冬アニメ『僕の心のヤバイやつ』第2期 連載インタビュー第3回:市川香菜役・田村ゆかりさん|「自分が経験できなかった青春を擬似的に体感させてくれるような作品。青春って良いなって」
『僕の心のヤバイやつ』第2期が、テレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠・BS朝日・CSテレ朝チャンネル1にて放送スタートしました。桜井のりお先生が『マンガクロス』(秋田書店)で連載中の『僕の心のヤバイやつ』は、SNSを中心に人気を集め、コミックス累計発行部数400万部を突破中の話題作です。
アニメイトタイムズでは、第1期に引き続き『僕ヤバ』連載インタビューをお届けします。第2期連載インタビューはキャスト陣が続々と登場します。今回は本連載初登場となるおねえこと、市川香菜役・田村ゆかりさんに、メールインタビューでさまざまなお話をうかがいました。
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おねえの持つ可愛さが表現できるといいなと
――田村さんに連載にご登場いただくのは初めてなので、少し遡ってお話をおうかがいさせてください。京太郎の姉・市川香菜役を田村さんにお願いしたい、という赤城監督のご希望だったとうかがっています。熱烈なオファーを受けて田村さんとしてはどのようなお気持ちでしたか?
市川香菜役・田村ゆかりさん(以下、田村):熱烈なオファーであったかは知らなかったのですが(笑)。指名をいただいて決まった役だったので期待に応えられるように頑張らないと!と思いました。
現場で「おねえは人気があるんですよ」とお聞きして、ファンの皆さんの期待にも応えられるようにしなきゃ!とちょっとプレッシャーを感じました(笑)。
――原作の桜井のりお先生もおねえがいちばん好きなキャラクターだそうです。そしてインタビューでは、田村さんのお芝居に感動されたことをお話されていました。また赤城監督たちも田村さんの第一声から「これだ!」と思ったとのこと。その他にもSNSをはじめさまざまな反響がありましたが、田村さん自身、第1期で初めてアフレコした当時は手応えのようなものを感じられていましたか?
田村:せ、先生そうだったのですね……。もっと早く教えていただ……いてもお芝居は変わらないとは思いますが(笑)。テストの時に「可愛く」と言われ、思い切り可愛くしたら、やっぱり違ったみたいで今の形に落ち着きました。
――香菜を演じるにあたって、難しいところ・楽しいところはありますか?
田村:割と気だるげな表情だったりするので少し迷ったりもするのですが、可愛くなりすぎず気だるくなりすぎず、でもおねえの持つ可愛さが表現できるといいなと思ってアフレコしています。
――第1期をご覧になってのご感想についてもお聞かせ下さい。また、田村さんが個人的に好きなエピソードはありますか?
田村:もうキュンキュンです。というかソワソワします。私もこんな甘酸っぱい青春時代を送ってみたかったなぁ。エピソード的には夜中にずーっと電話してる回とかなんだこれ羨ましい……くっ……この……かはぁ!と、スタジオで涼しい顔をしながら身悶えていました。