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声優・若本規夫 初の自伝本『若本規夫のすべらない話』3/25発売

声優・若本規夫さん初の自伝本『若本規夫のすべらない話』3月25日(金)発売! 経歴50年、一人の声優による、人生のすべらない話

「年齢的にもう難しいとあきらめている人もいるじゃない? 今更、鍛錬してもどうにもならないだろうって。でも、違うんだ。やればやっただけ、変わる。これは絶対にそう。僕も遅かったからわかる(笑)。早い遅いじゃない、やるか、やらないか。その違いだけ」

日本一マネされる声優・若本規夫さん 76歳。『サザエさん』アナゴ、『ドラゴンボール』セルなど国民的アニメの名脇役、海外ドラマ『プリズン・ブレイク』ティーバッグなどクセのある悪役、バラエティ『人志松本のすべらない話』、CM『楽天スーパーSALE』などの個性あふれるナレーションで、声優活動50周年を迎える今も現場に引っ張りだこ。

そんな若本規夫さん初の自伝本『若本規夫のすべらない話』が、2022年3月25日(金)に発売となります。

『若本規夫のすべらない話』商品情報

発売日:2022年3月25日(金)

本体価格:1,800円+税
仕様:四六 208ページ
SBN:978-4-07-449622-8

発行:主婦の友インフォス
発売:主婦の友社

 
日本一マネされる声優・若本規夫76歳。『サザエさん』アナゴ、『ドラゴンボール』セルなど国民的アニメの名脇役、海外ドラマ『プリズン・ブレイク』ティーバッグなどクセのある悪役、バラエティ『人志松本のすべらない話』、CM『楽天スーパーSALE』などの個性あふれるナレーションで、声優活動50周年を迎える今も現場に引っ張りだこ。

早稲田大学法学部卒、警察官など複数の職業を経て、20代後半で声優界の門を叩いた異色の経歴の持ち主。50歳直前で、新規の仕事がパタッと来なくなるという危機を経験するも、そこから自己を見つめ直して、体と呼吸を鍛えることで仕事が激増、トップ声優の地位に上り詰めた。

 
「声優になって25年がたっていた。でも、一回築き上げてきた形をすべて潰さなきゃいけないと思った。飽きられないために。声優を本業にするために。声で勝負している人間として生きるために」

 
数々の転機を乗り越え、危機を力として再生してきた人生には、芸の道に生きる人のみならず、すべての現代人に向けての希望やヒントが詰まっている。羽佐間道夫との対談、山寺宏一、井上喜久子らのインタビューも見逃せない。

 

目次

序章「すべらない秘話」
ナレーションの道を拓いた初めての大仕事
「すべらな~~い、 はなしぃ~~」の秘密
芸人が武者震いするタイトルコール
松本人志は“浸透する”声の持ち主

第1章「若本規夫ができるまで」
命が危ういほどの未熟児
生を受けた地、 古い記憶
情に厚く雑駁な母の思い出
不出来の烙印を押された小学校時代
暗黒から引き上げてくれた熱血教師
中学・高校で出会った恩師たち
打ちのめされた「センスがない」という言葉
才能がないとわかったら転換して進めばいい
少林寺拳法との不思議な出会い
俳優は積み重ね 声優はひらめき、 瞬発力
面白そうというだけで踏み出した一歩
「向いてない」とはっきりわかった瞬間
警察官を1年で辞めた理由
人には相談しない。 答えは自分の中にある

第2章「声優との出会い」
ある部分では非常に向いていた仕事
正義感で人を助けることは性に合っていた
自分は組織には合わないと思い知った
網棚から落ちてきた運命の出会い
ド素人で飛びこんだ全国オーディション
頑張れば上っていけるという希望
声優になることを誰にも言わなかった理由
ドキドキもんの初仕事
カッコいい先輩たち、 緊張の大失敗
生まれもった声、 荒々しさは武器になる
長ゼリフでコケる原因は呼吸にあった
失敗してもいい。 失敗からつかんでいく
仕事は自分の力で取ってくるもの
「この顔、 できるかな」苦労した穴子役
声が差し替えられていたCMオンエア
声優の仕事はやればやるほど難しく奥深い
声優人生25年、 すべてを捨てる決意

第3章「起死回生の鍛錬」
呼吸は人間にとっていちばん大事なもの
立ち上がるためには材料が必要
息を変えれば、 自由自在に声は変わる
朝は5時起き。 水行にも耐えた古神道祝詞
求めたのはハガネのようにしなる声
気取らない「地べたの芸」を身に付けたくて
若本節の根幹は大道芸の語りかけ
浪曲と声楽、 正反対の発声で学んだこと
鍛錬のすべては「声」のために
鍛錬で再認識した呼吸の大切さ
表声と裏声の切り替え、 声を飛ばすこと
しなやかで使い勝手のいい筋肉を作る
声優は素質だけじゃ10年もたない
呼吸を整えれば生きるのが楽になる

第4章「新生・若本規夫」
自分と合うキャラクターに救われた40代
好きだったロイエンタールとオオタ・コウイチロウ
ハマり役だったセル、 ビシャス
呼吸を究めるとどんな役とも一体化できる
呼吸で操り、 声を張りまくった役たち
「それらしく」でなく「それ」になれたティーバッグ
耳に留まるCMにはギアチェンジがある
必要なのは勢いと反射神経とフラットな気持ち
バラエティは新鮮さ、 柔軟性が大事
原稿とセリフがすべてを教えてくれる
フリートークの経験はセリフにも生きる
呼吸を鍛えればセリフは後からついてくる
浸透するマイクはよく切れる刀
耳に入ってきて、 使えるものは全部使う
愛犬ベルと過ごした日々
生命力に心を揺さぶられた3カ月
仕事を通して教わったいちばん大切なこと
僕を生かしてくれた声優との出会い

・インタビュー 羽佐間道夫/山寺宏一/井上喜久子/河合崇充
・対談 羽佐間道夫×若本規夫

 

若本規夫(わかもとのりお)/著者プロフィール

1945年10月18日生まれ。 山口県出身。 シグマ・セブン所属の声優。主な出演作はアニメ『サザエさん』穴子、 『ドラゴンボールZ』セル、 『トップをねらえ! 』オオタ・コウイチロウ、 『銀河英雄伝説』オスカー・フォン・ロイエンタール、 『カウボーイビバップ』ビシャス、 『うたの☆プリンスさまっ♪』シャイニング早乙女、 『銀魂』松平片栗虎、 『戦国BASARA』織田信長、 ドラマ『プリズン・ブレイク』セオドア・“ティーバッグ“・バッグウェル、 バラエティ『人志松本のすべらない話』『ウワサのお客さま』(いずれもナレーション)ほか。

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