『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』グランドフィナーレ上映&「転スラ」新プロジェクト発表会の公式レポートが到着! 声優・岡咲美保さん、小林親弘さん、富田美憂さんらが登壇!
シリーズ累計発行部数4,000万部突破の大人気異世界ファンタジーを原作としたアニメ『転生したらスライムだった件』(略称『転スラ』)。作品初となる劇場版作品『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が2022年11月25日(金)に公開され、国内動員数100万人を突破、興行収入は14億円を記録する大ヒットを記録しました。
そんな本作のグランドフィナーレ上映&「転スラ」新プロジェクト発表会が、2023年2月19日(日)に新宿ピカデリーにて開催。
イベントには、リムル役の岡咲美保さん、ランガ役の小林親弘さん、ヴィオレ役の富田美憂さんが登壇され、大ヒットによる反響や劇場公開の際の裏話などを語られました。
このたび、本イベントの公式レポートが到着しました!
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』グランドフィナーレ上映&「転スラ」新プロジェクト発表会の公式レポートが到着
2月19日(日)に新宿ピカデリーにて、『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』のグランドフィナーレ上映&「転スラ」新プロジェクト発表会が開催された。
舞台挨拶には、異世界でスライムに転生した主人公・リムル役の岡咲美保、リムルを主と慕い、常に傍でリムルを守っているランガ役の小林親弘、アニメでは初登場となる「原初の悪魔」の一柱(ひとり)で「原初の紫」ヴィオレ役の富田美憂、杉本紳朗プロデューサーといった豪華出演者が登壇。
MCは伝令役として、本劇場版で声優としても参加している日本テレビアナウンサーの伊藤遼が務め、「私物の転スラTシャツを着てやってまいりました」と挨拶して笑いを誘い、和やかな雰囲気で舞台挨拶がスタート。
岡咲が「みんな、『転スラ』の映画、最高だよなー!」とリムルの声で観客に呼びかけると、小林もそれに続き、「我が主、映画おもしろかったですね」と迫力あるランガの声で会場を盛り上げる。富田も「みんな今日も僕を楽しませてくれるよね?」というヴィオレらしい挑発的なセリフを披露し、会場を沸かした。
『劇場版 転スラ』が国内総動員数100万人、興行収入14億円を記録し、台湾では初登場1位、アメリカでは全米週末興行ランキング初登場8位を獲得したことが発表されると、登壇者の間からもどよめきが。
周りの反響を聞かれた岡咲は、「すさまじい数字で想像がうまくできないです。ただプライベートで劇場版を見に行くと、老若男女、大人から子供まで楽しんでくれている。グッズ売り場では『リムルだー』というお子さんの声が聞こえてきて、キャラが馴染んでくるような年数が経ったんだなと嬉しくなりました」とコメント。
さらに『劇場版転スラ』のイベントでは初登壇となる小林が「グランドフィナーレに呼んでいただいて嬉しいです。お客さんの顔を見られて元気をもらえます」と語り、観客から大きな拍手が起こった。
一方、公開までシークレットキャラだったヴィオレを演じた富田は、「弟が『転スラ』好きで、せっかくだから発表まで黙っていたら、『姉さんだったのかー!』と驚いていました。」と弟に仕掛けたドッキリエピソードを披露。
さらに公開までは不安や緊張が大きかったと語り、公開後は「Twitterで『転スラ ヴィオレ』で検索したら、ピッタリと言ってくださる方も多かったので、『転スラ』ファンのみなさんの温かさを感じました」と感慨深げな表情。
杉本からは、入場者プレゼントの第2弾が「ディアブロ&ヴィオレ 描き下ろし特製イラストカード」のため、ネタバレになるのでギリギリまで情報公開できなかったという裏話も飛び出した。
続いてグランドフィナーレを迎えた『転スラ』の振り返りへ。11月9日(水)から10回以上、舞台挨拶の場に立ったという岡咲は「『転スラ』を愛してくださっている方を心に刻みつける期間になりました。たくさんの地域に行けてすごく嬉しかった」と各地を回った思い出を振り返る。
舞台挨拶で初めて顔を合わせたキャストとの絆について聞かれると、「絆、あります」と小指を立ててキュートな笑顔。登壇者の笑いを誘う一幕も見受けられた。
そしていよいよ話題は『転スラ』新プロジェクトについて言及。2023年2月20日(月)は、原作の伏瀬がWEB小説投稿サイト「小説家になろう」に『転スラ』を公開してからちょうど10年目に当たる特別な日。
それに合わせて「転スラ 10th(テンス)プロジェクト」が始動すると発表があり、その告知映像とともに初めて公開。
告知映像には声優の花江夏樹が演じるユウキ・カグラザカとリムルが登場。
ユウキが「転スラ10周年は何が起こるんですか?」と訪ねても、リムルは「ものすごいぞ」の一点張り。
ついに頭を抱えたユウキが「どんなものすごいことが起きるんだぁぁぁ」と絶叫するも結局何も教えてもらえないというハイテンションな掛け合いに、登壇者も可笑しさをこらえられない様子で「ものすごいことだけがわかる」「ユウキこんなにはしゃぐんだ」と次々にコメント。
その後あらためて、「転スラ 10thプロジェクト」の全貌が明らかに。最初の発表は、原作・伏瀬が書き下ろしたスペシャルストーリー「とある休日の過ごし方」の新規連載。「小説家になろう」にて、2月20日(月)0時より公開されることがアナウンスされた。
さらに、『3×3EYES(サザンアイズ)』、『無号のシュネルギア』の高田裕三先生によるスペシャルストーリーのコミカライズ化も決定。コミカライズのビジュアルも発表され、そこに描かれていた新キャラについて小林が「悪そうな顔してる」と一言。
それに対して富田が「今のところ悪そうですね」と何が起こるかわからない『転スラ』ワールドを念頭に置いた深読みを示すなど、早くも新作をめぐる考察が展開された。
続いて発表されたのは、シリーズ累計4000万部突破キャンペーン。「10thプロジェクト」の始動を機に、海外の発行部数も合わせて数えてみたところ、累計発行部数が4000万部を突破していたことが判明。
詳細についてはまだ未定とのことですが、「大きなことをやらないといけない」と杉本が意気込みを語った。
続くプロジェクトは、『転スラ』シリーズとしては初となる大型イベントの開催。こちらも詳細については企画進行中とのことで、「さっきから内容がざっくりしてませんか?」と疑問を呈する小林に、杉本は「初めてのことが起こるはず」と応戦していた。
そして次に発表されたのは、『転スラ』初となる舞台化決定の発表。公演予定は今年8月。登壇者たちからは「どうやって舞台で『転スラ』を再現するのか」「スライムに変身とかするのかな」と予想が行われ、早くも舞台に対する期待の声が寄せられた。
まだまだ続く盛りだくさんの「10thプロジェクト」。5つ目は、2023年秋に新規オリジナルアニメ「コリウスの夢」が全3話で公開されるというアナウンス。
これは『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』の大原案となった小説で、Blu-rayのブックレットに収録されたもの。「キーになるキャラクターも同じかもしれないし…」という杉本の意味深な発言も飛び出した。
さらにOP主題歌は『転スラ』シリーズで多数の楽曲を手掛け、リムルの「転生前」である三上悟も演じた寺島拓篤が担当することが発表され、伊藤MCから寺島のコメントが読み上げられました。
「続く言葉が『もういいよ』ではなく『おぉいいぞ、もっとやれ!』になるよう今回も必死で頑張ります!」「今作にしかない魅力、キーワードと、転スラらしさをミックスした良い曲に仕上がるように精一杯取り組みます」という寺島のコメントに、岡咲は「寺島先生には信頼しかありません。今回にしかないキーワードを入れ込むということで、どんな言葉が飛び込んでくるのか楽しみです」と寺島へのリスペクトを語りました。
さらにここで杉本から「エンディング曲もつく予定なので」と予想外の発言が。「言っちゃって大丈夫ですか?」という伊藤MCに、「決まってない」と答えながらも、「エンディング、ついてほしいですよね?」と水を向けられた客席からは期待の拍手が巻き起こった。
さらに、TVアニメ『転生したらスライムだった件 第3期』についても重大発表が!2024年春から日本テレビ系で放送予定であることが明かされ、杉本から「ゴールは決まっています。至る過程はこれから紡ぎ出すストーリーという感じです。みんなちょうど頑張っているので、応援よろしくお願いします」とコメントが寄せられた。
最後は、登壇者それぞれから『転スラ』ファンに向けたメッセージ。
杉本は「このヒットのおかげで、色々と出来ることも増えてきて、『転スラ』ワールドをこれからどんどん広げていきたいと思っています。情報を小出しにするなよという批判はメンタル来ちゃうんでやめていただいて」と語り、最後までユニークな挨拶で観客を楽しませた。
富田は客席に向けて笑顔で手を振りながら、「今日は寒い中、お越しくださってありがとうございます。このわちゃわちゃしたメンバーに良い意味で振り回されながら、ヴィオレ様、頑張っております。これを機に、『転スラ』ファミリーに仲間入りできたことが嬉しいですし、今後の展開も楽しみに待ちたいと思います」と『転スラ』に関われたことの喜びを語った。
小林は声の仕事を始めてちょうど10年経ったことに触れ、「『転スラ』の小説と同い年ということですよね。『転スラ』が20周年になったら、僕も20年やれたんだなと自信になりますし、同い年として一生懸命、作品に関わっていくつもりです」と今後への意気込みを見せた。
締め括りは岡咲からのコメントとなり、「初めて見に行くよという方も、何回も劇場に足を運んでくださった方もいると思います。今日はグランドフィナーレ上映までさせていただいて、あらためて、『転スラ』は愛されているんだなと実感しました。ちょっとさみしいなという気持ちもあったんですけれど、「10thプロジェクト」でものすごいことがたくさん起こるとわかって、今はビッグな幸せが私に訪れています。今年も来年もこの先も、ずっとずっと一緒に『転スラ』を楽しんでいけたらと思います。」と熱い思いが伝わるメッセージが届けられた。
こうして『劇場版 転スラ』グランドフィナーレの舞台挨拶と「転スラ 10thプロジェクト」の発表は、客席からの温かい拍手に包まれて大盛況のうちに幕を下ろした。
『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』作品情報
STORY
【魔国連邦】(テンペスト)の西に位置する【ラージャ小亜国】。かつては金の採掘で栄えていたが、今はその繁栄は見る影もなく、湖は鉱山毒に侵され、国は危機的状況に陥っていた。
女王「トワ」は、王家に代々伝わるティアラの魔力を使い、毒を取り除いて民を守っていたが、その代償としてティアラにかけられた呪いを全身に受けてしまい、命を蝕まれていた。
そんな中、テンペストに突如現れた、大鬼族(オーガ)の生き残り「ヒイロ」。ベニマルたちの兄貴分だったというヒイロは、トワに命を救われ生き延びていたのだった。
自分を救ってくれたトワと【ラージャ小亜国】を守るため、テンペストのリムルに助けを求めに来たヒイロは、ベニマルと運命の再会を果たす。ラージャの危機を救うため、そしてトワにかけられた呪いの謎を解くため、リムルたちはラージャへ向かうが…。そこには驚くべき陰謀が待ち受けていた!
STAFF
原作:川上泰樹・伏瀬・みっつばー「転生したらスライムだった件」(講談社「月刊少年シリウス」連載)
ストーリー原案:伏瀬
監督:菊地康仁
脚本:筆安一幸
キャラクターデザイン:江畑諒真
モンスターデザイン:岸田隆宏
総作画監督:田中雄一
コンセプトアート:富安健一郎(INEI)
美術デザイン:ボワセイユ レミ、佐藤正浩
美術監督:佐藤 歩
美術:スタジオなや
色彩設計:斉藤麻記
モニターグラフィックス:生原雄次
CGIプロデューサー:町田政彌
編集:神宮司由美
撮影監督:佐藤 洋
撮影:チップチューン
音響監督:明田川 仁
音楽:藤間 仁(Elements Garden)
アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコフィルムワークス
CAST
リムル:岡咲美保
ヒイロ:内田雄馬
トワ:福本莉子
ベニマル:古川 慎
智慧之王:豊口めぐみ
ヴェルドラ:前野智昭
シュナ:千本木彩花
シオン:M・A・O
ソウエイ:江口拓也
ハクロウ:大塚芳忠
クロベエ:柳田淳一
リグルド:山本兼平
ゴブタ:泊 明日菜
ランガ:小林親弘
ゲルド:山口太郎
ガビル:福島 潤
ディアブロ:櫻井孝宏
ラキュア:木村 昴
「転生したらスライムだった件」について
TVアニメ『転生したらスライムだった件』は、異世界で一匹のスライムに転生した主人公が、身につけたスキルを駆使し、知恵と度胸で仲間を増やしていく異世界転生エンターテインメント。
TVアニメ『転スラ』第1期が2018年10月より2019年3月までTOKYO MXほかでTV放送され、更に2021年1月から9月まで『転生したらスライムだった件 第2期』第1部、初TVアニメ化となる「転スラ」スピンオフコミック『転生したらスライムだった件 転スラ日記』、『転スラ第2期』第2部が9ヶ月連続で放送。
そして2022年11月25日(金)に作品初となる劇場作品『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が公開。国内で動員100万人を突破、興行収入は14億円を記録する大ヒットとなった。
原作コミック「転生したらスライムだった件」(講談社「月刊少年シリウス」連載中/漫画:川上泰樹、原作:伏瀬、キャラクター原案:みっつばー)は、小説投稿サイト「小説家になろう」で9億PV(ページビュー)を突破した、伏瀬氏による同名人気小説のコミカライズで、コミック、小説、スピンオフ作品など関連書籍のシリーズ累計発行部数は4,000万部を突破しています。