念願のソロ歌唱で5人の個性が輝く! ミュージックレイン3期生の相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんによる『日々荘3号館〜はなしたあとはリサイタル@ひとりで歌ってみた〜』夜の部レポート
それぞれの個性が爆発したステージを魅せた「はなしたあとはリサイタル@ひとりで歌ってみた」
大きな声で相川さんが「いっぱい話したのでリサイタルします!」と宣言すると、『はなしたあとはリサイタル@ひとりで歌ってみた 』のコーナーがオンステージ。
トップバッターの日向さんは「大好きなHoneyWorksさんの曲を歌います。私は宮沢小春ちゃんになんて呼ばれてますかーーー?」と元気いっぱいに住人さんに聞き「もなーーーーーーーー!!!!」と大きなレスポンスが。
「monaちゃんは、事務所の先輩の夏川椎菜さんが演じていて。そして、HoneyWorksさんと言えば私の高校生の時の青春です」と思い出を語ると、mona(CV:夏川椎菜)の「ファンサ」を披露。
ステージの端から端まで元気よく動き回るその姿は、元気印のmonaそのもの。住人さんのコールも完璧で、日向さんは満足そうな表情で歌唱。投げキッスをした際には泣き崩れる住人さんもいたりと、ありったけの“mokaビーム”で住人さんをメロメロにしました。
次は夏目さんのステージ。ひょこっと顔をのぞかせステージ真ん中にやって来て、「みなさんを独り占めさせてください」と、キュンとさせるセリフで歌う前から住人さんの心を鷲掴み。
「今から歌う曲は、オーディション前に毎日カラオケで歌ったり、わーーーーっ!と布団の中で隠れながら歌ったこともあって。みなさんにもこの曲の良さが伝わりますように」と感慨深いエピソードを語り、披露したのは40mPさんの「からくりピエロ」。
日向さんのステージとは打って変わって、しっとりとしたイントロが流れ出し、静寂に包まれる会場。声の強弱を巧みに操り歌う夏目さんの歌声からは、彼女らしい真っ直ぐな芯が感じられながらも、どこか透き通るようで、聞き手の心に寄り添う説得力が感じられます。さらに、曲の最後のアウトロでは圧巻のロングトーンを見せつけ、住人さんたちから「おぉ〜!!」という感嘆と、大きな拍手が寄せられました。
続いて宮沢さんは「次はこはだよ〜!」ととっても可愛らしくステージに登場。住人さんから「可愛い〜!」と声が上がると、そこはまるでアイドルのステージのよう。先ほど夏目さんが歌った曲の思い出を語り、「ボカロPつながりでヨルシカさんの曲を歌わせていただきます」と「花に亡霊」を歌い出しました。
昼の部は緊張気味だった宮沢さんですが、夜の部はどこか堂々とした様子。普段のおっとりとした姿からは想像ができないような力強い歌声を披露しました。また、宮沢さんの担当カラーの水色のペンライトで染まった会場。夏にぴったりな曲と相まって、暑さを忘れさせてくれる清涼感たっぷりなステージでした。
涼し気な余韻が残るステージに元気いっぱいに登場したのは相川さん。「一緒に盛り上がる準備できてますかー!」と、歌とステージが大好きな相川さんは最初からテンションMAX。
「もう私は緊張なんてしません! みなさんも頑張ってください!」と煽り、披露されたのはAdoさんの『踊』。イベント冒頭で「昼の部は思ったより盛り上げられなかった」と悔しい思いを吐露していた相川さん。ですが、それは彼女のあまりのパフォーマンスの完成度に会場が呆気にとられていたのでは、と筆者は感じます。
夜の部は、さらに体からも歌声からもステージに対する相川さんの熱い思いを感じ取れるエネルギッシュなパフォーマンスを披露。住人さんたちも、夜の部は相川さんに応えるように赤いペンライトを振り、体を大きく揺らし、ハイボルテージで盛り上がりました。
リサイタルのトリは、橘さん。ソロでのステージ経験がある橘さんは、住人さんへの煽りなど前説からとても余裕を感じます。「アイドルさんが大好きなので、こういう立場で歌えて嬉しい!『L・O・V・Eラブリー美來!』っていっぱい言ってもらいたい!」と伝え、披露したのは、Buono!の『初恋サイダー』。
スタンドマイクを使い、場数を感じさせる堂々とした佇まいと、伸びやかな歌声で住人さんたちを魅了。途中でハンドマイクに切り替えるとステージ全体を活用しながら、橘さんらしい全身を使った感情表現でパフォーマンスを披露しました。
住人さんのコールも完璧で、最後はみんなでジャンプ! なんともトリに相応しい、会場の温度が最高潮に高まるステージになりました。
次回はなんと「歌」のみでお届け! 最後は5人で月ストの新曲を披露
リサイタルが終わるとステージに全員が揃い、宮沢さんが「このあと5人でも歌を歌いたいのですがその前にお知らせがあります! 次回の日々荘は今までと違います!」と告げると、日向さんと夏目さんが大きな紙を持ってきました。
2人が紙を広げると、そこには「LAWSON presents We LIVE in 日々荘 3 号館~#にちにちさんPlaylist~」 という文字が。なんと次回の日々荘は「歌」のみでお届けするとのこと。日程は2023年10月7日(土)で昼夜・二部公演、会場は“ヒューリックホール東京”です。
他にも、10月28日(土)開催の「ミュージックレイン 3 期生 新番組ベータ版」 の公開イベント、さらに、12月から始まる『IDOLY PRIDE』の全国Zeppツアーに、月のテンペストとして大阪・福岡・東京公演に出演することを告知。
お知らせのあとは、一言ずつ最後のご挨拶。
宮沢さんは「この日が来るのが楽しみで……でも反面『来ないでくれー!』とも思っていました。でも、本当に少しでも『花と亡霊』の曲の良さや、宮沢の歌の好きなところが伝わっていると嬉しいです」とリサイタルで歌った曲への想いを改めて伝えていました。
夏目さんは「10代ラストの日々荘、めっちゃ楽しかったーー!!……もう次の時は20歳なのか。10代の間に大好きなみなさんと会えて嬉しかったです!」と、10代ラストの日々荘を住人さんたちと過ごせた喜びをコメント。
日向さんは「楽しかったです! みんなと盛り上がれて嬉しかったです! また10月に会いましょう!」と、合間で住人さんたちとの掛け合いも行われながら、リサイタルの余韻が冷めやらない様子で感謝を伝えました。
橘さんは「最高だった! みんなたくさん声を聞かせていただいて。……私、利き◯◯しなきゃいけないんだ……」と突然ニュースキルのことを思い出します(笑)。
そして、住人さんたちに「どんな利き◯◯をしたらいいか、せーので言って!」と声をかけると、聞き取れないほどの大きな声のレスポンスが返ってきました。これに対して橘さんは「……ちょっと分からなかった(笑)。パスタっていうのは聞こえた。参考にしまーす! 本日もありがとうございました!」と笑顔を見せました。
相川さんは「みなさんサイコーでした! いやー楽しかったね。みなさんのおかげで楽しい空間になりました。次回はもっともっと楽しい、特別な日々荘にしましょう!」とテンション高く挨拶を締めました。
そして、恒例の撮影タイム。夜の部の住人さんのポーズは、ペンライトをマイクに見立てて持ち、各々が「歌ってみた」というテーマで撮影しました。
『LAWSON presentsトーク&バラエティイベント ⽇々荘3号館 〜はなしたあとはリサイタル@ひとりで歌ってみた〜』
— 3期生-ミュージックレインSTAFF (@3rdMR_staff) August 19, 2023
終演いたしました✨
ご来場くださったみなさん
ありがとうございました!#にちにちさん pic.twitter.com/BdJwiKkmr1
最後に5人で住人さんへ歌のプレゼント。
宮沢さんによる「最後は5人で1曲、私たちから歌をお届けします。『IDOLY PRIDE』内のアイドルユニット・月のテンペストの1曲です。それでは聴いてください、『最愛よ君に届け』」というタイトルコールに対し、客席からは大歓声。
この曲はゲーム内で配信されている、とあるエピソードを象徴したかのような曲で、7月に幕張メッセで行われた『IDOLY PRIDE』単独ライブ「VENUS PARTY The First」で披露されたばかり。今回は橘さんがソロで踊っていたり、ソロパートがなかったりと、いつもの月ストとは違うフォーメーションで、一時もステージから目が離せません。加えて、今回初めて私服で披露した新鮮さから、単独ライブのMCを思い出した住人さんも少なくないでしょう。
歌い終わったあとは、カッコイイ月ストから、かわいらしい5人の笑顔に戻り、住人さんと本当の最後のお別れ。別れを惜しみつつ、最後までファンサービスを欠かさない5人は、本当に名残惜しそう。
記念すべき10回目を目前に、新しいことに挑戦しその魅力を爆発させた今回のイベント。1回目から遊びに来ていた住人さんも、彼女たちのひとりでの歌唱力、個性あふれるパフォーマンスに驚かされたと思います。
コロナ禍を経て、住人さんの「声」によるパワーを貰った5人はさらにたくましく成長し、これからも住人さんたちにパワーを貰いながらステップアップしていくと、誰もが確信したと思えたイベントでした。
次回の「日々荘」は「歌」のみという試みに挑戦する5人。
まだたくさんの人に伝わりきれていない彼女たちのひとりひとりの魅力が、今回以上にキラリと光るステージになることは間違いないでしょう。
[取材・文/ことぶきめぐみ]
LAWSON presents We LIVE in ⽇々荘3号館〜#にちにちさんPlaylist〜
スケジュール
2023年10月7日(土)
<昼の部>開場14:45/開演15:30
<夜の部>開場17:45/開演18:30
会場
ヒューリックホール東京
出演者
相川奏多 橘美來 夏目ここな 日向もか 宮沢小春
チケット
公式HP先行
受付期間:2023年8月19日(土)20:00~9月3日(日)23:59
結果確認・入金期間:2023年9月7日(木)15:00~9月10日(日)23:00
チケット
全席指定:¥4,500(税込)
※未就学児入場不可
※営利目的の転売禁止
※入場時ドリンク代別途必要
※会場でのジャンプ禁止
※お一人様1公演につき2枚まで(複数公演申込可)