“推し”とのオシャレで楽しい一時を。春奈るな×リアレア コラボ痛バッグ「OSHI TO DATE」ついに完成！　痛バの超ヘヴィユーザー・るな氏のこだわりをたっぷり詰め込んだ、夢のバッグについてリアレアと熱く語る！

5月にアーティストデビュー10周年を迎え、配信シングル「BLUE ROSE」をリリースしたばかりの春奈るなさん。アーティストだけでなく、ウエディングドレスのデザインプロデュースや、ロリータモデルとしても活躍する春奈さんのもうひとつの顔……それが痛バのヘヴィユーザーであること。もともとアニメが大好きな春奈さん。ある作品のキャラクターの沼に落ちたことをきっかけに痛バ制作に励むように。痛バッグのこだわりは、自身のYouTubeチャンネルだけでなくNHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』でも語られ、痛バの布教にも一役買うこととなりました。

そして今回、痛バ土台バッグで知られるバッグブランド・リアレアとコラボレーション。YouTubeでその制作の模様をアップ。コメント欄の意見を参考にしたり、ブラッシュアップしたりと試作を繰り返し、春奈さんの“ユーザー視点”のこだわりやセンス、リアレアの想いが詰め込まれた夢のバッグが完成しました。その名も「OSHI TO DATE」(推しとデート)。6月7日“るなの日”から、アニメイトオンラインショップ、ステラワース、そしてリアレアで予約開始となった「OSHI TO DATE」について、春奈さんとリアレアさんに熱く語ってもらいました！

リアレアとコラボしたきっかけ

――リアレアさんと痛バを作る過程はYouTubeで届けられていますが、そもそも、リアレアさんとコラボレーションされるきっかけはなんだったんでしょう？

春奈るなさん(以下、春奈)：TwitterのDMでリアレアさんからご連絡をいただいたのがきっかけです。もともとリアレアさんの痛バのことは知っていて。というのも、Twitterなどで痛バの情報はすぐに入ってくるんですよ(笑)。今までの痛バはおしゃれか実用的かの2択でしたが、リアレアさんの痛バはおしゃれであり、実用的でありと統合されていて驚きました。だから連絡をいただいたときは驚いて、すぐにマネージャーさんに相談して、連絡を取ってもらいました。

――そのDMはどういう内容だったんです？

春奈：「痛バについての改善点や意見があったらぜひ教えてください」というお話だったと思います。

リアレアさん(以下、リアレア)：春奈さんがYouTubeにアップされていた痛バの動画を見てメッセージを送ったんです。今後制作する痛バを、もっと改善したいなと思っていて。春奈さんだったら意見をくれるかもしれないなと。

――ではリアレアさんのお話もおうかがいさせてください。痛バを展開するようになったのは比較的最近ですが、何かきっかけがあったんでしょうか。

リアレア：痛バを作りはじめたのは１年くらい前からですね。もともとバッグ屋としてさまざまなバッグを販売してきましたが、コロナ禍に入り、ファッションバッグが一時的に売れなくなってしまって。それで時間が余っていたんです。暇な時間が勿体無いから何か面白いことをできないかな……などと考えていたときに、取引先のアニメ好きの方が痛バを提案してくれました。

――痛バのことはご存知だったんですか？

リアレア：通勤途中に痛バを持っている人を見たことがあったので存在は知っていたのですが、まったくの無知で……。でも少し調べると、痛バを作っているバッグ屋はあまりなく、私たちから見ると既存の痛バの土台は少し乱雑に作られている印象を受けました。

「これは可哀想だな、バッグ屋として何かできることはないかな」と思ったことがきっかけですね。クオリティの高いバッグを作る自信はあったので、取引先の方にお話をうかがいながら第一弾となる痛バを作りました。そしたらすごく評判がよくて。第二弾は自分たちの手で作りたかったので、より研究するようになりました。

アニメイト池袋店の前の広場に行って様子を見にいくことも。痛バを持って、缶バッジを交換している光景を見て「痛バは絶対面白い！」と確信しました。皆さんの姿がとにかく楽しそうだったんですよね。通常は服ありきにコーディネートして最後に選ぶのがバッグ。でも、池袋の広場では痛バが主役で、持っている方がキラキラしていました。

春奈：そのとおりです！　リアレアさんは視野がすごい……！　リアレアさんが痛バを受け入れて下さったことが、いち痛バユーザーとしてはすごく心強いです。特にすごかったのが回転式痛バです。それが本当に画期的で！　回転式バッグの発明で、リアレアさんの名前が有名になった印象があります。

――回転式バッグはどんなアイデアのもとで生まれたんですか？

リアレア：イベント先まで痛バを隠して裏面にしたり、紙バッグに入れて運んでいる方もいるということを知ったんです。大切なバッグを紙バッグに入れて運ぶって大変じゃないですか。

それだったらと思い、前面のビニール面(缶バッジなどを収納する部分)をサイドファスナーで脱着回転できるようにして、普段使いできるバッグを作りました。それであれば、紙袋もいらないし、隠して運ぶ必要もない。「普段から使える」と大変好評をいただきました。

――リアレアさんは春奈さんがアーティスト活動と並行して、モデル活動をしたり、ウエディングドレスのデザインプロデュースをされたりしていることはご存知だったんでしょうか。

リアレア：『ソードアート・オンライン』を見ていたので、アニソンを歌うアーティストさんとして認知していました。アーティストというイメージが強かったので、その他の活動は存じ上げなかったんです。だから痛バの映像を見たときに驚きました。

春奈：痛バ職人の映像を見て(笑)。

――まさに職人技ですよね(笑)。春奈さんはYouTube、さらにNHK Eテレ『沼にハマってきいてみた』などでも痛バに対する熱い思いを語られていますが、改めて痛バの魅力を教えていただけますか？

春奈：私は痛バが推しそのものだと思っています。痛バを持って出かけることで、推しと一緒にお出かけしている気分になれるんです。推しを持ち歩けるってすごく素敵な文化だなって思います。ファッションの一部としても楽しめるところが魅力的です。自分の好きなものをファッションの一部として主張できる痛バってすごく素敵だなって。

――春奈さんがはじめて痛バの存在を知ったのはいつぐらいだったんです？

春奈：街を歩いていたときに、痛バを持っていた人がいて「かわいい！」って。これは私も作るしかない！と思いました。私が痛バを作ったきっかけは『おそ松さん』で約5年前なのですが、そのあたりから徐々に痛バの人口が増えたような気がしています。最近は痛バが世間に認知されるようになってきたと思いますが、痛バがより認められるようになれば、作るのもより楽しくなると思うんです。これからも痛バの魅力を発信していきたいですね。