この記事をかいた人
- MoA
- アニメ、VTuber、TCGが好きなアラサー男子。執筆、撮影、動画制作などやっています。
――これまでのマスターズトーナメントを振り返ってみていかがですか?
吉永:試合のレベルが高いですよね。サトシも僕が知っていた頃よりめちゃくちゃ強くなっています。
――シンオウ地方のチャンピオンであるシロナに勝ちましたからね。
吉永:シロナとの戦いもそうでしたけど、奇想天外な戦い方を見せてくれますよね。ゲームだと能力値に応じた戦いになると思うんですけど、アニメだと回りながら10まんボルトを放ったり、ルカリオが巨大はどうだんを放ったり。プラスアルファの立体的な要素があって、そこがゲームとは違う良さだと思いました。
――サトシの戦い方は見ていて面白いですよね。
吉永:見ていてサトシの強さを本当に感じましたし、レベルが高すぎてびっくりしました。そして要所要所に昔のファンがグッとくる要素があるんですよね。
個人的にはダンデとアランのリザードンバトルが激アツで。僕はメガシンカしていないリザードンの世代なんですけど、今の子供たちはメガシンカも1つの方法としてあるのがリザードンじゃないですか。
だから“俺の知ってるリザードンVS俺の知らないリザードン”みたいに、すごく前のめりに感情移入しちゃうんですよ。そこがマスターズトーナメントの魅力ですよね。シンプルにあの人とあの人が戦っちゃうんだ!というドキドキワクワク感もすごいです。
――そんなマスターズトーナメントでホップは、とにかく「兄貴!」と応援している姿が印象的です。
吉永:やっぱりダンデが勝つと思っているので。そこに対する信頼がすごくあるんだと思います。
――こんな弟がいたら嬉しいでしょうね。
吉永:自分のお兄ちゃんには負けてほしくないですからね。なので一緒に戦っている気持ちで応援しています。
――ファイナルに挑む両キャラクターの印象を教えてください。
吉永:ダンデは出し惜しみをしません。相手をリスペクトしていて常に全力で立ち向かうんですよ。それでいて自分を凌駕する存在みたいなものを欲していて。少年のようにバトルを楽しんでいて、自分としても好印象です。
――サトシについてはいかがでしょうか?
吉永:マスターズトーナメントって瞬間瞬間の思いの強さの戦いだと思っています。そしてその思いはサトシがぶっちぎりなんじゃないかって思うんです。いろいろな修羅場を乗り越えていますし、アローラ地方のチャンピオンになって皆の期待をたくさん背負っていますし。
僕としてはどっちにも負けてほしくないというのが正直な気持ちです。決着が決まらなくても良いんじゃないかって(笑)。それだけふたりとも魅力的です。
――アニメ的にはサトシを応援する側にスポットが当たりがちですが、そんな中でホップは貴重なダンデ側のキャラクターですよね。
吉永:ホップとしては、やっぱりダンデと一緒に戦っている気持ちですし、ゆくゆくは自分もそこに立つつもりなんですよ。ダンデにはその時まで負けてほしくないんですよね。
――いつか兄弟対決をしてほしいです。
吉永:ホップは吸収力がすごく、ダンデの戦術やわざを自分のものにしようとしているので、いつか実現するんじゃないかと思っています。
チャンピオンになったホップが「チャンピオンタイム」と言ったら熱いですよね。
――最後に放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
吉永:いよいよ次が決勝戦ということで、歴史的な一戦が始まります。僕もファンの方と同じ目線で見ているんですけど、決着がついてほしくないと思いつつも、やっぱりダンデに勝ってほしい思いもあります。
どちらにせよ、ものすごく良い試合になることは間違いなしです。みなさんと一緒にこの頂上決戦を楽しめたら良いなと思っています。
[取材・写真 MoA]
■テレビ東京系にて毎週金曜よる6時55分から放送中!
※一部地域では放送日時が異なります。
※番組内容は変更になる場合があります。
原案:田尻智/増田順一/杉森建
監督:冨安大貴
副監督:大和田 淳
クリエイティブスーパーバイザー:湯山邦彦
シリーズコンストラクション:米村正二
キャラクターデザイン:安田周平
脚本:吉田玲子/米村正二/赤尾でこ/藤咲淳一/土屋理敬/待田堂子/宮田由佳/松井亜弥/冨岡淳広/面出明美 ほか (執筆順)
音響監督:三間雅文
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:OLM
製作:テレビ東京/MEDIANET/ShoPro
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