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夏アニメ『英雄教室』川島零士×山田美鈴インタビュー【連載第1回】

夏アニメ『英雄教室』川島零士さん(ブレイド役)×山田美鈴さん(アーネスト役)インタビュー|ブレイドは「5歳児」がキーワード!? 彼にほだされ、変化していくアーネストにも注目【連載第1回】

シリーズ累計発行部数160万部突破の学園バトルファンタジー『英雄教室』(原作:新木 伸、イラスト:森沢晴行/集英社ダッシュエックス文庫刊)がTVアニメ化。2023年7月より放送スタートします。

本作は、世界を破滅の危機から救った“元”勇者ブレイドが“フツー”の青春を求めて奮闘する物語。英雄を養成するエリート学校「ローズウッド学園」に編入したブレイドは、個性豊かなクラスメイトたちと時にコミカル、時にシリアスに学園生活を繰り広げていきます。

7月の放送に向けて期待が膨らむ本作について、アニメイトタイムズではスタッフやキャストへのインタビューを実施。第1回となる今回は、ブレイド役の川島零士さんと、アーネスト・フレイミング役の山田美鈴さんの対談をお届けします。

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英雄教室
世界を苦しめる強大な魔王と互角の戦いを繰り広げ、痛み分けによって人類を救った勇者がいた――その名はブレイド。幼い頃から勇者としての素質を認められ、誰もが憧れる存在であった。だが、ブレイドは魔王との戦いのあと、ダメージによってパワーが減退していく中で、こうも思っていたのである。“ようやくこれで、一般人になれる!”と。そしてブレイドは、知り合いを頼って「ローズウッド学園」に入学。“フツー”の学生としてトモダチを作り、華やかで楽しいスクールライフを謳歌しようとする。だが、個性豊かなクラスメイトたちや様々なトラブル、そして英雄を養成するエリート学校であるローズウッド学園が“フツー”のはずがなく…!?シリーズ累計160万部の超人気ライトノベル『英雄教室』が、満を持してTVアニメ化!英雄の座を降りた元勇者ブレイドが、“フツー”を求めて奮闘するバトルファンタジー!目指せ、普通。満喫したい、青春。でも、フツーの青春って一体なんだ!?作品名英雄教室放送形態TVアニメスケジュール2023年7月9日(日)〜2023年9月24日(日)TOKYOMXほか話数全12話キャストブレイド:川島零士アーネスト・フレイミング:山田美鈴ソフィ:東山奈央クーフーリン:木野日菜マリア/マオ...

キャラクター紹介

ブレイド(CV:川島零士)
世界を破滅の危機から救った“元”勇者。魔王との一騎打ちの代償として勇者としての力は大幅に減退したものの、それでも一般の生徒から恐れられるほどのスペックを有する「超生物」。本人の夢は“フツー”の「一般人」になることで、大好物は食堂のカツカレー。トモダチを作って青春を謳歌するために奮闘する。

 
アーネスト・フレイミング(CV: 山田美鈴)
ローズウッド学園の“女帝(エンプレス)”として、他の生徒から恐れられている名家フレイミング家の才媛。己の正義感や学園のルールを押し付けようとするが、ブレイドの驚異的な能力を間近で見て呆気にとられてしまう。炎の魔剣〈アスモデウス〉の所有者であることも、物語に大きく関わる事に。

 

オーディションは作戦がハマったのかもしれないです!

――おふたりは本作で初共演だったのでしょうか?

ブレイド役・川島零士さん(以下、川島):そうですね。

アーネスト役・山田美鈴さん(以下、山田):初めてでした。

――では、まずはお互いの第一印象や、アフレコを重ねて印象が変わったところがあればお聞かせ下さい。

川島:第一印象は、山田さんの背筋の伸び具合を見て、めっちゃ丁寧な方なんだなと思いました。

山田:言っていましたね(笑)。

川島:そんな山田さんが、名家に生まれた気品の良さや、プライドがありつつもキリッと力強いアーネストを演じていて、普段とのギャップも感じましたね。

山田:なんか照れますね(笑)。私は第1話の収録ですごく緊張していたんですが、そんな時に川島さんが話しかけてくださって。優しい方なんだなと感じました。

川島:緊張していたよね。

山田:ド緊張していました。川島さんも座長として緊張していたはずなのに話しかけてくださって、私も緊張している場合じゃないなと思いました。

でも、いざブレイドとなったら、私が想像していたブレイド以上に真っ直ぐだったので、「ブレイドはやっぱりこの方だ!」と思ったのが最初の印象でしたね。

川島:嬉しいですね。ブレイドは主人公ではあるんだけど、アニメだとアーネストが結構セリフ量があるから、気楽さもあったんだよね(笑)。

山田:締めるところを締めてくれるのはブレイドなので。アーネストはいっぱい助けられています。

――時系列的には少し戻りますが、役に決まったと聞いた時はいかがでしたか?

山田:私、テープオーディションだけだったんですよ。

川島:僕もそう。

山田:テープだけで決まることってなかなかないので、連絡がないのは落ちたんだなと思っていたら、「この前の受かったよ」と言われて「ど、ど、ど、どれですか? アーネストですか!?」ってなっちゃいました(笑)。それに私は、アーネストのように“格好いいのに実はお茶目で、抜けているところがいっぱいあるキャラクター”をやりたかったので、ひときわ嬉しかったですね。

川島:ヒロインは初めてだと言っていたよね?

山田:そうなんです。ヒロインの役に受かったのも初めてだったので、「受かったんですか? え? ヒロイン??」って、「嬉しさ」と「信じられない」が重なりすぎて。まだまだ新人ですし、受かること自体が少ないのに、ヒロインということで本当に嬉しかったです。

川島:ヒロインとか主人公って嬉しいよね。僕は、広い公園にいたときにマネージャーから「『英雄教室』でブレイド役に受かったよ」と電話がかかってきて。公園だからいけるかと思って大声で「えーー!! ほんとですかー!?」と走り回って喜んでいました(笑)。

山田:まさにブレイドですね。感情表現が(笑)。

川島:僕は格好いい役も3枚目でおどけているというか、力が抜けている役の方がやりやすくて、テープオーディションでも大好きなカレーを食べるコメディなシーンがあったんですよ。マネージャーに相談したら、「大好物のものを目の前にしているなら、セリフが聞こえないぐらいでいいよ」と言ってくれて、いま思うとそれがハマったのかもしれないです。マネージャーの作戦勝ちでもありますね。

山田:確かに、カレーの食べ方はCM来てもいいぐらいめちゃめちゃ美味しそうで、私たちも後ろで「美味しそう!」ってなっていました(笑)。

川島:良かった〜。ディレクションでも「カレーのCMの感じで、美味しそうに」と言われたからね。

  

(C)新木伸・森沢晴行/集英社・英雄教室製作委員会
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