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『きんモザ』CF企画［連載第6回］声優インタビュー種田梨沙、内山夕実、諏訪彩花【後編】

2022-08-29 12:00

『きんいろモザイク』クラウドファンディング企画［連載第6回］支援者からの質問をキャストに直撃インタビュー！～種田梨沙さん、内山夕実さん、諏訪彩花さん～【後編】

思い出深いステージは、初めての有観客イベントと元日に行われた伝説のライブ「FIRST*MODE」！

――舞台挨拶やライブなど、ファンの前で多くのイベントを行ってきました。特に思い出深いステージは？

内山：いっぱいありますねぇ。

種田：やっぱり『きんいろモザイク』の初めてのイベントの「ACE（アニメコンテンツエキスポ）」かな。キャストの発表がされていなかったので、私たちがシークレットで登場したイベントです。

内山：制服衣装で登場したんだよね。

種田：私たちも全員揃ってステージに上がったのは初めてだったので、なんとなくよそよそしかったと思う。それぞれのキャストは違う現場では会ってたけど。

内山：確か早い時間のステージだったよね？　あの日は種ちゃんが別のステージもあって忙しかったから、ステージが終わったら、余韻に浸るまもなく次のステージに移動しちゃった。

諏訪：えー、そんなドタバタだったんですか？

内山：そうなの。それが最初のお披露目だったね

種田：だからいま思い返すと、新鮮だったなって思うな。

内山：お客さんたちは誰が出てくるか知らされていないイベントだったの。だからみなさんの反応がおもしろかった気がする。

種田：Rhodantheはいろいろイベントに立たせていただいてきたけど、思い返すと一番緊張したイベントかもしれない。Rhodantheの結成を発表するイベントだったからさ。

内山：あのときステージの司会をしてくださった方も緊張してたよね（笑）。

種田：そう！　私たちよりも司会の方のほうが緊張してた！　そして、いつの間にか奈央ちゃんがコーナーの進行をしてた（笑）。

内山：一番年下なのに、奈央ちゃんがRhodanthe*結成の発表をしてくれたんだよね？

諏訪：奈央ちゃん！　さすがっ！

内山：時間を守らなきゃいけないステージだったから、あそこで奈央ちゃんが機転を利かせてくれなかったら、私たちはあのステージでRhodanthe*の結成報告をできなかったかもしれない。

一同：（笑）

内山：私が印象深いのは、東京国際フォーラムでのライブ「FIRST*MODE」かな。生バンドで披露させていただいたステージは、個人的に上がりましたね！

種田・諏訪：おお～!!

内山：ビックバンドの方々が後ろに控えてくださっていて、それだけでめちゃくちゃ鳥肌がたちました。あれだけの数のプレイヤーの方たちに演奏していただきながら歌うなんて、なかなかできる経験じゃないですから！
お客さんたちには悪いけど、私が後ろを向いて歌いたかったくらい（笑）。

諏訪：贅沢だったよね～。素敵な生音だった！

種田：私の印象深いイベントも、夕実ちゃんと同じかな。もちろん他のライブもたくさん思い出があるけど、「FIRST*MODE」は諏訪ちゃんも一緒だったし。

諏訪：私は初めて参加させていただいたから、ガクガクブルブルだったよぉ（笑）。シークレットで登場だったから、下からウィ～イって登場したんだけど、待機中なんてめっちゃ緊張してた！

内山：そんなに緊張してた？

諏訪：してましたよぉ。だって、みんなRhodantheを見に来ているのに、「私が出ても大丈夫なのかな？」と思ってた。でも、出た瞬間にみんなが「ワーー！」と歓声を上げてくれたので、そこからは思いっきり楽しめた！　みんなでRhodantheの楽曲を歌って、さらにおもしろい振り付けを踊って、いまでも忘れられない思い出です！

内山：そういう意味では、「犬フェス2」はサプライズなしで6人のメンバーで出演したよね。
披露したことのない楽曲も歌えたし。私たちがシルエットで登場したじゃない？
だけど、その瞬間にお客さんはすぐに私たちだとわかってくれて反応してくれたんですよね。すっごく嬉しかったなぁ。かなりブランクがあったのに、「この日を待っていてくれたんだな」と思えて嬉しかったです。

種田：そうね！　純粋に楽しかったライブは「犬フェス2」になるかな？

諏訪：あはははは！　悪ふざけじゃないけど、ちょっといろいろなエッセンスを……。

一同：（笑）

種田：いい意味で緊張感がなく、ワーッと騒いで帰っていった感じのイベントだった。

内山：そうそう（笑）。私たちはその後に続くアーティストのみなさんのために、ステージを温める前座だったからね！

一同：（笑）

内山：リハーサルで悪ふざけをすると怒られるから、「本番でいきなりやって逃げようぜ～」とか示し合わせたりね（笑）。

諏訪：そうだった！　本番で変なことをやっても、「Rhodanthe*だったらしょうがないか～」って許してもらおうってね（笑）。

種田さん内山さん諏訪さんから『きんいろモザイク』ファンへのメッセージ

――いままで応援してくれたファンのみなさまへ、メッセージをお願いします。

諏訪：『きんいろモザイク』を応援してくださっているみなさま！　いつも本当にありがとうございます。こんなに愛され続けているからこそ、『きんいろモザイク』は輝き続けているのだと思います。そして、その輝きの中に自分がいられることは、とっても幸せなことだと感じています。

私は『きんいろモザイク』で松原穂乃花ちゃんと出会えました。そのおかげで、みんなと一緒に作品を作ったりイベントに出たり、ライブで歌ったりできました。今日、たくさんお話させていただきましたが、どの瞬間を切り取っても、楽しい思い出ばかりです。『きんいろモザイク』という存在は、私にとって優しくなれる暖かい場所です。現場に行くと心が穏やかになれるので、次第に私も「誰かのことを思いやりたい」と考えられるようになりました。
こんな素敵な場所でお仕事をさせていただけたのは、ファンのみなさんが『きんいろモザイク』に愛情を注いでくださったからなのかなって思います。本当に感謝しています。今後もみなさんが『きんいろモザイク』を見るたびに、優しくなったり誰かのことを思ったりしてくれると、とても素敵だなと思います。これからも『きんいろモザイク』をよろしくお願いします。ありがとうございました。

内山：ここまで『きんいろモザイク』を愛し続けてくださって、本当にありがとうございます。今日、このような機会をいただけたのも、ひとえに末永く応援してくださっているみなさんがいてくださったからです。『きんいろモザイク』からは、このような機会を幾度となく体験させていただいているなと感謝しています。

ひとつの作品をこれだけ長くやらせていただけるのは、みなさんの応援と、作品をよりよくしていこうと制作に一生懸命なスタッフさん、そして愛を持って演じてくれるキャストのみなさんがいたからです。その中に自分も猪熊陽子役として加われたのは、とても幸せだと感じています。

今日のインタビューの中で「得をしたことは？」と聞いていただきましたが、いま思い出してみると『きんいろモザイク』とRhodanthe*で出会ったメンバーを得られたのが一番の得かもしれません。私にとって、メンバーはかけがえのない友人です。『きんいろモザイク』のおかげで、仕事仲間を超えた一生の友達を作ることができました。最高の財産を得られました。

なので、日頃から『きんいろモザイク』を応援してくださっているみなさんにも、これから先の日常が素敵な仲間や友達で彩られていくことを祈っています。これからも末永く『きんいろモザイク』への愛を心に宿し続けて日常を送っていただけたら嬉しいです。ありがとうございました。

種田：『きんいろモザイク』は「笑顔」という言葉がぴったりの作品だと感じています。いかなるときもみんなを笑顔にしてくれたり、ときには勇気をわけてもらえる、とても素晴らしい作品です。私はこの作品を通して、『きんいろモザイク』を愛してくださる心の優しいファンのみなさんと触れ合えたことが人生のご褒美だと思っています。

いつもファンのみなさんから、たくさんの感謝の言葉をいただいていますが、むしろ私たちから「ありがとう」とお伝えしたいです。『きんいろモザイク』はお互いに「ありがとう」を言い合える、「優しさの交換会」のような素敵な作品です。

私たちは今日、キャストとしてインタビューに応えさせていただきましたが、本心を言えばみなさんと同じ『きんいろモザイク』のファンの一員です。『きんいろモザイク』は原作とアニメは終わってしまいましたが、みなさんと私たちが思い続ける限り、キャラクターたちは永遠に生き続けます！　なので、これからも『きんいろモザイク』への感謝と笑顔を忘れずに、みんなで一緒に『きんいろモザイク』を愛し続けてくださると嬉しいです。ありがとうございました。

[取材・文：佐藤ポン、撮影：雪岡直樹]

クラファン支援者のみなさまをご紹介します！

この連載記事はソレオスが運営するクラウドファンディング「みんなで一緒に『きんいろモザイク』を振り返る連載記事と卒業文集を作りたい」の目標達成により制作しております。

下記プロジェクトにて実施されました。
https://soreosu.animatetimes.com/projects/animatetimes-kinmosa

プロジェクト開始直後から大勢のファンの方々にご支援いただきまして、編集部一同たいへん感謝しております。ここではプロジェクトで対象のリターンを支援していただいた方のお名前やコメントを掲載させていただきます。
掲載箇所は「キャストインタビュー」と「スタッフインタビュー」の6つの記事のいずれかに、ランダムで掲載させていただきました。ご了承ください。