ぴぴーん! 活動2周年記念・小森めとさん(ブイアパ)インタビュー!|ブイアパの引きこもりニート担当(宇宙人)がアニメイトタイムズで何を語る!? 配信ではなかなか言わないファンに向けた言葉とは?
ソロイベント前に感じていたのは焦り
──活動当初から慣れてきた頃、最近と順に振り返った時に印象的な配信などありますか?
めと:当初だと、『Detroit: Become Human』っていう、選択肢を選んで進めていくゲームがあるんですけど、初見プレイなのに1%のユーザーしか選んでない選択肢にいっちゃったりとかしちゃって。それでリスナーさんに引かれたことがあるんで、めちゃめちゃ印象的ですね。
──本当に、そういった選択肢もそうですけれど、そういくのか……! といったプレイが多いですよね。
めと:なんかルート回収でしかいかないようなルートを初見でいく、みたいな事やってたりしたんで……。「え、これいかないんや?」って思ってましたね。
あとは活動に慣れてきた時に、自分の中で「これめっちゃおもろいやん! この配信」って思ったのが一個あるんですけど。『ポケットモンスター』のリメイク版(『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』)を、やったんです。
その時、ポケモンに仲の良い配信者さんの名前を付けてたんですよ。だからなんか、こう、より一層、愛着がわいて。もう瀕死にになっちゃう度に、めちゃくちゃ阿鼻叫喚みたいな。
──ありさかさん(Crazy Raccoon所属ストリーマー)とかも配信のコメント欄にいらっしゃってましたよね。
めと:ああ! そうですね、いましたね(笑)。
──コメントではありさかさんが「自分重いっすか(足を引っ張っていますかの意)」と(笑)。
めと:そう。そんなわけないやん! みたいな(笑)。重いわけないやんみたいに言って。最後のシロナ戦とかもう、私涙出るほどめちゃめちゃ熱いバトル繰り広げてて。あれも結構印象的ですね。
▲仲間たちと共に繰り広げた熱いバトル
──ほかにも本当に色々あったと思います。ただ、やはり昨年末のソロイベントが印象的でした。率直に、いかがでしたか。感想など改めてお聞かせいただければと思います。
めと:やってみた感想は、なんか、もう終わった後は、めちゃめちゃ楽しかった、良かった! みたいな。やって良かったって思ったし、こう……より一層リスナーさんとか友達も、関わってくれたスタッフさんとかも、みんなのことがめちゃめちゃ大好きになれる、めちゃめちゃ良いイベントだったんですけど……。始まる前は、ちょっと柄にも無く、焦ってて。
──緊張というよりは、焦りだったんですね。
めと:そうですね! もう「頑張らなきゃ」みたいな、無邪気ではいられない雰囲気を察知して(笑)。最初は楽しくやれればいいやーって感じだったんですけど「いや、今回はそうじゃねえな」みたいな。
皆に楽しく見てもらうために、何をしたらいいかとか。考えるのが難しかったですね、ただ、難しくはあったけど、成長できるきっかけにもなりましたね。
──見てもらうために、特にどういった意識をされていたんですか?
めと:皆が見て、楽しいと思ってもらえる事をやりたかったんで。最初……“尻止め後輪タイヤ”っていう企画をやったんですけど(笑)、こう……なに、何してんの? みたいな、誕生日に何してんの? この人、みたいな。感じに思ってもらいたくて。
──あの企画にはそういった狙いがあったんですね。
めと:そうですね。そこで気になってくれたら、めちゃめちゃ嬉しいなって感じだったんですけど。元々、体張る企画をやりたい、って気持ちはあったんで、私の希望で。
体張る企画がやりたかったのも「こいつ何してんの?」って思われたい、みたいな(笑)。(“尻止め後輪タイヤ”は)それが全面に出た企画だったんですけど。
体張るといっても、あんなに体を張ったのは初めてだったし、人に楽しんでもらう為にはどうしたらいいのかを、より一層、自分で考えることができたイベントでしたね。
▲我々は一体何を見せられているのだろうか……。
2周年を迎え、特に変わったと思うのは日曜朝の“あの配信”
──そういった配信を続けてこられ、5月30日で活動2周年を迎えられます。この2年間を駆け抜けてきた中で、ご自身の活動への考え方だったり、思いに変化はありましたか?
めと:私も時間を使って配信してるけど、やっぱリスナーさんも時間を使って見てくれてるじゃないですか。そう思ってるのはずっと変わらなくて、だから、こう、ありがとう、と。これは今も昔もですが。
774inc.スタッフ:当初と今で一番違う所は、昔はちょっと頑張って可愛くいようとしてた感じありませんでした?
めと:あー、まあ確かにそうですね。
774inc.スタッフ:でも、ある一時から、素で明るく楽しくやっていて。それで可愛いって思ってもらえる自信じゃないけれど、その方が自分も楽しいし、見てる人も楽しいと考えるようになった、みたいな変化は結構大きいかなって思いますけれど、どうですか、めとさん。ご本人としては。
めと:いや、なんか可愛く思ってもらえる、は、マジで最近思えるようになってきたぐらいです!
──最近なんですね。
めと:そう、最近です! なんかその、それこそ最初は、声とかもゴリゴリ作ってたんですよ。やっぱちょっと、しおらしくやってたかな……って思うんですけど。
それが変わったきっかけは雑談ですね。雑談配信を重ねていくごとにリスナーさんとのコミュニケーションが増えてって。なんか、それこそ「まな板ー」だとか「めとちゃんってそんなに可愛く、ないよ」みたいな(笑)。
そういったやり取りをするにあたって「は?」みたいな感じで、素が出ていっちゃって。もう、最近は「可愛くいよう」なんて無いですね! リスナーさんが近付いてきてくれたイメージとかでは無くて、どっちも押せ押せで寄っていった感じ?
──多分、それが顕著にあらわれているのはニチアサ(※4)なのかなって思うんですけど。
めと:そうですね!! 私、化け物の集まりって呼んでるんですけど(笑)。
──(笑)。あの配信は個人的に好きです。
めと:私も大好きではあります。
※4 ニチアサ
基本毎週日曜日の朝8時から行われている雑談配信。リスナーによる“あまりにも”なコメントから、小森さんは化け物の集まりと呼んでいる。
▲ニチアサにおける日常会話
──先ほどお話いただいたイベントでの経験っていうのは、ニチアサなどにも活かされていたり?
めと:そうですね。特に変わったなって思うのがニチアサですかね、やっぱ。こう……なんか進化を遂げてるんですよ。なんか進化を遂げてるんですよ! どこが? と言われると、めちゃめちゃむずいんですけど……。それこそなんか、え、なんだろうな……。何が変わったんだろ?
774inc.スタッフ:多分、ニチアサを一番初めに始めようと言ってた時はコラボ多めだから、普段見ているリスナーさんと、まったりコミュニケーションとれるような感じで毎週続けていこうっていう始まりだった記憶なんですが。
でも、最近だと、小森めとの面白さを伝えるのがニチアサになっていて(笑)。楽しませたいとか、楽しませられるっていう自信が一番出てるのが、ニチアサなのかなって思うけど、どうでしょう?
小森:そうっすねー。そんな……そんな感じです(笑)。
──ニチアサってリスナーと話す機会がほかの配信に比べると多いと思うんですね。なので、リスナーからすると一緒になって配信をつくっていっているような気持ちになれるのかなと。
めと:そうですね。私だけがあれをやってても、成り立ってない。やっぱコメントあってこそだと思ってるんで、私も(皆と)一緒につくっていってる感がすごいですね。一緒につくる、おもろい配信、みたいな。私も素を出して皆と話してるし、リスナーさんも素を出してコメントしてくれてると思います。
──めとさんご自身も仰っていましたけど、なかなかVtuberの方に対して見ないような反応も。この間だと「ちょこざい」とか。
めと:いや、そうですよね!? ちょこざいとか……。可愛い感じのVtuberさんとかだと「わー何々できてえらい」「挨拶できてえらい」みたいな。褒められるじゃないですか!
──ありますね(笑)。
めと:私としてはそれが、めちゃめちゃ羨ましいんですけど。でも、私は言われることないんですよ。挨拶は当たり前だろ、みたいなコメントばっか来るんですけど(笑)。でも、逆に言ったらそれもそれで嬉しいんですよね。
そのコメントはそのコメントで唯一無二というか、ほかには無いコメントって感じがして。だから、結構嬉しくはありますね。