターデザイン：藤井まき
美術監督：黛昌樹
色彩設計：桂木今里
撮影監督：近藤慎与
編集：白石あかね
音響監督：はたしょう二
音響効果：出雲範子
音響制作：スタジオ・ドンファン
音楽：澁江夏奈
音楽制作：日本コロムビア
アニメーション制作：スタジオディーン
製作：「佐々木と宮野」製作委員会