『阿波連さんははかれない』水瀬いのりさん・寺島拓篤さんが「ジャンプフェスタ2025」に登壇! 『season2』の新情報を発表
12月22日(日)、幕張メッセで開催された「ジャンプフェスタ2025」少年ジャンプ+10周年ステージにて、『阿波連さんははかれない』のステージが行われました。
当日は水瀬いのりさん(阿波連れいな役)、寺島拓篤さん(ライドウ役)が登壇。『阿波連さんははかれない season2』の放送が2025年4月よりスタートすることや、新キャストが発表されました。
ジャンプフェスタ2025『阿波連さんははかれない』ステージ公式レポート!
たくさんのファンが集った、この日のステージ。会場にはライドウくんの「阿波連さん、ジャンプフェスタに着いたけれどすごい人だね」、阿波連さんの「人混みで何も見えない…」という温かな掛け合いでスタート。
水瀬、寺島も「初めてのジャンプフェスタのステージ」だといい、「楽しんでいきましょう!」とファンとの対面を喜んでいた。
まずは、TVアニメ第1期を振り返った水瀬と寺島。阿波連さんを演じた水瀬は「れいなちゃんもライドウくんも、とても静かな主人公」と紹介し、「物語が進んでいく中で、物静かで少しミステリアスな2人の心の動き方を、すごく繊細に演じさせていただいた。あうんの呼吸というか、お互いの距離感、温度感を交換しながら紡いできた」と寺島と一緒に、丁寧にキャラクターの関係性を積み重ねたと回想。
ライドウくんを演じた寺島も「キャラクターの掛け合いの塩梅が難しい」と吐露し、「小さなやり取りを繰り返しながらも、ライドウくんは急に妄想が始まるので、ダイナミックな表現をすることになる。ジェットコースターみたいな人。その中でやり取りを繰り広げていくのは、難しくもあり、やりがいがあってとても面白かったです」と充実感をにじませた。
阿波連さんがほとんど聞こえないくらいの声で話すことから、水瀬は「それをライドウくんがちゃんと拾ってくれる。それこそ2人が関係性を築いてきた、きっかけ。第2期でもどんな2人になるのか楽しみにしています」と期待を膨らませていた。
また「お気に入りのエピソード」を発表することになると、「小ネタなど、気づくとじわじわくる笑いの応酬。好きが募っていく」と作品への愛情を傾けた水瀬は、とりわけ第4話「ハマりすぎじゃね?」 における「ラップパート」がお気に入りだとニッコリ。
「アフレコに実際にラッパーの方がいらっしゃって、“ガチうまラップ”を聴かせてくださって。お互いにクールな声質で演じるということもあり、どれくらいラップするんだろうとドキドキした」とラップの先生にも褒められながら、楽しく演じたと裏話を披露した。
続いて寺島は、第8話「夏祭りじゃね?」 における「桃原先生の妄想の中の阿波連さんとライドウくん」だという。「桃原先生も、ライドウくんとタメを張るくらい妄想力がすごい人。妄想の中で、今まで見たことのない阿波連さんとライドウくんが見られる」とオススメしていた。
この日は、TVアニメ第2期から登場する新キャラクターとキャスト情報が解禁となった。
TVアニメ第2期初の解禁キャラクターとなったのは、玉那覇りく。りくは、れいなとライドウが通う高校へ、2年生から転校してくる女の子。制服を着崩しており、周りからはギャルだと思われがちな子だ。しかし外見とは裏腹に、対人関係においてはとてもネガティブで常に悪い方へ考えてしまう一面もある。
そして、そんなりくを演じるのは、東山奈央に決定した。東山からは「見た目はギャルで、中身はちょっぴりネガティブな努力家さん。青春やトモダチに強い憧れがある玉那覇りくちゃんもまた“はかれない”タイプの女の子です。ものすごくピュアな心の持ち主であるがゆえに、喜怒哀楽がばーん!としていて暴走気味なところが可愛いです」とのコメントが到着した。
“ザ・ギャル”といった見た目のりくだが、水瀬は「第1期の最終話のエンディングで描かれていた、原作にも登場するキャラクター。続きがあれば動くんだろうな、話すんだろうなと思っていた。(りくを演じるのは)“奈央ぼう”(東山)ということで、これは期待していてほしい!」と呼びかけ、寺島も「めちゃくちゃかわいい」と太鼓判。
水瀬は「また違うタイプの“はかれない”キャラクターが登場する。“はかれない女の子”役として、“奈央ぼう”のいろいろな声が聴ける。楽しみに待っていてほしいです」とアピールした。
すでに東山を含めた形で、第2期のアフレコがスタートしているそうで、アフレコ現場の雰囲気は、水瀬によると「収録の合間は、学校の休憩時間のよう」だという。
寺島も「音響監督さんが先生みたい」と目尻を下げると、水瀬は「温かく優しい時間。それがそのまま『阿波連さん』さんの世界に繋がっている」と作品世界と重なるようなアフレコ現場だと、声を弾ませていた。
2025年1月4日(土)〜1月5日(日)にかけて、公式YouTubeチャンネルにてTVアニメ第1期の無料一挙配信が行われることも決定した。
寺島は「原作、アニメも、お正月は『阿波連さん』ざんまいで!」とお正月の過ごし方を提案し、「阿波連さんとライドウくんは興味があることをやっています。そのおかげで、彼らは楽しい毎日を送ることができている。皆さんも2人のように楽しい日々を送れるよう、阿波連さんとライドウくんをお手本だと思って。4月からの第2期も楽しみにしてください」とメッセージ。
「阿波連さんたちの生活が戻ってくる」と改めて喜びを噛み締めた水瀬は、「一人一人の成長を描いた作品。これからはさらに深いところまで描かれます。れいなちゃんたちが大人になっていく過程で感じる葛藤を、皆さんも自分と重ねながら応援していただければと思います。放送時期は4月から。いろいろな“新しい”が詰まった季節に帰ってきます!」と心込め、大きな拍手を浴びていた。
『阿波連さんははかれない season2』作品情報
2025年4月から放送開始!
イントロダクション
小柄で物静かな女の子、阿波連れいなさん。
人との距離をはかるのが少し苦手。
そんな彼女の隣の席に座るライドウくんは、
阿波連さんとの間に距離を感じていた。
だが、ある日、阿波連さんが落としてしまった消しゴムを
ライドウくんが拾ったことをキッカケに、ふたりの距離は急接近!!
学校生活を送る中で「遠すぎたり」と「近すぎたり」を繰り返し、
付き合い始めた阿波連さんとライドウくん。
それから迎えた新学期、
今度は転校生との距離がはかれない!?
色んな意味で、『はかれない』密着系?
青春ラブコメディの幕が再び上がる!!
スタッフ
原作:水あさと(集英社ジャンプ コミックス刊)
総監督:山本靖貴
監督:牧野友映
シリーズ構成:吉岡たかを
脚本:吉岡たかを、兀兀、赤星政尚
キャラクターデザイン:八尋裕子
総作画監督:岩佐とも子、山本里織、石井ゆみこ
美術監督:倉田憲一(獏プロダクション)
色彩設計:田中千春
撮影監督:岩井和也(スタジオシャムロック)
特殊効果:木村実乃理(スタジオシャムロック)
編集:山田聖実(editz)
音響監督:阿部信行
音楽:神前 暁 & MONACA
アニメーション制作:FelixFilm
製作総指揮:夏目公一朗
プロデュース:藍沢亮(Starry Cube)
製作:bilibili
キャスト
阿波連れいな:水瀬いのり
ライドウ:寺島拓篤
大城みつき:M・A・O
石川:柿原徹也
佐藤ハナコ:楠木ともり
桃原先生:花澤香菜
ライドウ妹:長江里加
宮平先生:小坂井祐莉絵
ふたば:指出毬亜
あつし:藤原夏海
阿波連れん:久野美咲
阿波連える:日高里菜
玉那覇りく:東山奈央
公式サイト
公式X(@aharen_pr)
公式TikTok
SNS推奨ハッシュタグ:#阿波連さん
原作情報
「阿波連さんははかれない」(著:水あさと)
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