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ミニアルバム「Get set, Go !」発売記念 Run Girls, Run!インタビュー

Run Girls, Run! ミニアルバム「Get set, Go !」発売記念インタビュー | テーマは「突破」。原点回帰と新境地開拓の一枚へ

「プリチャン」は私の青春

――なるほど。それぞれのSNS運用スタートは確かに大きなトピックスでしたね。他に2021年の大きな変化はありましたか?

林:『プリチャン(キラッとプリ☆チャン)』の放送が終わったのも大きかったです。

――そうでしたね。筐体の稼働も終わってしまいましたね(2022年2月28日で順次筐体の稼働が終了することが発表された)。

林:寂しいですね。私たちは本当に『プリチャン』に支えられてきたというか、『プリチャン』あってこその私たちでもあったと思います。「『プリチャン』から来ました!(ファンになった)」と言ってくださる方もすごく多いですし。

そんな大きな存在がいったん終わったことで、次に進む一歩というか、「また違う私たちの姿をここから見せていかなきゃ」と覚悟を決めた1年でもありました。

森嶋:『プリパラ』とかを観ていると希望を持てるというか、悲しいだけの気持ちじゃない感じがすごくあります。頑張り続けたら、届け続けたら、もしかしたら未来が……みたいなことはすごく考えちゃいます。

――「やってみたら」ですね。

厚木:夢は叶う!ですね。確かに番組は終了しましたが、「もしかしたらまたライブもあるかも」と期待したいですし、みんなでずっと愛を語っていければと思います。

林:ライブが続いているから全然終わった実感がないよね。

――「DressingPafé(ドレッシングパフェ)」も単独ライブをやりますしね(2022年4月2日に開催)。

林:そうなんです。今は『ワッチャプリマジ!』が放送されているので、シリーズとしての展開はもちろん続いています。

――改めて、『プリチャン』という作品はみなさんにとってどんな存在でしたか?

林:青春だったなあ、とすごく思います。

――学生時代の大半を過ごしたわけですからね。

林:「『プリチャン』のために上京した」と言っても過言ではないくらい、高校生活全部を捧げてきました。制服を着てアフレコに行き、ライブのリハに行き、楽屋でテスト勉強をして...。素敵なステージにもたくさん立たせていただきました。私の全てが『プリチャン』の中にあったのだと思います。人生の大切な時間だったとすごく思います。

ライブなどで責任感や緊張感をとっても学ばせていただいたりと、役者としてだけじゃなく、人としても成長させてもらいました。自分を育ててくれた『プリチャン』をずっと大切にしていきたいな、と思います。

――特に林さんは座長も経験され、学んだことは本当に多かったと思います。

林:ライブで何回か座長をやらせていただいて、「主役って本当に大事なんだな」と、センターに立てる重みやありがたみをすごく感じました。先輩たちがつないできてくれた作品でもあるので、その先輩たちの愛に私が負けちゃいけないという気持ちがずっとありましたし、それまで本当に子どもだったので、人前に立って、プロとしてお仕事することをすごく勉強させてもらった現場だったな、と思います。

――森嶋さんにとってはいかがですか?

森嶋:私も『プリチャン』にすごく育ててもらいました。めるめる (紫藤める) 役を演じる私を観た方から「ピッタリだね、そのままだね」と言っていただけることが多いのですが、個人的には「新しい自分を見つけられたな」という感覚だったんです。あそこまでステージの上で楽しんで、はっちゃけて、という部分は彼女から学んだと思います。

――紫藤めるは後から登場したキャラクターでしたね。

厚木:最初は本当にもどかしかったよね。

――現場にいるわけですもんね(森嶋さんは収録現場に、紫藤めるの登場前から参加していた)。

森嶋:うん。後から出るというのもけっこうプレッシャーだったの。あんあん(赤城あんな)とさらら(緑川さら)のふたりがやっているメルティックスターに新しく入るという形なので、「ふたりが好きなファンの方には受け入れてもらえるだろうか?」という不安もありましたが、めるめるがいい子すぎたからこそファンのみなさんに受け入れてもらえたと思います。めるめるによってメルティックが完成したのはすごく心に残っています。

――厚木さんはいかがでしたか? 女児向けアニメに出るのが以前から夢だったということで、感動もひとしおだったのでは?

厚木:自分自身がすごく女児向けアニメが好きで、毎回観て元気をもらっていたので、「今度は自分が誰かに夢を与える側になったんだ」と出演が決まったときはすごく嬉しかったです。

オーディションを受けさせていただいたときに、6キャラクターの中で「どのキャラクターがやりたい?」と最初に訊かれたんです。りんかちゃんが一番やりたかったので「りんかちゃんがやりたいです!」と言ったら、たぶん緊張をほぐすためだと思うのですが、音響監督の長崎さん(長崎行男さん)が「じゃあ一番最後にりんかちゃんやろうか!」と言われて、緊張もあってすごく困惑しました(笑)。

その後、マネージャーさんからりんか役に決定したと聞いたときは本当に嬉しかったです。昔からイメージカラーが青とか寒色系の子がすごく好きだったので、まさか自分が、しかもプリティーシリーズで寒色系の子を担当できる日が来るなんて、と最初は夢みたいでした。

この作品・シリーズは「夢は叶うよ」といったポジティブな言葉を発信していくことが多かったので、それを発信する側の責任というか、それを体現する存在でなきゃいけないんだな、と思いました。『プリチャン』という作品自体や、キャラクターたちにいろいろ教えてもらったし、人としても変えてもらえた感謝でいっぱいです。

――やり残したことはないですか?

林:やりたいことはあるけれど、やり残したことはありません!

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