『SHAMAN KING FLOWERS』ED楽曲のテーマは" 変わらない想いを受け継ぎ、繋いでいくこと"|『ディア・パンタレイ』リリース記念 上坂すみれさんインタビュー
昨年2月11日、アーティストデビュー10周年イヤーを迎えた上坂すみれさん。10周年イヤーの締めくくりとなるシングル『ディア・パンタレイ』が2月7日(水)にリリースされました。
表題曲は現在放送中のTV アニメ『SHAMAN KING FLOWERS』のエンディングテーマで、上坂さん自身もアルミ・ニウムバーチ役として出演しています。" 変わらない想いを受け継ぎ、繋いでいくこと" をテーマに制作した、『SHAMAN KING』シリーズへの愛を感じるシンフォニックで壮大なナンバーです。
カップリングには上坂さんが作詞を手掛けたユーロビート調の「KOUTOU TIGER」、デビュー・シングル以来となる畑亜貴さん、伊藤賢治さんのタッグによる「愛々々宣言」がパッケージされています。アニバーサリーイヤーを振り返りながら本作に込めた思いをうかがいました。
思い出すのはTALES OF SUMIPEの景色
――10周年イヤーを締めくくるシングルがリリースされます。10周年イヤーを振り返ってみるとどのような思いがありますか?
上坂すみれさん(以下、上坂):単独ライブもできましたし、アニサマ(「Animelo Summer Live (アニサマ)2023 -AXEL-」)などのフェスにもすごくひさしぶりに参加ができて。10周年イヤーという節目で声出しライブが解禁されたことがとても幸いというか……自分のありがとうの気持ち以上に、皆さんの声が返ってくるのがうれしかったです。
さらに、この1年は声優としてもさまざまな作品にも出演させていただきました。この1年は積極的に、なるべくいろいろなところにいこうという気持ちがあったので、それができるかぎり実現できたのかなと思っています。
――上坂さんとしても充実した1年だったということですね。
上坂:そうですね。イベントやフェスに出させていただいた数もそうですし、それぞれのイベント・フェスごとのアプローチができたのかなと思っています。
――声が出せるとなるとセットリストも組みがいがありますよね。
上坂:私の曲は掛け声があったほうが楽しい曲がめちゃくちゃ多いので、そういう意味でも、待望の声出しライブ解禁でした。私のライブは皆さんがいてこそ作り上げられるものなんだな、って改めて実感しました。
――振り返ったときに思い出す景色というとどうでしょうか?
上坂:やはり単独での、立川でのライブですね(2023年3月18、19日東京・立川ステージガーデン「SUMIRE UESAKA LIVE 2023 TALES OF SUMIPE 運命の書/同人の書」)。声出し解禁されて間もないタイミングだったので、マスクをつけながらの声出しは皆さん大変だったとは思うんですけども、昔懐かしい曲も新しい曲も、コールありで披露するのが初めてという曲が結構あって。例えば「ウエサカダイナミック」とか。コロナ禍にリリースした曲は「ここで完成した」という感じがあって、とても印象深かったです。
▼上坂すみれ「ウエサカダイナミック」リリックビデオ