開幕から衝撃的な展開！これがアニメのドルフロ!! 冬アニメ『ドールズフロントライン』M4A1役・戸松遥さん＆ジャンシアーヌ役・小松未可子さんインタビュー

「こんな表情を見せるなんて」アニメで見たM4の新たな表情

──演じられるキャラクターの印象を教えてください。

戸松：M4はもともと優しく、責任感があるタイプですが、それ故に悩んでしまうこと、弱さが垣間見えることもあって。今回のアニメでは、そんな豊かな性格がより強調されている気がします。

仲間と日常を過ごすオフモードでは聞き上手に回る優しさがありますが、一方、戦闘になるとジャンシアーヌの指示に対してハッキリ意見することもあって。戦いに対する熱さがアニメでは目立っているかもしれないです。

──なるほど。

戸松：アニメではその時その時の表情がすごく丁寧に描かれているんです。私自身、M4とは長い付き合いですが、こんな表情を見せるのかと驚くことがたくさんありました。これまで『ドルフロ』を遊ばれていた方は私と同じように、新しいM4の一面を見ていただけるんじゃないかと思います。

──アニメで初登場となるジャンシアーヌはいかがでしょうか？

小松：ジャンシアーヌは新人指揮官ではありますが、彼女の指示は最初から迷いがないんです。それはきっと戦術人形たちの戦術的センスを見抜く力があるからなんでしょうね。

あと、彼女は人形を単純に武器として見るわけではなく、あくまで人形だけどなるべく傷ついてほしくないと思っています。同じように喋って動いて考えることができるから、なんとなく人間と同じように尊重しているのかもしれません。そこがこの世界のほかの指揮官とは違うところなのかなと思いました。

──非常に優秀な指揮官なんでしょうね。

小松：でも、実は戦闘モードとオフの差が激しく、自堕落な一面もあって（笑）。そんなギャップも魅力になるんじゃないかなと思っています。

ゲーム＆アニメからのお年玉

──第1話の見どころを教えてください。

戸松：『ドルフロ』を知っている方は冒頭から世界観をばっちり掴んでいただけるのかなと思います。逆に知らない方にとっては、可愛い女の子たちが実は人形で、しかも戦っているというところに驚かれるんじゃないかなと。むしろほとんどのキャラクターが人形ですし（笑）。

ド頭から衝撃的なシーンがあったりしますが、ほかの作品にはない見せ方だったりするんです。平気で首が吹っ飛んじゃったり（笑）。「可愛いキャラクターがこんな目に……」というギャップに驚かれるかもしれませんが、これが『ドールズフロントライン』という作品です。1話は戦闘がメインとなりますが、銃声ひとつとってもそれぞれ音が違っていたりとこだわりが詰まっています。そんな迫力満載な戦闘にも注目してほしいです。

小松：1話ではジャンシアーヌの出番は少ないですが、個人的には敵がスカートを捲し上げて攻撃するところがすごく衝撃的で！（笑）

戸松：（笑）。あのシーンはちゃんとメリットとデメリットを教えてくれるからなるほどね、と思いました。

小松：どういう戦術でくるのかすごくドキドキしたので、皆さんもきっとそこで掴まれるんじゃないかなと思います。

──最後に、放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

戸松：2022年開けてからの放送ということですごくおめでたいタイミングですし、やっと『ドルフロ』を知ってただける機会がきたんだと嬉しく思っています。ぜひ『ドルフロ』とともに2022年を迎えていただければ嬉しいです。

小松：ゲームを楽しまれている方にとって2022年はとても忙しいと思います（笑）。

戸松：ログインボーナスとかね！

小松：そうそう！　『ドルフロ』からのお年玉がゲーム内でもありますし、アニメというお年玉もあります。ゲームとアニメ両方とも楽しんでいただけたら嬉しいです。そして、ジャンシアーヌをぜひ仲間に入れてください！

[取材・文／MoA]