『薬屋のひとりごと』園遊会に顔を揃えた四夫人・玉葉妃、梨花妃、里樹妃、阿多妃の情報を相関関係とともにまとめました!
薬の知識を持った娘・猫猫(マオマオ)が、後宮で起こる様々な事件を薬や毒の知識で解決していくアニメ『薬屋のひとりごと』。陰謀と噂が渦巻く後宮で猫猫が痛快に謎を解き明かしていく様が人気の作品です。
10月下旬から放送がスタートし、物語はいよいよ猫猫が毒見役としての活躍を見せる園遊会へと進みます。園遊会に出席するのは、皇帝とその寵愛を受ける四人の上級妃。後宮の中でももっとも位の高い人物たちが顔を揃えることとなります。
この上級妃たちは皇帝を取り合うライバル的な存在であり、複雑な相関関係を持っています。そこで本稿では、四夫人のプロフィールや人柄とともに相関関係を解説! 中には物語の重要な鍵を握っている人物も……。読めばきっと本作をより一層楽しめますよ!
※本記事にはネタバレが含まれます。
四夫人とは?
作品の舞台は唐の時代の中国がモデルとなっている本作。現代日本とは違い、絶大な権力を有する皇帝が複数の妃を持つことも普通のことでした。後宮にいる数多くの妃たちは、皇帝の寵愛を受け、ひいては皇后(正妻)となること、つまり次期皇帝の母のポジションを狙っているのです。
そんな大勢の妃の中でも、特に尊ばれているのが、「貴妃」玉葉妃、「賢妃」梨花妃、「徳妃」里樹妃、「淑妃」阿多妃の4人で、合わせて四夫人と呼ばれています。要するに、皇后のポジションに最も近い四人の妃ということです。
妃は複数いても、皇后の座につけるのはひとりだけ。そのため、互いを意識せざるを得ない彼女たち。さらに、後宮という狭い世界ならではの複雑な人間関係も渦巻いています。
「貴妃」玉葉(ギョクヨウ)妃
🍃『#薬屋のひとりごと』🍃
— 『薬屋のひとりごと』アニメ公式 (@kusuriya_PR) October 11, 2023
キャラ紹介
玉葉妃(ギョクヨウひ) CV.#種﨑敦美
📺10/21(土)25:05〜
日本テレビでは初回3話一挙放送✨
順次、日本テレビ系にて全国 放送!
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主人公・猫猫が仕える玉葉妃は、朗らかで優しい笑顔が可愛らしい妃。四夫人の中で最も皇帝の寵愛を受けていると言われており、皇帝との間に生後半年になる娘がいます。年齢は19歳で、住まいは翡翠宮です。
彼女は明るく穏やかでありながら、聡明で用心深い人物。通常、上級妃ならば10人は侍女を連れているところを、玉葉妃の侍女は4人だけ。信頼できる女官だけを周りに置いているのです。
また、後宮内で「呪い」と噂されていた赤子の病の正体を見抜いた猫猫は、そのことを無記名の文で伝えるのですが、玉葉妃はその助言に従ったことで娘の命を取り留め、後に差出人が猫猫だとわかり、彼女を侍女として迎え入れます。
正体不明の送り主からの助言を聞き入れる柔軟さや器の大きさも、彼女が寵愛を受けるにふさわしい妃であることを物語っています。
賢妃・梨花(リファ)妃
🍃『#薬屋のひとりごと』🍃
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キャラ紹介
梨花妃(リファヒ) CV.#石川由衣
📺10/21(土)25:05〜
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柔和な印象の玉葉妃に対し、梨花妃は凛とした美しさを持った妃。年齢は23歳で住まいは水晶宮です。皇帝との間に男児を授かりましたが、後宮内で「呪い」と噂された病によって生後3ヶ月で亡くしてしまいます。
「呪い」の一件で玉葉妃と衝突を起こし、その現場を見ていた猫猫も彼女に良い印象は持っていませんでしたが、彼女の看病を皇帝から命令され、彼女と深く関わったことで、その印象はガラリと変化。自尊心が高く、感情的な面もある梨花妃ですが、決して高慢ということではなく妃にふさわしい人格の持ち主です。
徳妃・里樹(リーシュ)妃
🍃『#薬屋のひとりごと』🍃
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キャラ紹介
里樹妃(リーシュヒ) CV.#木野日菜
📷10/21(土)25:05~
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四夫人の中で最も若いのは14歳の里樹妃。住まいは金剛宮です。若輩かつ育った環境から世間知らずな彼女は、園遊会の場でも場に合わない衣装を着せられたり、わざと食べられない食べ物を配膳されたりと、本来味方であるはずの侍女たちにすら軽んじられてしまっています。
しかし、表面的には味方であるように装って接しているため、いじめられていることには気付いていない里樹妃。侍女たちの裏の顔にも気付かないほどに幼いのです。
皇帝の妃と言う立場ではありますがお手付きはなく、恋に関してもまだまだピュアな子ども。皇帝からは妃というよりもどちらかといえば娘のように可愛がられているようです。
淑妃・阿多(アードゥオ)妃
🍃『#薬屋のひとりごと』🍃
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キャラ紹介
阿多妃(アードゥオヒ) CV.#甲斐田裕子
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柘榴宮に住む阿多妃は35歳で、四夫人最年長です。中性的で凛々しい顔立ちは、まるで「男装の麗人」のよう。普段から男性のように振舞っており、その姿はまさに女性が憧れる女性です。
さっぱりとした男勝りな一面と侍女や下女にも心配りのできる優しさを持ち合わせた人格者で、侍女たちを含め多くの女官たちが彼女に憧れ、心酔しています。
阿多妃は元々は皇帝の乳兄弟で幼馴染でしたが、皇太子時代に1人目の妃に。その後、男児を授かりますが、乳幼児のうちに亡くなってしまいます。それ以降は、淑妃の座から友人として皇帝を支え続けているのです。