春アニメ『阿波連さんははかれない』大城みつき役・M・A・Oさんインタビュー｜大城さんはさまざまなギャップとふり幅の大きさが魅力的なキャラクター

M・A・Oさんがもし阿波連さんと同級生だったら……？

――M・A・Oさんは、周りから「ギャップがあるね」とよく言われる部分はありますか？

M・A・O：「もっと静かな人だと思った」と、第一印象でクールなイメージを持たれることが多いですね。言われるたびに「全然そんなことないですよ～」と訂正しています（笑）。

――もしM・A・Oさんがあの学校の生徒だったらどの先生の授業を受けてみたいですか？

M・A・O：やはり桃原先生ですかね。「ガハっ」となったのを見て、「どこに“あはれ”があったの!?」と探したいです（笑）。

――大城さんは阿波連さんが好きすぎて周りが見えなくなってしまうところがありますが、M・A・Oさんは思わず愛でたくなってしまうものはありますか？

M・A・O：私は猫が大好きなので、実家の猫ちゃんのことを考えるともう止まらないです！

――ご時世的になかなかご実家の子には会えていない状況でしょうか？

M・A・O：そうですね。母が送ってくれた写真や動画を見ています。本当に小さい頃から飼っていたので、「ああ～、大きくなって～、美人になったねえ～」とカメラロールを眺めてニヤニヤしています（笑）。

――もし阿波連さんと同級生だったら、どんなふうに接していましたか？

M・A・O：きっと心持ちは大城さんと一緒で、守ってあげたいし、なにか困っていることがあったら全力で協力すると思います。ただ、自分から話しかける勇気はないので、最初の一歩をどう頑張るかですね。

「文化祭の準備担当が一緒になった」とか、「体育祭の同じグループで頑張る」といったきっかけがあれば大丈夫だと思うのですが、普通の休み時間などではおそらく何も言えないと思います（笑）。

――アニメの見どころや注目シーンを教えてください。

M・A・O：散髪のシーンが楽しかったですね。ふたりが話すきっかけも、ライドウくんが迷うことなく大城さんが隠れているロッカーを開けて「頼みたいことがあるんだ」と、なぜか潜んでいたほうの大城さんが動じているのが面白かったです。

――そのシーンで意識されたことなどはありますか？

M・A・O：殺気を出すところや、ライドウくんに「はい、妬んでます」と言うところはちょっと攻撃的な感じて、阿波連さんが帰ってくるときにいつもの大城さんに戻る、という切り替えを意識しました。

――最後に本作の見どころをお聞かせください。

M・A・O：ぜひ阿波連さんとライドウくんの絶妙な距離感や会話を楽しんで、胸をキュンキュンさせてください。ふたりの距離の“はかれなさ”が本当に魅力的な作品だと思います！

――大城さん的に注目してほしいポイントについてもぜひお聞かせください。

M・A・O：怖がりで照れ屋なのに行動はとても大胆で、背が高くスラッとしているけど挙動は小動物感があって可愛らしい。大城さんの持つさまざまなギャップに注目していただけたら嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いします！

TVアニメ『阿波連さんははかれない』作品情報

放送情報

2022年4月1日（金）よりMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠にて放送
TBS:4月1日より毎週金曜日深夜2：25～
MBS:4月1日より毎週金曜日深夜2：25～
BS-TBS:4月1日より毎週金曜日深夜3：00～

introduction

小柄で物静かな女の子、阿波連(あはれん)れいなさん。人との距離をはかるのが少し苦手。

そんな彼女の隣の席に座るライドウくんは、阿波連さんとの間に距離を感じていた。

ある日、阿波連さんが落としてしまった消しゴムをライドウくんが拾ったことをキッカケに、ふたりの距離は急接近!?

「遠すぎたり」「近すぎたり」予測不能な阿波連さん。

色んな意味で、『はかれない』密着系？青春ラブコメディの幕が上がる!!

スタッフ情報

原作：水あさと（集英社「少年ジャンプ＋」連載）
総監督：山本靖貴
監督：牧野友映
シリーズ構成：吉岡たかを
脚本：吉岡たかを、久尾歩、兀兀
キャラクターデザイン：八尋裕子
総作画監督：八尋裕子、岩佐とも子、三島千枝、福地友樹
美術監督：倉田憲一(獏プロダクション)
色彩設計：田中千春　
撮影監督：岩井和也(スタジオシャムロック)
特殊効果：木村実乃理(スタジオシャムロック)
編集：山田聖実(editz)
音響監督：阿部信行
音楽：神前暁 & MONACA
アニメーション制作：FelixFilm
製作総指揮：夏目公一朗
プロデュース：藍沢亮
製作：bilibili