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VRアイドル「えのぐ」の5年間の活躍を楽曲と共に振り返る

今だから推したい! VRアイドル「えのぐ」の5年間の軌跡──世界一を目指す彼女たちの魅力を知る! 彼女たちの歴史を感じられるおすすめの楽曲もご紹介!

 

えのぐの歴史

グループ結成から5年を迎え、バーチャル界では古参といっても過言ではない歴史を持っています。ここからは、えのぐがどのような歴史を歩んできたのかを見ていきます。

グループとしてのデビューは2018年ですが、所属する岩本町芸能社に入所したのは2017年。そこで、今回は2017年からおさらいしていきましょう。

 

デビューに向けて活動した2017年

 

この年に岩本町芸能社に入所した5人のうち、鈴木あんずさん、白藤環さんはアイドル部、日向奈央さん、夏目ハルさん、栗原桜子さんは女優部に所属となりました。

女優部が演技のレッスンなどを行っている間、アイドル部の鈴木あんずさん、白藤環さん(あんたま)は、夏のコミックマーケットでTwitterフォロワー数1万人達成を目指す企画を実施。

目標達成でアイドルとしてデビューできるという内容でしたが、当時はバーチャルYouTuberという存在が現れて間もない頃。

VTuberという言葉自体もほとんど浸透していない時期であり、高い集客効果を見込めるノウハウはありませんでした。

結果は本人たちも語っていた通り惨敗。しかし、その惨敗により話題に上がったことでもう一度チャンスをつかみ、再挑戦で見事に目標を達成。あんたまの2人はアイドルデビューが決まりました。

その後、あんたまはYouTubeでの生放送などを通してファンを増やすための活動を開始し、日向奈央さん、夏目ハルさん、栗原桜子さんも生放送に登場するようになりました。

 

えのぐとして始動した2018年

 

アイドルとしてCDデビューするにあたり、メンバーの増員が決定。同期入所の日向奈央さん、夏目ハルさん、栗原桜子さんが合流することが発表され、同年5月に初のオリジナル楽曲である「えのぐ」を発表。YouTubeの生放送で披露しました。

そして、8月にはグループ初となる会場でのライブを秋葉原で実施し、その後も毎月新曲のお披露目も兼ねたライブを実施するなど、アイドルとしての活動を精力的に行いました。

その最中、後から合流する形となった日向奈央さん、夏目ハルさん、栗原桜子さんの3人(ひなつくり)は、「アイドルとしてデビューできるのはあんたまの2人の功績」「2人と同じように何か目標を達成したい」と進言。

そこで、ひなつくりの楽曲「僕たちの青春ロード」のMV再生数がYouTube、ニコニコ動画で合計10万再生で正式にメンバーとして加入という目標を掲げ、11月に見事達成。正式にメンバーとして昇格し、1stシングル「ハートのペンキ」でメジャーデビューしました。

 

 

苦難に負けず進んだ2019年

 

2019年も精力的にライブ活動を行うえのぐでしたが、体調不良により3月に夏目ハルさん、4月には栗原桜子さんの一時休養が発表されました。

緊急の3人体制となりましたが、そんな逆境にも負けることなくライブ活動を続け、8月には国内最大規模のアイドルフェス「TIF」にバーチャル界からは唯一参戦し、存在感を示しました。

さらに、日本全国を巡って無料でメンバーとお話をすることができる「えのぐに逢いに恋」のプロジェクトが始動。東京だけでなく大阪や名古屋、広島、北海道など各地を巡り、全国にえのぐみを増やしていきます。

そして、9月に夏目ハルさんが復帰し、栗原桜子さんの復帰を待ちながら4人での活動が始まりました。

 

4人体制の「次章」に進んだ2020年

 
メンバーもえのぐみも栗原桜子さんの復帰を待ち望んでいましたが、その夢は叶わず2月29日をもって彼女はアイドル活動を引退することが発表されました。

2月16日に開催された2周年記念のライブでは、メンバーが今抱えている想いを吐露しながらも今後は4人体制で活動する覚悟を見せ、8月には初めて生バンドを迎えてのワンマンライブ「えのぐワンマンLIVE2020 -次章-」を開催。

このライブにて従来の衣装「パレット」から「ステラ」へとチェンジし、グループとして再出発する意志を表明しました。

その後、「バーチャルTIF」「Life Like a Live!(えるすりー)」「VTuber Fes Japan」など大規模なバーチャルアイドル・シンガーのライブフェスに出演。さらに、白藤環さんが深夜のラジオ番組のレギュラーを獲得するなど外部の仕事も増加していきます。

加えて、1stアルバム「真っ白な夢の世界」の発売するなど着実に人気を増やし、VTuberファンだけでなくアイドルファンからもライブでの熱量がすごいとその評価が高まっていきます。

 

「殻を破る」と宣言した2021年

 

 
2021年は3月に「臨戦態勢」、7月に「遮二無二」、8月に「不撓不屈」、12月に「雲外蒼天」と戦闘力が非常に高いワンマンライブを実施。

加えて、5月にはアイドルグループ「純情のアフィリア」「かみやど」「#ババババンビ」「SUPER☆GiRLS」を招き対バンライブを主催しました。

中でも「遮二無二」は、「世界一のVRアイドル」になるという目標達成のために行ったかつてない挑戦であるといえます。その内容は武者修行として1日10曲を10日間連続、合計100曲を歌って、踊り続けるというもの。

体力的にも精神的にも負荷が大きいにも関わらず、ただ歌って踊るのではなく、日ごとに「かわいい」や「かっこいい」といったテーマを決め、さらにはアカペラなどにも挑戦。

その気迫のこもった姿に注目が集まり、連日多くの方が会場に足を運びました。

メンバーにとっても印象深いライブになったようで、「自分の殻を破れたライブ」であると語っています。

また、このライブで初披露となった楽曲「BRAVER」は、その年の高校野球 都道府県別大会テーマソングに決定するなど大きな話題を集めました。

しかし、台風により「TIF」は中止となってしまい、「TIF」、「バーチャルTIF」のW出演という目標は達成できませんでした。

それでもめげることなく来年でのリベンジを誓い、12月のワンマンライブ「雲外蒼天」ではえのぐを象徴する楽曲の一つである「燈し火」を初披露。

来年の目標もはっきりと定めながら、2021年を締めました。

 

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2022年6月4日(土)に、VRアイドル「えのぐ」のYouTubeチャンネルにて「燈し火」のMVが公開されました。「燈し火」は、2021年12月に発表された楽曲。「えのぐ」のこれまでを振り返り、これからも一歩ずつ進んでいくことを歌ったグループを象徴する楽曲の一つです。今回のMVは、メンバーの日向奈央さんの出身地である静岡県で撮影されました。2020年に公開された「OriginalColorGirls!!!!」以来となる実写MV。ドローンによる空からの映像や抜群のロケーション。そして、小さくともすてきな人と人との「助け合い」が見る人の心を惹きつけます。MVの公開から約2日間で、2万9千再生を突破し、多くの人にチカラを届けています。 ツイートまとめ鈴木あんずさんひとはみんな"だれか"のチカラになれるそんなメッセージを込めた最新MVが本日YouTubeで公開!「燈し火/えのぐ」Music:サクマリョウ@nc_ryoLyrics:東乃カノ@Yeast_LyricsfullVer.はこちらhttps://t.co/rrAFvDu6Aw"あなた"も私たちにたくさんのチカラをくれる大切な存在ですpic.twitter.com/zUgVGhE6nM—鈴木あんず(@anzu15_225)June4,2022燈し火MV、自然豊かでめちゃめちゃきれい…心が洗われる気がする…。#えのぐpic.tw...

 

4人体制ラストの2022年

 
2021年でライブの一つの完成形を見つけたえのぐですが、このままではその延長線上でグループが小さくまとまってしまう。

3月に行われた4周年を記念したワンマンライブ「POSSIBLE」で、鈴木あんずさんはこのように語りました。そして、2022年はもう一度初心に帰って新しい引き出しを増やすと宣言しました。

それを実現するかのように、「POSSIBLE」では、2020年から組んでいる生バンドのメンバーに加え、「BRAVER」を作編曲したサクマリョウさんも参戦。

さらに、LED光源を用いて空間に画像や文字の軌跡を浮かび上がらせることができるビジュアルポイを駆使して幻想的な踊りを生み出す「POI LAB(ポイラボ)」、女性ダンサーのグループ「ELEVENPLAY」と共演し、新しいエンターテインメントの形を見せてくれました。

 

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2022年3月5日(土)に、VRアイドル『えのぐ』が立川ステージガーデンにてリアルライブ「enogu4thAnniversaryLive–POSSIBLE–」を開催しました。VRアイドル『えのぐ』は、2018年に結成されたアイドルグループ。バーチャルの存在ながらリアルイベントへ積極的に出演し、世界一のVRアイドルになることを目標としている。そんな彼女たちの夢に向かって突き進むその姿は多くの人を魅了し、なんと今回はメドレー・新曲を英語バージョンでも披露。「えのぐに出会えてよかった」「予想外」「努力がすさまじい」など興奮と感動の声が寄せられました。また、今回は恒例となった生バンドに加え、彼女たちの代表曲ともいえる2021年高校野球都道府県別大会テーマソング『BRAVER』、昨年末に発表された新曲『燈し火』の作曲者であるサクマリョウ氏や、最先端のLEDポイを中心とした光のアートを創出し、業界を牽引するクリエイティブチーム「POILAB」、Perfumeなどのライブへの出演経験もある女性ダンスグループ「ELEVENPLAY」などの豪華ゲストも出演。バーチャルとリアルを融合させた、これまでにないパフォーマンスを見せました。2022年は年間50ステージに立つことを目標に掲げ、これまで以上にリアルイベントへの...

 

それだけでなく、ワンマン、対バン含めて年間50公演に出演することも発表。これは、ほぼ毎週何らかのライブステージに立つことを意味しています。

その50公演の中には、昨年は台風により出演が叶わなかった「TIF」も含まれています。

 

 

昨年誓ったリベンジを見事に果たし、「TIF」と「バーチャルTIF」のW出演を達成。それだけに終わらず、「TIF」内で開催された「第1回TIFアイドル総選挙2022」にもバーチャル界からは唯一の参戦。28組中4位と大健闘し、アイドル界とバーチャル界に新しい風を吹き込みました。

このようにえのぐみだけでなくほかのアイドルが目当ての観客の前にも姿を現す機会が増え、「リアル・バーチャル関係なくアイドルを楽しめる世界を作る」という目標達成に向けて着実に前進しました。

さらに、2ndアルバム 「なら、真っ白から始めよう。」はオリコンデイリーランキング5位を獲得するなど、数字の面においてもえのぐの活躍は大きく広がったといえます。

 

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しかし、その裏ではメンバーの苦労や涙、そして強い意志がありました。夏目ハルさんが2022年をもってアイドル活動を引退することが発表されており、彼女たちは悲しみを抱えながらも4人で2022年を最後まで笑顔で駆け抜ける決意を示しました。

 

 
その決意は最後まで揺らぐことなく、夏に行われたワンマンライブ「大絶響祭2022SUMMER」では和楽器ユニット「Godai」、和太鼓ユニット「四荒八極」、日本舞踊の「西崎櫻鼓 with おどりの空間」、形式美と芝居と武術を融合したサムライアーティスト「剱伎衆かむゐ」と共演。

和×VRアイドルという新しい進化の方向を見せました。

 

 
一転して、冬のワンマンライブ「大絶響祭 2022 WINTER ☆ Beat of Stellar」ではブラスバンド、「FREESTYLE BASKETBALL PLAYER」、「THEATER DANCER(TEAM:Under the Sea company)」を新たに迎え、世界進出を見据えたまるでブロードウェイのような雰囲気をまとったライブを実現。

「えのぐ」という名にふさわしい色とりどりのパフォーマンスを見せてくれたと同時に、4人体制最後の輝きを放ちました。

 

 

 

 

 

3人体制・再構築の2023年がスタート

 

1月20日にえのぐメンバーから新しい発表がありました。それは、新体制となったえのぐ最初のワンマンライブ「enogu one-man Live -Re:build Ⅲ-」を2月19日(日)に開催するというものでした。

これまでの歴史にもあったように、大きな会場で毎回新曲を発表してきましたが、今回は違います。

テーマは「再構築」。

新曲の発表はない。数千人規模の会場でもない。それでも大切な公演です。一緒にえのぐを再構築しましょう。鈴木あんずさんはそう語りました。

新体制となったえのぐの最初の一歩が始まります。ここから先はまだ未知の歴史。歴史の証人になれるチャンスです。

 

 

 

 

 

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