たくさんの勇気に支えられた『メイクアガール』がついに本格始動！　初顔出しの安田現象監督の今の気持ちは？　種﨑敦美さん＆堀江瞬さんとともに新情報をお披露目した生配信をレポート＆インタビュー

自主制作アニメの数々がSNSを中心に大ヒットし、総フォロワーは580万を超えるアニメ作家・安田現象さん。自身が監督を務める、初の長編アニメーション『メイクアガール』の劇場プロジェクトが動き出しています！

2024年2月7日には"劇場プロジェクト発表会"生配信が実施！　安田監督に加えて、0号役の種﨑敦美さん、水溜明役の堀江瞬さんが登壇し、気になる新情報の数々を発信しました。

今回、配信のレポートと配信後の3人のコメントをお届けします！

クラウドファンディングの大成功が自信に繋がる

本作『メイクアガール』の原作・脚本・監督を務める安田監督は、TikTok・YouTube・Xを中心に3Dショートアニメ作品を投稿し、日本国内外問わず高い評価を得てきたアニメーション作家です。作品とともにその人物像に注目が集まっている中、安田監督は今回の"劇場プロジェクト発表会"生配信で初の顔出し！　カメラを前に、今回の配信がぴったりなタイミングだったと語りつつも、まだまだ緊張気味だと笑顔を見せました。

そんな安田監督は、自身の経歴とともに『メイクアガール』の誕生秘話を紹介。もともとライトノベル作家とCGアニメクリエイターとして活動していた安田監督は、その両方の経験を活かして『メイクラブ』というショートアニメを制作。そして「安田現象スタジオ by Xenotoon」を開設し、同作をもとに『メイクアガール』のプロジェクトを始動させると、制作のためのクラウドファンディングで目標を遥かに上回る230%超えを達成。これによってプロジェクトは大きく動き出しました。

安田監督はクラウドファンディングの大成功について、「自分の作ったものを『お金を払ってまで見てくださるのかな？』という不安がつきまとっていたのですが、今回この上ない形でご支援いただいたことで『お金を払ってでも自分の作品を見たいと思ってくださる方がいるんだ』と思い、大変勇気を持たせてもらいました」と感謝を伝えました。

0号役・種﨑敦美さん、水溜明役・堀江瞬さんとともに新情報を解禁！

ここで『メイクアガール』の新情報として、0号役の種﨑敦美さん、水溜明役の堀江瞬さんの出演が発表！　さらに、番組ゲストとして種﨑さん、堀江さんがトークに加わりました。キャストが揃ったところで、ボイス入りの超特報映像が公開！　キャスト陣をようやく披露できたと大興奮の中、安田監督は「ようやくスタートラインに立てたんだな、という気持ちになりました」と感慨深げな様子でした。

さらに、2種類のティザービジュアルがお披露目。種﨑さんは0号の表情の違い、堀江さんはビジュアル内に大きなヒントが隠されていることを示唆。また安田監督は、本作にはふたつの物語が用意されていることを明かすとともに、ビジュアルに描かれている0号とソルトの関係性がキーとなることを紹介しました。

本作の舞台は、人々の生活をサポートするロボットが一般に普及している“現在より少しだけ先”の未来。天才的な頭脳を持つ科学少年・水溜明と、彼に“カノジョ”として作られた人造人間・0号による「超新感覚サイバーラブサスペンス」が描かれます。

物語の主軸を担う0号について種﨑さんは、「キャラクターを見たとき、『私が演じてよろしいんですか？』と思いました」と笑いを誘いますが、細かな人物像についてはまだまだ話せないことだらけだそう。早く話したいと言わんばかりの表情を見せていました。

水溜明について堀江さんは、収録時に安田監督から「クズです」と紹介されていたことを告白！　大胆な表現ですが、安田監督はこれを素直に認めると、堀江さんに端的にキャラクター像を伝えるにあたって「クズ」という表現が一番わかりやすかったんだと解説しました。